駐車位置6:20−6:39ロープウエイ終点(登山道入口1.2km)−7:05標識_0.6km−7:31山頂7:37−7:50標識_0.6km−8:03登山道入口−8:04写真休憩8:10−8:23駐車位置
登山
今日は花見山(標高1188m)を訪ねるゲレンデには薄い青色が一面に伺える マツムシソウが咲いているのだろう わくわくしながら登山支度をして出発する 足元にはゲンノショウコと思われる花があったがまだお休み中、下山時には開いているかも知れない 花の咲いているところへ急ぐ マツムシソウだ ゲレンデ一面に咲いている 「山に祈る」という合唱組曲があり ♪抱いてもみたい肌ざわり♪ というフレーズがある 時々口ずさむ時があるが この記録を書いていて ふとそのメロディーが浮かんだ
どの花も写真に撮っておきたいところだがこう多くては代表者にお願いする 朝の陽が射すようになってきて 顔色もいきいきしてくる 今日の記念写真はマツムシソウと一緒に撮ろう
ゲレンデはマツムシソウ一色 やっと背を伸ばしている黄色い花を見つける ニッコウキスゲだ まだ咲いていた 周辺にはもう実になったものが幾つか認める事が出来た 振り返ると先ほどは陽が射していなかったところにも射し込むようになってきた
マツムシソウを見ながらゲレンデを登って行く ゲレンデにはニッコウキスゲやオオバギボウシが咲いていたと思われるが、手入れをされておられるようで名残を伺う事は出来ないルートはゲレンデを迂回する形で左方向へ向かう 左手に斜面を俯瞰出来たり 右手に斜面を見上げたり 違った雰囲気を楽しめる ここにもマツムシソウが沢山咲いている ベニバナボロギク カワラナデシコ アキノキリンソウ キクバヤマボクチ オオバギボウシ*(*は実を意味する) ノコンギク オオキンケイギクなどを見つけながら登って行くと大きな標識が設置されているところに出る
標識には奥日野県立自然公園と書かれていたが記載したボードが外れ地面に横たわっていた 標識の左手位置に、花見山探勝歩道延長1.2kmと書いた丸太の標識がある そこから登山道(歩道)に入って行く
樹林の中に入る 薄暗いトンネルのような感じ 早速シロヨメナが出迎えてくれる フシグロセンノウが沢山咲いていた事を思い出したが もうシーズンが過ぎたのだろう 一輪だけ花の形を残していたが勢いは無い ビッチュウアザミも出迎えてくれた ルートは50cm程の幅 1.2kmの歩道は緩やかなアップダウンの繰り返し 中間点の0.6kmまでに2回 その後にもう2回の登りがあり山頂に出る その間 樹林の中が多いが 低灌木で陽射しが得られるところもある 丸太の階段を登って行くと最初の陽射しが得られるルートに入る
シラヤマギク アキノキリンソウ ミヤマガマズミ*などを見つけながらルートを行く 草が伸びルートにかかってきている 伸びている枝もある 草や枝には朝露がついており 結構濡れる 足元が見えない状態のところもあり慎重に足元を選びながら登って行く 一歩登って 右と左を見て足元を確認してまた一歩 ツリガネニンジンを見つけた アキノキリンソウは結構多い 振り返ると明石山が伺える その右手後方に雲海を認める事が出来た ズームで景観をカメラに収める 10分程要してここを抜け出し 樹林のルートとなる
樹林の中のルートは歩き易い 木漏れ日が射し込み、結構明るい アップダウンがあるが緩やかでありきついところは無い ここでも、花や実を見つける事が出来た ノダケ* キバナアキギリ オオカニコウモリ ミヤマガマズミ* サンインヒキオコシ アキチョウジ キクバヤマボクチ ガンクビソウ ヤマアジサイ* ツリバナ*など そして最後の登りである陽射しの得られるルートに入る
最初の陽射しの得られるルート同様草が伸びており朝露の攻撃を受ける それでも花や実が顔を出し励ましてくれる シラヤマギク ノダケ* タニウツギ* タンナトリカブト クリ* カシワ* サラシナショウマの花と実 コマユミ* ツルニンジン マツカゼソウ*などを見つける サラシナショウマやタンナトリカブトはそう出会える花ではないので嬉しい 残念な事は朝露でズボンはぐしょぐしょ 靴の中も襲われた
前方に山頂休憩所の屋根が見えてきて山頂に出る 山頂には休憩小屋があり その周囲を一巡出来る 一巡して花や実を探す ノアザミ ワレモコウ キンミズヒキ シラヤマギク マユミ サンインヒキオコシなどが顔を見せてくれた キティ山岳会と書いた山頂標識が小屋の足元にくくりつけられていた
山頂からは西の方角の眺望が得られる 大倉山や明石山等 周辺の景観を一望する 休憩小屋に戻り、違ったアングルからも見ていたら 大倉山とは反対の方角に見慣れた山容の頭がちらっと見えた あれ!大山では?と 小屋のベンチに立ちあがると(靴のままですみません)大山に繋がる山並みを認める事が出来た この方角から大山を伺えるとは新たな知見である
下山は 同じルートを戻る 登山道(歩道)入口からはゲレンデを真っすぐに降りる 陽射しを受けて活き活きとしているマツムシソウと記念写真を撮る ゲレンデではニッコウキスゲ* ハルタデ ブタナを ゲレンデ脇の木立にウリハダカエデ* ナナカマド*を見つけた 車の周りのゲンノショウコはお目覚めだった 車載温度は17℃を示していたが 少し移動したところで見たら15℃だった 今日はどなたともお会いしなかった
今日も暗い内に倉敷を出発 車載温度16℃ 大分朝の気温が下がってきた 酒津から高梁川に沿って走り川辺橋 総社大橋と抜ける 豪渓泰橋14℃ 180号へ左折し高梁川に沿って北上する 180号を暗い中を走るのは久し振り トラックが多い 車の流れに従って走る 周辺の景観が見えないのでどこを走っているか ときどき判断に迷う 記憶しているところに来ると安心できる 井倉12℃ 新見12℃ 新見を過ぎた辺りから周辺が明るくなってくる 新見市街地を抜け 更に北上する 小原トンネル 阿福トンネルと2つのトンネルを抜け 千屋へ向かう 途中濃霧に逢う 急にガスが出て来て、視界が悪くなる このようなガスの中で花見山に向かう山道を走るのは・・・と心配がよぎる だが 何の事は無い 数分もしないうちにガスから抜けて スッキリした景観となる こんな事もあるのかと驚く 千屋8℃の表示を確認 花見山の案内に従い左折し、県道111へ進み峠(桑平峠)を越える 峠を少し下り花見山スキー場の案内に従って右折し道なりに登って行く 道路崩落部分の工事はまだ続けられていた 用心して取り付けバイパス路を抜ける ロープウエイ下を抜け、ゲレンデまで走って行き、舗装道路が切れたゲレンデの脇に駐車させて頂く 車載温度は11℃