駐車場6:29−6:33登山口1−6:42水槽−6:47標識2−6:54林道−7:00標識3−7:30五合目−7:42六合目−7:55七合目−7:58分岐−8:08八合目−8:15九合目−8:25山頂8:35−8:49標識1−9:12標識2−9:33林道標識3−9:48分岐−10:02登山口1−10:05駐車場所
今日は櫃ヶ山(ひつがせん954m)を訪ねる駐車場にはノコンギクが咲いていた キツネノマゴもすぐ近くに咲いていたようだがその時は気づかず 下山した時に気づいた 日の出の時刻になったとは言え小さな花を認識するのは難しい 登山支度をして出発する 山際はガスがかかっており陽射しは伺えない 先日爪ケ城を訪ねた時のように 少し登るとその先は青空であるといい
櫃ケ山登山口と書いた大きな立看板を右に見て 自動車道を登って行く ここにもノコンギクが咲いていた 道路左手にチャノキが花を咲かせていた 金網のフェンスに絡んでベニバナボロギクが花を咲かせていた つる性の植物ではないのに何故このようなところに絡んでいるのか不思議だ そして登山口1に出る 登山道入口にはクマ注意の標識*1)があり 登山道標識のところにクマ出没注意*2)と書いた注意書きがあった 日付が判読出来ない状態だったので時間は経っているのだろう クマ避けの鈴はすでにセットしている
登山道に入る 薄暗いルートを行く 豪雨災害で荒れたところはそのまま石がゴロゴロしている 足元に留意して抜ける 砂防ダムの手前を右に登り畦道に出る 見晴らしがきく時は山頂を伺えるのだがガスで見えない 登山道と書いた標識のところを90度左に曲がり登って行く 花は少ないものの チャノキ ノコンギク キヅタ*(*は実を意味する) ゲンノショウコを見つけながらルートを行く 右手に水槽を見て樹林の中へ入って行く
樹林の中は花は見つけられなかった 竹林を右に見てルートを行き、左にカーブしたところに登山道2の標識がある 更にルートを行くと林道が見えてきて 林道に向けて登って行く 足元の悪いところがあるが留意しながら登って行く この斜面で花に出合える事が多いのだが今日はイヌタデだけであった 林道の山肌に陽が射してきた
林道を斜め横断する 登ってきた方向に目をやると霧とその先に山容が見えるようになってきた 霧の上に出る事が出来そうだ 林道脇にアメリカセンダングサが花をつけているのを見て 登山道と書いた標識へ向かう 標識のところに星山で見た”星山−櫃ケ山縦走路の一部区間通行止め”(令和2年9月7日−11月7日)のお知らせが設置されていた この標識はもう一つの林道からの登山口(下山道3の所)にも設置されていた
標識に従いルートを行く 薄暗い樹林の中に入る アオキが沢山生えているので実を探すが暗い事もあり見つけられず 左にカーブして少し行くと登山道3の標識がある そこからは左手を山とした斜面をトラバースするルート 右手の樹間から陽が射してくると同時に向かいの山肌が見える 朝の長波長よりの光である事もあろうが見事な秋色 カメラでも撮る事が出来た おや 今度はうって変わった霧がかかった幽玄な景観 撮った写真を見ると3分差 見る方角でこんなにも違う景観 こんな事もあるのだ ルートではミツマタの花芽 ダイコンソウ ヒカゲミツバ*を見つける
景観を楽しみルートを行く 樹林の中のルート 幾らか下り気味 足は軽く木漏れ日を楽しみながら行く 前方に倒木あり 結構大きい木だ、とても跨げるようなものではない 近づいたら根の方向を回り込んで抜けられるようだ 根本は大きく空洞となっていた 7割以上やられている 今まで良く立っていたものだ
石がごろごろして水が出るルートを行く ヒカゲミツバ* ノブキ*が顔を見せる そこを過ぎジグザグに登って行く 振り返ると樹間に山頂ピークを伺う事っが出来る ここに大きな倒木があり潜って抜けたように記憶しているが、整備され支障なく通れた アオキ* アキノキリンソウ キバナアキギリ* シロヨメナ ナワシログミを見つけ五合目に出る
五合目には朝の陽が射していた 茂っていたワラビはもうその姿は見えない 草原に茶色い表面を残しているだけ 振り返ると樹間に雲海が見える 消えてしまわない内に楽しみたい 気は急ぐが五合目から六合目はこの山で一番のきついところ 体力の方は思うようにならない 消えたら消えたで仕方がないとペースを整え登って行く 時折足場を確保して振り返り雲海を確認する 花には出合えないまま六合目の標識が見えてきた 標識の手前で景観をカメラに収める なかなか素晴らし
六合目の標識の近くにミヤマガマズミ*が赤い実を沢山つけ朝陽を受け輝いていた ルートを行こうとするとピンクの木 マユミの木が数本ありピンクの実を沢山稔らせていた ルートを行く アキグミ*や何かわからない実を見つける 岩の間のルートを抜けたところではノイバラ*が幾つか実を付けていた そして七合目の標識を抜け 樹林を抜け笹原の草原に出る ここからも雲海を楽しめた 高度を上げた事もあり雨乞山の方角も伺う事が出来るようになった
草原は天狗の森への分岐となっているが、そちらには寄らず直登する アセビの花芽 リンドウ アキノキリンソウ マツムシソウ ヒサカキ* ヤマツツジに出合う マツムシソウは一輪だけなんとか花の形を残していた ヤマツツジがこの季節に花を咲かすとはどうしたものだろう ルートは左にカーブし低灌木樹林帯に入る 樹林を抜けるとまた草の中のルートとなり八合目の標識に出る 天狗の森ルートを経由すると、ここで合流する
ウツギ*を見つけルートを登って行く 足元が緩いところがあるので滑らさないよう留意して登る 樹林に入り、抜けると笹原のルート山頂ピークも見えてくる ここに出る時の感触が好きだ 傾斜が緩くなり 進むにつれ視野が広がり山頂へ向かうルートが見えてくる そしてここからも雲海を楽しむ事が出来た
ここでも景観をカメラに収め 笹原の中のルートを登って行く 丸太の階段となり樹林に入り、樹林を抜ける 丸太の階段が無くなり草の中のルートとなる 山頂標識が見えてきて 山頂に出る 雲海はまだ見える 山頂だけあって見える範囲も広い 雨乞山方面の視野は更に広くなり 南の方角の三坂山方面も見えてきた 反対側の大山・蒜山の方角には雲海は見られず 山容を判別する事は可能だが霞がかかったようではっきりしない
雲海を背景に記念写真を撮る 山頂広場には花は見られなかった 見回すとピンクの固まりを見つけた 近づけないのでズームで撮るマユミ*だ 山頂の近くにアキグミ ヤマナシの木があるので実を探してみたが見つからなかった ヤマウルシ* ミヤマガマズミ* リョウブ* タニウツギ*を見つける
麦茶で喉を潤し下山する 下山は周遊ルートとなっている竜頭の滝方面へ向かう 星山に繋がる山並みを俯瞰出来気持ちがいい 尾根ルートを行くと右手に蒜山三座から大山に連なる山並みが見え隠れする 下山道1のところで縦走路と別れる降りて行く
足元の緩いところは無く 適度なテンポで降りて行く やがて沢音が聞こえてくる 渓流を渡り下山道2に出る 下山道2の手前にルートの崩落個所がある 前回訪ねた時はなんとかルートを抜けられたが、今日はその部分も崩落している 山に取り付いて迂回しているような感じがしたので急斜面にとりつき何とか抜ける 振り返ってルートを見ると 取り付く少し手前で渓流の方へ降りる事が出来そうだ 次回はそうしてみよう
あとは渓流に沿ってなだらかな下りを行く 途中2ケ所渓流を渡るところがある 流れに足を入れないと渡れないところがあり靴を濡らして抜けたが、足を滑らさないか緊張した 下山道3からの登山道入口に縦走路通行禁止の標識がある事はすでに記した 竜頭の滝への分岐は相変わらず 登山道崩壊のため通り抜けられません との表示が設置されていた ルートではヨシノアザミ ヒカゲミツバ アキチョウジに出合った ヒカゲミツバはここではまだ花をつけていた 駐車場には岡山ナンバーの車が2台駐車していたが どなたともお会いしなかった 車載温度は14℃だった
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*1)注意(熊のイラスト)
鈴・ラジオをつけるなど こちらの存在を知らせるようにしましょう。
クマを見つけたらその場を静かに立ち去りましょう
落ち着いて行動することが大切です*2)クマ出没注意
(日付が判読できない)
目撃情報があります。山に入る時は、ラジオ、鈴などで音を出しながら歩くようにしてください。
真庭市役所湯原振興局
今日もまだ暗い内に倉敷を出発 車載温度11℃ 吉備路429を行き 県道271を経由して、足守の手前で再度429に乗り 足守 吉備中央町 加茂川と抜ける 加茂川道の駅の信号の先で 車載温度7℃を確認 ここに来たら急にガスが出て来た 小森温泉に出た時は路面のガスは消えた 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って走る 落合入口8℃ 313に合流し 落合&久世市街地を抜ける 旭川を左に走っている辺りから川の様子が伺えるようになってきた ちなみに日の出時刻は6時22分との事でまだ日の出の時刻になっていない 勝山市街地を抜け313を北上する 勝山は6℃ 勝山から北上する 真賀温泉 足温泉の前を抜け登山口脇の駐車場に駐車 車載温度7℃ 時刻6:23 駐車している車はいない