駐車位置7:05−7:09城山池堰堤−7:15分岐A(鉄塔#38へ)−7:33鉄塔#38−7:50お茶休7:52−7:54分岐−7:58分岐−8:09鉄塔#208−8:22遊歩道−8:34展望台8:47−8:52遊歩道−9:03鉄塔#208−9:11分岐−9:20しょうね岩9:21−9:35分岐−9:41分岐A−9:48城山池堰堤−9:52駐車位置
今日は熊山(くまやま508m)を訪ねる 中尾鉄塔コースを登り権現道コースを降りる登山支度をして出発する 今日は娘を誘っての山歩き 城山児童公園を左に見て舗装道路を行く 道路脇にクサギ*(*は実を意味する) コバノガマズミ*を見つける 赤い実を沢山稔らせている 坂を登り 城山池堰堤に出る ここにもまだ駐車している車は無い
城山池を左にしてルートを行く 道なりにルートを行くと右へ入って行ける鉄塔巡視ルートがあり 分岐にある表示No38に従い鉄塔#38へ向かう しばらく平坦なルートを行く ルートは左に折れるようにして山肌を登って行く 花崗岩がゴロゴロしている ルートを選びながら登って行く 振り返ると城山池が見える この景観を正面に見ながら降りてくるのが好きで下りに選ぶ事が多い 登りにこのルートを使ったことがあるか記録(今回37回目)を見ると、なんと初めてだった 娘が先に登って行くのを追いながら登って行く 花崗岩の山肌がアクセントをつけてくれる
ルートでネズ* ヒサカキ*を見つける 振り返ると登ってきた山肌を俯瞰出来る 今度は鉄塔#38が見えてくる 鉄塔を潜るようにして抜ける 中尾岩が見えてくる 下から見上げるようにして見ながら登って行くのも一味ある 中尾岩に出ると熊山山頂が見えてくる
岩を過ぎると樹林の中のルート 昨夜降った雨が丁度良いお湿り 足元のクッションは良く 空気も美味しい 気持ちがいいねと話ながら登って行く コウヤボウキが幾つか咲いていた 石がゴロゴロして足場の悪いところがあるが留意して抜ける そして分岐に出る
分岐を左折して熊山へ向かう 樹林帯の中の緩やかな登り 数分でまた、分岐に出る ここも左にとり熊山山頂を目指す 樹林の中を黙々と登って行く やがて、右手が開け、向かいの尾根が見え、視界が得られるところに出る 振り返るように尾根の右手方向へ眼を移すと片山湾や瀬戸内海を伺う事が出来る そしてすぐに、鉄塔#208に出る
ここは権現道コースとの合流点 帰路はここから権現道コースへ向かう ルートの幅が広くなる 鉄塔のすぐ近くにサルトリイバラ* ソヨゴ*を見つける ルートを行く 緩やかに下って行く ヒサカキ*を幾つか見つける 丸太の階段の所にかかる 三十八丁石分岐だ そして丸太の階段を登り 遊歩道に出る 出たところにノイバラ*が赤橙色の実をつけているのを見つけた
遊歩道を横断し、引き続き丸太の階段を登って行く 相変わらず横たわった大木がある 頭をぶつけないよう留意し抜けて行く その大木の少し手前でマンリョウ*の実を見つけた まだ薄緑色をしている 大木を抜けたすぐのところにヒメモチの木がありあおい小さな実や赤くなった実をつけていた 熊山遺跡の裏手に出るルートを選ぶ ベニバラボロギクを見て熊山遺跡*1)に出る 熊山遺跡は奈良時代前期に築成されたとの事
遺跡を一瞥し 展望台へ どなたもおられない 展望台から吉井川の景観や瀬戸内海の景観を楽しむ 屋根があって丸太の椅子がセットされている 屋外のベンチは濡れているのでこの場所を利用して小休憩
展望台を後に下山する 下山は登ってきたルートを鉄塔#208まで戻り そこから権現道コースへ降りる しょうね岩で記念写真をとる 花崗岩の山肌を降りて行く 途中多くの方とすれ違う 丸太の橋の少し手前でコウヤボウキが咲いていた 登りの時にルートと合流し城山池に沿ってルートを行く オオバヤシャブシ* ヤマハゼ* イタドリを見つける 登りでは気付かなかった 城山池堰堤には5台駐車していた
城山児童公園ではゲートボール大会だろうか 多くの人々で賑わっていた 墓地の駐車場は車で一杯だった 車載温度19℃
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*1) 国指定史跡 熊山遺跡 管理団体 岡山県赤磐市 指定年月日 昭和31年9月27日この遺跡は、熊山山頂(508メートル)に在って、全国に類をみない石積みの遺構である。ほぼ、方形の墓壇の上に、割石をもって三段に築城している。第一段は南面が狭く、北面が広い台形、第二段は、南面が広く、北面あ狭い台形になっている。第二段の四側面の中央に龕(がん)が設けてある。第三段は、方形であるが、中央部分に大石で竪穴の蓋がしてある。
石積の中央には、竪穴の石室(約2メートル)が作られていて、その石室に陶製の筒形(五部分に分けられる)の容器(高さ1.6メートル)が収められていた。この陶製の筒の中に、三彩釉の小壺と文字が書かれた皮の巻き物が収められていた。と伝えられている。
陶製の筒形容器と三彩釉の小壺からみて、本石積遺構の築成年代は,奈良時代前期で、三段の石積の仏塔と考えられる。
また、熊山山塊には、現在大小32基の石積の跡が確認されている。国指定の石積遺構に類似しているが、築成の目的、年代、築成者などは異なるものと思われる。
天気予報情報から土曜の計画を日曜に変更 夜間降雨があったが止み天候は持ちそう 朝食を終えて倉敷を出発 車載温度は16℃ 晴れの予報に期待していたが結構雲がある 2号線を岡山へ向かう 流れはスムーズ 岡山バイパスに入る そして バイパスを抜け、吉井川を渡り、おさふねサービスエリアを過ぎ 香登西の次の香登駅前の信号を左折 新幹線を潜り道路を直進 T字路で左折 すぐ次のT字路を右折 次の三叉路で左へルートをとり 道なりに登って行くとNTN社宅裏手の墓地に出る 墓地の駐車場に駐車させて戴く 車はまだ一台もない 車載温度は16℃