駐車場所6:52−7:03登山口−7:14尾根取付き−7:43反射板ピーク(おおうね頂上702m)7:52−8:10展望台(かみがしら山頂789m)−8:34山頂8:39−8:51展望台−9:03反射板−9:23尾根終点−9:30登山口−9:40駐車場所
今日は雨乞山(あまごいせん 標高889m)を訪ねる このシーズンに訪ねるのは初めてだ登山支度をする ウインドウブレーカは着たまま出発する 日の出時刻の10分少々前だが大分明るくなってきている ガスが結構深い 国道を横断し雨乞山登山道入口と書いた標識のある林道を登って行く 林道脇の花や実は光が薄くとても判別出来ない 帰路にでもと思っていたら眼の前にベニバナボロギクが顔を見せる 暗い中でもわかった すぐ傍にタニウツギ*(*は実を意味する)があった 林道には落ち葉が積もっている 10分程歩くと雨乞山と書いた標識のところに出る 標識のすぐそばに 小さく登山道と書いた標識がある
登山道に入って行く 薄暗い樹林の中のルートを登る ここを訪ねるのは2015/10/12以来 登山道が整備されているか心配であったがルートは読める マツカゼソウ*が顔を見せる 実らしいが薄暗くてはっきりしない カメラに収め後で確認した このような実をつけるのかと知る ルート脇には2004年風倒木後植林されたヒノキが育っている もう15年を数えるのか 随分と大きくなった雨乞山山頂はこちらです という標識に従い右にカーブする 植樹された桧のルートが続く フユイチゴ*が顔を見せてくれた(帰路わかった事だがこの山はフユイチゴが多い 林道にも登山道入口付近にも群生していた) そうしてまた雨乞山 雨乞山山頂はこちらですと書いた標識がありそこから尾根ルートとなる
尾根を行く 振り返ると樹間から雲海が見え 雲海から頭を出したピークが朝陽を受けているのが見える 時々振り返ると雲海から頭を出していた部分が広がっている変化を伺う事が出来る その内角度が変わってピークは見えなくなった 樹林の中のルートとなる 足元にツルシキミが蕾をつけていた 頂上まで1kmと書いた小さな木の札が取り付けられていた 樹林を抜けると枯草の茂ったルートとなる 霜柱が出来ておりカサカサと踏みながら登って行く そのうち右手枯草越しに雲海と櫃ケ山を伺う事が出来た 反射板ピークで見える景観が楽しみだ
結構傾斜がきつい もう一息頑張り 反射板のあるピークに出る そこからは雲海が広がり 櫃ケ山などの山々が雲海から頭を出している 空は薄い雲があるが青空の部分が多い なかなかの景観だ 雲海を背景に記念写真を撮る枯れすすきが茂っておりルートが判別しにくいが、反射板を左手に見てルートを行き ヒノキの樹林の中に降りてゆく 樹林に入れば枯草はなくルートははっきりしている 尾根沿いにルートを登って行く 花や実はなかなか見つからない 展望台ピークに近づくと傾斜はきつくなり 草を掴んだりしながら登る おや! 左手の方角に冠雪した大山が見える 展望台からの眺望を楽しみに登って行く
そして展望台に出る 展望台から霰ケ山 大空山を伺う事が出来る また、先に見た櫃ケ山を中心にした雲海も見える 反射板ピークが眼下に見えぐっと広がりを感じる事が出来る ところで大山は・・・残念ながら、展望台の一部にある樹木に遮られ伺う事が出来ない ルートの途中で眺望が得られるところがあろう
ルートを90度左に折れるようにして山頂へ向かう すぐ左手の木に赤い実が沢山ついている 何の実だろうと近づくと サルトリイバラだった しっかり木に巻付いている 相当大きなサルトリイバラだ 実の数もすごい 隠れる葉もなくこんなに目立つのに鳥に食べられなかったのが不思議だ 調べると、サルトリイバラの実は赤く熟したら食べられるそうである
大山の眺望が得られないか左手方向に留意しながら枯れススキの中を行く なんとかズームで狙える場所を見つける 烏ケ山山肌も白く見える 標高1300m辺りから雪が積もっているようだ 手前には雲海も伺える大山の景観を楽しみ、ルートに戻り山頂を目指す ルートは左にカーブして少し下って登り返す 樹林の中のルートで山頂まで登りが続く ここでもツルシキミの蕾に出合う 落葉したカシワの樹林帯を抜けると山頂は近い 傾斜が緩くなり ヒノキの樹林帯に沿ってルートを行くと山頂に出る
山頂には三角点があり その脇に雨乞山頂上と書いた木の標識が立てかけられている 2004年ルート開設時に設置された標識だ 土台が崩れ標識だけなんとか形を留めていた 山頂からは木々が育ち展望が得られない 麦茶で喉を潤し下山する
下山は登ってきたルートを戻る 雲海の景観を楽しみながら降りる 展望台を下る斜面からも大山をズームで撮る 尾根ルートを過ぎるとガスの中に入る このガスの層を抜けて楽しんでいたのだった 帰路にソヨゴ* マムシグサ* ワルナスビ* ヤブコウジ*を見つける 車載温度は4℃だった
今日も暗い中倉敷を出発する 車載温度2℃ 吉備路429 県道271そして再度429に乗り足守 吉備中央町 加茂川と抜ける 道の駅の信号の先で小停止し車載温度0℃を確認 この辺りからガスが濃くなる 小森温泉 旭川ダムと走る 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って走る 落合入口3℃ 313に合流し 落合&久世市街地を抜ける 旭川に沿って走り 勝山市街地を抜け313を北上する 勝山の温度は見落とした 真賀温泉辺りから幾らか明るくなる ガスがかかっているのか櫃ケ山等の山並みは見えない 湯原の温度表示は0℃ 湯原温泉に向かう三叉路を過ぎてすぐの国道脇の空地に止めさせて戴く 車載温度0℃