駐車場所6:53−6:59鉄塔#39−7:13鉄塔#38−7:21鉄塔#37−7:32お花畑−7:39鉄塔#36−7:42標識−7:49怒塚山山頂−8:05鉄塔#127−8:11分岐三角点−分岐−8:27金比羅宮跡−8:28分岐−8:35道路−8:45金甲山山頂8:47−8:59みつがしわ新道分岐−9:26誠徳院−9:28奥池−9:53ザイフリボク10:02−10:03鉄塔#129分岐−10:10中池−10:13中池登山口−10:40駐車場所
今日は怒塚山(いかつかやま332m)経由金甲山(きんこうざん403m)を訪ねる登山支度をして出発する 登山口から登って行く ホトケノザ ヒメオドリコソウ ノボロギクが出迎えてくれる 竹林を抜けて民家の裏手に出たところではカラスノエンドウ サクラが出迎えてくれた ルートを行くとミツバツチグリ ウマノアシガタ セントウソウ ヒメウズが顔を見せてくれる 流石4月だ
鉄塔#39に出る ウラシマソウが特徴のある花を咲かせているのを見て、竹林や樹林のルートに入る 落ち葉が積もったルートを行く ウグイスを初め小鳥の声が賑々しい 陽射しが得られるところがありセントウソウ タネツケバナ ミツバツチグリ ニリンソウが顔を見せる いつも出会う場所とは違った場所にもニリンソウが顔を見せてくれ嬉しい そしてまた樹林の中を行く
鉄塔#38を過ぎたところでコバノミツバツツジが顔を見せる 帰路は城山を経由する予定、コバノミツバツツジを楽しめそうだ 鉄塔#37を潜る 潜ってすぐのところでヒトリシズカが咲いていた いつもと違う場所だが期待していた花なので出合えて嬉しい 次はウグイスカグラだ、咲いているだろうか ルートを登り左にカーブする位置の右手だ 小さい花なので近づいてからでないと判別しにくい 咲いていました 蕾もまだ幾つも見られた 喜んでカメラに撮りルートを行く いつもの場所にもヒトリシズカが沢山顔を見せてくれた 皆と出会え何より 増えたようにも感じられる そして、私がお花畑と呼んでいる場所に出る
急告!と登山マナーを守るよう記載した標識は地面に倒れたまま 笹が増えており、残念ながらいつも顔を見せてくれる場所にはヒトリシズカを見つけられなかった それでもゼンマイ セントウソウ タネツケバナ ヒメウズなどを見ながらアングルの階段を登って行く この周辺の斜面にはヒヨドリジョウゴが群生していた所、何かそれらしいものが見られないか探したがわからなかった おや! ヒトリシズカだ こんなところに顔を見せてくれる 笹に追い出され避難してきたのだろうか 足元に留意しながら登って行き鉄塔#36に出る
鉄塔#36を過ぎ左に折れたすぐのところにもウグイスカグラの木がありここでも花を咲かせ出迎えてくれた 花を楽しみ、樹林の中のルートを行く ヤブランやジャノヒゲの葉が幾つも見られるがいずれも実は見つけられず怒塚山山頂に出る
山頂に出ると山影になっていた朝陽が射しこみ一度に明るくなる 怒塚山332mと書いた標識がある ここから大山が見える時もあるが、今日もガスがかかり市街地ですらはっきりしない
すぐに金甲山へ向かう 樹林の中のルート、ルートに入った途端 新緑のトンネル 明るい陽も射し込む 急な変化に エ!何だと驚く 写真に撮ってみたが、この驚きは表現出来ていない 紅葉も味わいがあるが、新緑の活き活きした活力が好きだ ルートを行く 何度か下って 登り返すと鉄塔#127に出る鉄塔#127は縦走路で展望が得られる場所 鉄塔の先に金甲山山頂が伺える 振り返ると怒塚山の山頂が伺える 花や実はまだだった
ルートはまた樹林の中となり眺望は得られなくなる いつもの場所にキヅタ*(*は実を意味する)が顔を見せる 中池ルートと合流 合流地点に三角点がありそのすぐ傍にミツバアケビが花を咲かせている ミツバアケビは雌雄異花で雄花と雌花がある由 特徴ある花を見て、ルートを行く 大きな樹の中のルートとなり 緩やかな登りを登って行く ルートは左にカーブすると間もなく金毘羅宮の石の鳥居が見えてくる
鳥居を右に見てルートを行くと分岐に出る 分岐を右に金甲山へ向かう 帰路はここまで戻り 誠徳院へ向かうみつがしわ新道を予定している この辺りはウラシマソウの群生地だが葉も出ておらず、その様子は伺えない
分岐を登って行く 樹林を抜けた辺りでセントウソウ オドリコソウ ヒメウズの出迎えを受けて自動車道に出る セイヨウカラシナが黄色い花を咲かせ シロバナタンポポ ノゲシ オオイヌノフグリが顔を見せてくれる 右手に怒塚山が見えてくる アケビが特徴ある花を咲かせていた 少し行くと広い駐車場に出る 駐車場には金甲山*1)と書いた案内がある
駐車場を後にルートを行く セイヨウタンポポ オヤブジラミ オランダミミナグサなどを見つけながらルートを行く ルートは右へカーブし先方に金甲山と書いた標識が見えて来る ノゲシ ウラシマソウが顔を見せる 金甲山と書いた標識の足元にはカラクサケマンが咲いていた
旧観光レストランの屋上にある山頂へ階段を登って行く 屋上に登る階段脇に金甲山の神籬*2)と書いた説明がある ホトケノザ ツルニチニチソウを見て、屋上にある山頂・三角点に出る
屋上からは瀬戸内海の景観を楽しむ事が出来る 今日は遠望がきかず、瀬戸大橋すら判別出来ない ヤマザクラが咲いているのを見て、すぐに下山する 下山は金毘羅宮の分岐まで戻り みつがしわ新道へ降りて行く
樹林の中のルート 谷を左にして巻いて行く ヤブツバキが一輪咲いていた 2018年7月の豪雨によると思われる土砂崩れの現場は相変わらず 倒木を潜ったり跨いだりして抜けて行く そして、いつものルートを行く
ルートはすぐに樹林を抜け 左にカーブしまっすぐに降りて行く セントウソウ オドリコソウ フキノトウが顔を見せる ウラシマソウが群生するスポットでは幾つか葉が出ていた ルートを降りて行く ナガバモミジイチゴが咲いていた 下向きに花を咲かせるので写真に撮り難い 渓流を跨いで抜けルートを行くと誠徳院に出る
誠徳院からは幅広のルート 右手に奥池を楽しめる ルートに土が入れられていた 奥池の堰堤に城山へのルートを示す小さい標識がある 標識を確認し、奥池の堰堤を行く セイヨウタンポポが幾つも咲いていた 奥池は随分水位を下げていた 池の流出口には水は無く、池の底地を歩いて対岸へ行く
ルートを行くとコバノミツバツツジが顔を見せてくれる コバノミツバツツジを見ながらルートを行くと尾根に出る 前方の山肌を伺う事が出来る そこにサルトリイバラが花を咲かせていた 尾根を左へ登って行くとコバノミツバツツジが次から次と出迎えてくれる 今度はザイフリボクのお出迎え 今日はザイフリボクのところで記念写真を撮る 周辺を見るとネジキ*が幾つも実を残したまま若葉を伸ばしていた ヤマツツジが咲いているのを見つけた
ルートを行くと 鉄塔#129とその先に城山が見える 城山には寄らず鉄塔#129分岐から下山する
鉄塔#128の案内に従い降りて行く 途中分岐があるがそこでは鉄塔#128の方向に行かず直進する すぐに中池の裏手に出る ここでもコバノミツバツツジを楽しめる 池に沿って右手方向へ進むと堰堤の端に出る 流出口を渡渉し堰堤に登り 堰堤を行くと 中池登山口に出る 正面には怒塚山が見える 堰堤の右下では水路の工事が進められていた
中池ルート登山口を左手に見て 中池を後にする 次々と顔を見せてくれる野辺の花を楽しみながら駐車場へ向かう オオイヌノフグリ セイヨウタンポポ ナズナ ホトケノザ ノゲシ カタバミ キランソウ ウシハコベ オドリコソウ カラスノエンドウ オランダミミナグサ シロバナタンポポ キュウリグサ ハマダイコン ノボロギクを見つけた 駐車場には2台増えていた 車載温度は14℃だった−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*1)金甲山
瀬戸内海国立公園の一角、標高403mの金甲山からは、瀬戸内の多島美や瀬戸大橋の遠景が望めます。
この名は、由加山(ゆがさん)の鬼退治に来た坂上田村麿が、戦勝祈願に金の甲(かぶと)を埋めたという伝説によります。*2)金甲山の神籬(ひもろぎ)
ここは、「神籬」または「神籠石」、「いわさか」などと呼ばれる祭祀遺跡です。
原始時代の人々は、山や川、岩、大木、洞窟などを神聖なものとしてあがめ、恐れ、これらを信仰の対象としてきました。児島第一の霊山といわれた、ここ金甲山の頂上にも自然石を祭壇として神を祀っていました。
この建物の屋上にある小さな祠が祀られている岩をとりまくように、直径4メートルほどの環状に小石が置かれ、さらに、この岩から東南へ20メートルほど下つたところに幅1メートル、長さ2メートルほどの拝石といわれる平坦な石がありました。その石の下手は20人程が集まれる広さの平地となっており、これは、神話に国産みの神が産み給うた「吉備の児島、又の名を建日方別という」とあるように、その建日方別をこの岩に迎えて祀り、村の人々は拝石にいろいろな供物をして祈ったという原始信仰の名残りです。
昭和63年10月、遺跡の中央にあった岩に祠を建立し、大神地祗の神様を祀っています。
この度、両備グループ100周年記念事業の一環として、古から伝わる信仰の地・金甲山山頂が皆さんで楽しんでいただける憩いの場となるよう、また、この貴重な聖域を後世の人々へと遺していけるよう整備させていただきました。、
(出典)玉野市史(続編)昭和47年 玉野市役所発行 平成22年6月30日
今日も明るくなりかけた頃倉敷を出発車載温度6℃ 倉敷川に沿って県道22を行く 桜が咲き沿道は華やかになってきた 藤戸寺を右に見て次の三叉路を左へ進む 植松駅の信号は順調、県道21を少し走り、玉野方面へ右折し県道22を行く サウスビレッジを左に見て田園地帯を走る 金甲山などの山並みを伺う事が出来る 国道30号を横断し、直進、次の交差点で右折して広域農道を行く 農道沿いの桜は葉が随分出ていた 橋を渡ってすぐの信号を左折、正面に怒塚山から金甲山につながる尾根をうかがえる 県道45を左折、ここも流れは順調 左手に児島湖を見て走る マルナカ郡店を過ぎて郡の交差点脇の駐車スペースに置かせて戴く まだどなたも駐車していない 車載温度7℃