駐車場6:48−6;54登山口1−7:04水槽−7:10標識2−7:19林道−7:25標識3−7:59五合目−8:15六合目−8:31七合目−8:35分岐−8:45八合目−8:54九合目−9:06山頂9:18−9:31標識1−9:53標識2−10:16林道標識3−10:34分岐−10:49登山口1−10:53駐車場所
今日は櫃ヶ山(ひつがせん954m)を訪ねる駐車場に入ると周辺に色々な花が咲いている 足元は露で濡れているので登山靴に履き替え花と挨拶を交わす クサノオウ ヤマブキ オドリコソウ クサイチゴ カキドオシ キュウリグサが笑顔を見せてくれた セイヨウタンポポ オオイヌノフグリはまだお休みだったようで気付かなかったが下山した時は負けじと花を広げていた 駐車場のわずかの空間に幾つもの花が出迎えてくれ 心も軽い
リュックを背負って出発する 櫃ケ山登山口と書いた大きな立看板を右に見て 自動車道を登って行く 道路脇にコンロンソウがお目見え 出会うのが久しぶりだったので名前がなかなか思い出せない 思い出す事を諦めて他の事を考えているとふっと単語が出てくる そうだと思った瞬間に名前が消える もどかしい思いをしながらなんとか頭に留める事が出来るようになった 斜面にクサノオウが咲いているのを見て登山口1に出る
ここから登山道になる 見慣れたクマ注意の標識があったが花に気がとられていたのか目に入らずクマ避けの鈴をセットしないままだった 竹林の先には花が見える オドリコソウ シャガ コンロンソウが咲いている シャガが咲く季節になったのか この山はシャガが多く楽しみだ
豪雨で荒れたところはそのまま 足元に留意して抜ける 砂防ダムの手前を右に登り畦道に出る 登山道と書いた標識のところを90度左に曲がり登って行く ここから暫くは花が次から次を顔を見せてくれる ヤマルリソウ カキドオシ ウマノアシガタ コンロンソウ ムラサキケマン シャガ ミズタビラコと続く 特にコンロンソウはすごい シャガもあちらこちらで顔を見せてくれるものの、コンロンソウに圧倒され目立たない ウマノアシガタが固まって咲いている 白い花の中に黄色の固まりは目立つ 右手に水槽を見て樹林の中へ入って行く
樹林の中は花は少ないものの陽射しが得られる場所ではシャガ コンロンソウ オドリコソウ キケマン キツネノボタンなどが顔を見せる 今度は、竹林を右に見てルートを行く 左にカーブしたところに登山道2の標識がある カノツメソウと言うのだろうかセリ科の花がぽつぽつと顔を見せてくれた ヒカゲミツバかと思っていたが葉も花期も違っていた 林道が見えてきて 林道に向けて登って行く 足元の悪いところがあるが留意しながら登って行く 斜面にはクサイチゴ カキドオシ ヒメオドリコソウ カラスノエンドウが咲いていた そして林道に出る
林道を斜め横断しノゲシが咲いているのを見てルートに入る 斜面を少し登り樹林帯入口の樹の幹にクマ出没注意 平成30年5月11日目撃情報があります・・・・ と書いた注意書きがあった 鈴をまだセットしていない事に気付き リュックを降ろしセットする 登山道入口に表示は無かったのだろうかと写真を見直してみると 登山道1の標識のところに字が見えない白いものがぶら下がっている 前回訪ねた2019/4/12の時の写真を見ると同じクマ目撃情報だった こちらは新しいものに更新したようだ 確かにこの位置は目立つ
樹林帯の中を数分登と登山道3の標識がある 標識の脇にコガクウツギが薄緑色の装飾花をつけ花芽も確認出来た この辺りはコガクウツギが楽しめるのだが少し早かった ルートは山を左にして巻いており傾斜は緩いアップダウンで歩き易い 花が咲いているところや樹林帯の中と結構変化に富む 花を楽しんでいる私には花が顔を出すところに出ると足がとまり 楽しみながらルートを行く ヤマブキ カノツメソウ カキドオシ ウツギ ヒメコウゾ ムラサキサギゴケを見つける ヒメコウゾは雄花と雌花とがある由 雄花(白い粉のようなものを着けている)しか気づかなかったが撮った写真には雌花(小さな玉にひげが出ている)も写っていた ラッキー
今度は石がごろごろしているルートとなり水が出るのか植生が変わる ムラサキケマン ラショウモンカズラ ヤマネコノメソウ*(*は実を意味する) ヤブデマリが顔を見せる 足場の悪いところを抜けると登りが始まりジグザグに登って行く ショウジョウバカマ*やコバノガマズミが咲いているのを見て 五合目の広場に出る
広場にはワラビがいたるところ頭を出していた 9月には相当茂るのだが、今は草原 ワラビ狩りも楽しめる 記載するのを忘れたが緑も美しい ルートは緑の絨毯の上を歩く感じ ニガナ ハナニガナが多い ノアザミが花芽を膨らませている 少し離れたところにヤマフジが咲いているのを見つけ、ズームで撮る 傾斜がきつくなってくる この山の一番の傾斜だ 足を滑らさないよう確保しながら登って行く コナスビの花やカノコソウの花芽を見つける 足元を固めてカメラに収める 六合目の標識が見えて来ると傾斜も一段落 ここまできて振り返ると登ってきたルートは深く落ち込み、伺う事は出来ない
六合目を抜けると緩やかな登りとなりほっとする ガマズミ イヌツゲ マユミ アキグミはいずれも花芽をつけていた アケビ クサイチゴ オトコヨウゾメ ムラサキケマン タニギキョウ ヤブデマリなどを見つけながらルートを行くと七合目の標識がある そこを過ぎオトコヨウゾメ サルトリイバラを見つけて数分程登ると 天狗の森分岐に出る
天狗の森には寄らず直登する 草芝のルート 何の花に出合えるか期待していたが、ヒメハギを見つけただけだった ツツジが見事な花を咲かせていたコバノミツバツツジだろうか? 赤が強いように感じるがどうだろう ヤマヤナギ*を見て登って行くと ルートは左にカーブし低灌木樹林帯に入る ルート脇にチゴユリが一輪花をつけていた 樹林を抜けるとまた草の中のルート ムラサキケマンが幾つも顔を見せ八合目の標識に出る
天狗の森ルートを経由すると、ここで合流する ルートを行く タニギキョウがあちらこちらで顔を見せる まだ早いのか開いていない花が多い なんとか開いている花を見つけカメラに収める タニギキョウは形がいい
樹林を抜けると笹原のルートとなりダイセンキスミレが顔を見せてくれる スミレはあちらこちらでしばしば出会う花 種類が多く覚えきれない その都度調べるのは面倒なのでこの登山記録には除外している 例外がキスミレ 但し、ダイセンキスミレとキスミレの違いがわからないのでダイセンキスミレと書いている ご容赦ください そして九合目の標識を見て 草の中のルートを登って行く
ダイセンキスミレがぽつぽつと顔を見せてくれる ミツバツチグリ エンレイソウ*などが顔を見せ 樹林の中の丸太の階段を行き また草のルートとなりサルトリイバラを見て 山頂に出る
振り返ると湯原の街並みと先日訪ねた雨乞山を伺う事が出来る また北の方角には大山から蒜山三座に繋がる山並みを伺う事が出来る 山頂広場を西の方角に移動し、下山ルートを少し行くと星山へ繋がる縦走路を伺う事が出来る 山頂広場付近を歩き花を探す ダイセンキスミレ ナガバモミジイチゴ ムラサキサギゴケ サワハコベ ヤマハコベ ヤマナシ ミヤマガマズミの花芽を見つけた アキグミの木もあるが花芽は見つけられなかった
麦茶で喉を潤し 記念写真を撮って下山する 下山は周遊ルートとなっている竜頭の滝方面へ向かう この星山へ向かう縦走路はなかなか気持ちが良い 前方に星山に繋がる山並みを俯瞰出来る 尾根に向かって右手には蒜山三座から大山に連なる山並みが見え隠れする イワナシ イワニガナ タニウツギ* ムラサキサギゴケ ミヤマガマズミの花芽を見ながら縦走路を行く 下山道1のところで縦走路と別れる降りて行く
足元は緩いところは無く 適度なテンポで降りて行く 足腰の衰えだろうかスピードは大分落ちている もっととんとんと調子よく降りていた感じがするものの致し方が無い やがて沢音が聞こえてくる フウロケマン タネツケバナ ボタンネコノメソウ* オニタビラコ キケマンを見つけ下山道2に出る
あとは渓流に沿ってなだらかな下りを行く キランソウ ヤマフジ コバノガマズミ ウワバミソウ コチャルメルソウ*などを見つけ林道に出る 下山道3の標識に従って 草が生えているルートへ降りて行く ヤマルリソウ サワハコベ ヒメレンゲ コンロンソウ ヤマネコノメソウ*などを見ながら降りて行く 竜頭の滝への分岐は相変わらず通行出来ないようだ 登山道崩壊のため通り抜けられません との表示が設置されていた 竜頭の滝を示す案内表示には布をかぶせて 表示を見えないようにしていた
緩やかな下りであり足も軽い 樹林を抜けたところでマムシグサ イチリンソウの出迎えを受ける イチリンソウは白い大きな花で結構目立つ 樹林を抜けたところではこうした花に出合えるので楽しみだ 猪の罠が設置されている脇を抜ける ウマノアシガタが沢山陽射しを受けて輝いていた 舗装道路を降りて行く ヤブツバキ ヤブデマリ カタバミが咲いていた 登山道1で登りのルートと合流 舗装道路を降りる 駐車場には倉敷ナンバーの車が1台増えていた ここまで、どなたともお会いする事なく山歩きを楽しむ事が出来た 車載温度は24℃だった
薄っすらと明るくなる頃倉敷出発 車載温度14℃ コロナ感染予防対策で連休明けから県内の移動自粛は解除された事から、ここまで足を伸ばす事に いつものように429吉備路を行き 県道271を経由して、足守の手前で再度429に乗り 足守 吉備中央町 加茂川と抜ける 加茂川道の駅で小休憩 車載温度9℃ 道の駅を出発 小森温泉 旭川ダムと走る ダムの水位は随分下がっていた 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って走る 落合入口10℃(温度表示は機能していなかった) 313に合流し 落合&久世市街地を抜ける 旭川を左に見て走り 勝山市街地を抜け313を北上する 勝山は11℃ 勝山を北上する どの辺りだったか記憶が定かでないが、国道に猿が2匹道路脇にたたずんでいた すぐ脇を走り抜けたが逃げようともしなかった 真賀温泉 足温泉の前を抜け登山口脇の駐車場に停めさせていただく 駐車している車は無かった 車載温度10℃