八丈岩山  

八丈岩山



標高 281m 難易度 ☆    登り67分 下り33分 三頂山往復4分 立石往復27分  岡山県
倉敷からの距離   35Km        登頂日 2022/01/29   ガイドブック  F 写真 動画
駐車場7:39−7:53小名郷池−7:59分岐−8:01東屋−8:17分岐−8:21道路−8:31八丈岩山駐車場−8:39分岐=8:41三頂山8:44=8:46分岐−8:53八丈岩山−9:05案内板=9:18立石9:29=9:43案内板−9:46分岐−9:54分岐−10:00三頂山園地−10:04駐車場

登山
 今日は八丈岩山(はちじょういわやま281m)を訪ねる

 登山支度をして出発する いつものとおり小名郷池を目指す 道路脇にサザンカが幾つか咲いている 小鳥の声が聞こえてくる 自動車道を少し登り、遊歩道へ入る
 
 遊歩道は土の道 クッションを楽しめる ルート脇にヒメヤシャブシ*(*は実を意味する) オオバヤシャブシ* ネズ*を見つける シャリンバイの木は残念ながら実をつけていなかった 分岐を右にとり中央園地へ降りて行く 園地手前のルートは落ち葉で埋もれ地面は見えなかった
 
 園地では道路沿いのナナミノキを訪ねる 赤い実は無く 花芽もまだだった 2012/1/27に訪ねた時には赤い実をつけていたのに残念だ ラクウショウの気根が顔を出す小名郷池に行く ラクウショウの実が枝先に残っていた 池にかかっている木道を行き 三頂山へのルートへ向かう 園地の斜面を登りルートに出る そして丸太の階段を登って行く
 
 階段を数分登ったところに東屋がある 東屋は老朽化しており、立入り禁止と書いた黄色のテープは切れ役立っていない その内ここも撤去されるのだろう そこから更に登りが続く 結構息があがる 登りが緩くなると左手前方に三頂山ならびに八丈岩山が見えてくる 更に眼を左に移すと瀬戸内海を伺う事が出来る ソヨゴ* サルトリイバラ*の赤い実を見つける ルートを少し下り分岐に出る
 
 分岐を左に折れルートを行く 右手には三頂山の山肌を伺う事が出来る 丸太の階段を登って自動車道に出る
 
 今日も自動車道を行く ヤマハゼ* ソヨゴ* クサギ* サルトリイバラ* ヌルデ* オオバヤシャブシ* ヤマウルシ*を見つける そして、八丈岩山駐車場に出る 案内板*1)のそばにアセビが花芽をつけていた そして、植林帯のルートに入る
 
 ここにはクロガネモチが植林されており赤い実をつけていた 左手に三頂山が見える また、右手に瀬戸内海が見えるポイントがあり景観を楽しめる ルートを行くと分岐に出る 分岐に市民憩いの森を利用される皆さんへ*2)と書いた案内板があり その脇に眺望抜群と書いた三頂山への案内が設置されていた 左手に休憩舎があったが撤去され、石のベンチの部分が残されていた 分岐を左へとり三頂山に出る
 
 三頂山は岩がごろごろしており岩と瀬戸内海や岡山港・児島湾の景観を楽しむ事が出来る 岩の上にも立つ事が出来瀬戸内海の景観を楽しむ事が出来る 山頂を一巡して景観を楽しむ 生憎曇り空で色が今一だ そして分岐に戻り八丈岩山を目指す

 ルート左手から三頂山を伺えるスポットがある ズームで撮る 岩があちらこちらにゴロゴロしている様子を伺う事が出来る 右手には瀬戸内海の景観を伺えるスポットがある そして八丈岩山山頂に出る
 
 山頂に案内板*3)がある 八丈岩山山頂には三角点があるが眺望は得られない 山頂から数歩歩いたところに八丈岩があり、瀬戸内海の景観を楽しめる そこにも説明板*4)がある 八丈岩での景観を楽しみ、ルートを行こうとしたら そこに立石・展望所400mと書いた案内表示が新しく設置されていた 今日は立石に寄る予定
 
 八丈岩を後に立石の方向へ降りて行く 岩がごろごろしている尾根ルートを抜ける ルート脇にヒメヤシャブシ* サルトリイバラ* ヤマウルシ* ヒサカキ* ヤマハゼ* ソヨゴ*など見つける ルートの先に瀬戸内海が見えて来る 好きなルートだ ルート途中に国立公園を利用される皆さんへ*5)と書いた案内板がある ここから立石へ降りて行く事が出来る
 
 今日は立石に寄ってみよう 記録を見ると2013年以来 随分とご無沙汰していた 当時から見るとルートの案内が充実してきている 訪ねる人が増えているのだろう 
 
 案内板のところから降りてゆく ルートのとりかかりにあった低木は撤去されルートがわかりやすくなっている だが、低木を撤去した為、腐葉土は無く、滑り易い 足元に注意が必要だ 途中岩を降りるところがある 捕まるところが無かったのでお尻をついて降りた 以前はどうだったのだろう そうして降りた記憶は残っていない 私の運動能力が落ちたからなのだろうか? 降りながら立石をカメラに収める ズームにして撮ると距離感がわかりにくい そのままだと小さく判別がつきにくい どんどん近づいている事を表現するのはなかなか難しい 尾根を降り 立石に出るすこし手前が難航するところ なんとかよじ登る 以前と比べ足のあがりが悪くなってきているのでそれだけ苦労する そして立石に出る
 
 岩を左にして右に回ると正面に出、瀬戸内海の景観を楽しむ事が出来る 立石を仰ぎ見る 角度によって違って見えるのも面白い 瀬戸内海の景観が今一 今日は裏の立石の壁を背景に記念写真を撮る カメラをセットしていたらサングラスが置き忘れているのを見つける 何時からなのだろう 岩を人の顔にみたててわざわざ置いてあるのではないだろう
 
 記念写真を撮り 案内板のある分岐に戻る 途中足がズルと滑ったので慌てて近くの枝を掴もうとしたらトゲのある木 登りでもありころぶ事なく抜けて行けた
 
 ルートに戻り降りて行く すぐ先に分岐があり右へ行く ルート右手に立石が見えてくる ルートが左にカーブする位置に岩があり、ここが立石を楽しめるスポット 立石展望所というのはここの事だろうか? 瀬戸内海を背景にした立石と先ほどの案内板があった尾根ルートを伺う事が出来る 立石をズームした写真も好きだ
 
 立石を見てルートを降りて行く 前方に溜池が見えてくる 分岐を左折、三頂山園地へ向かう 幾つか分岐があるが園地が見えるところで園地に降りて行った 国民宿舎(今は撤去されている)の左手に出るルートだ そのまま進むと撤去跡地ならびに駐車場に出る そこにイノシシ出没注意の標識があり驚く 第一駐車場にはどなたも駐車していなかった 車載温度は9℃だった
 
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*1)八丈岩山園地案内図
 ここは、瀬戸内海国立公園光南台地区の東端に位置し、八丈岩山を中心に自然探勝路、休憩舎、国民宿舎が整備され内海の展望を楽しみながら、自然とのふれあいができます。また、西方にある貝殻山、天目山、金甲山にも園地、休憩舎等があり、四季を通して利用ができます。 環境庁・岡山県・岡山市
 
*2)市民憩いの森を利用される皆さんへ
 市民憩いの森は、私たちの生活に欠かせない大切な緑と自然の環境を整備、保全して、心豊かに自然と親しんでいだだくレクリエーシヨンの場として、また水を治め、災害を防ぐ治山効果を高めるための森林てす。
 この区域は、保健保安林、国立公園、名勝地に指定されていますから、次のことを守つ て、大切に利用してぐださい。
・土砂、樹木、植物などを採らないてぐださい。
・タバコの投げ捨てやたき火などは山火事のもとですから絶対にやめてください。
・ゴミは捨てずに、持ち帰ってください。
・トイレやベンチなど皆さんで使う施設を大切にしてください。
環境庁・岡山県・岡山市

*3)瀬戸内海国立公園
 昭和6年に国立公園法が制定され、昭和9年に雲仙天草、霧島屋久とともにこの瀬戸内海一帯の景勝地が「瀬戸内海国立公園」として指定されました。
 静かな海面、点在する多くの島々、白砂の浜、松林など自然と人文景観が一体となって瀬戸内海独特の親しみ深い、そして美しい多島海景観を作り出しています。
 この大自然の文化財をいつまでも残し、引き継いでゆくために皆さんの御協力をお願いします。 環境庁・岡山県・岡山市

*4)八丈岩山
 八丈岩山は、児島半島の東端に位置する標高280mの山で、この山の名前は、八畳敷ほどもある大きな岩に由来しています。
 ご覧のように、奇岩怪石が連なり重なり合って、今にもくずれ落ちそうな感じを与え、おだやかな瀬戸内海とたいへん対称的で、独特な景観を作り出しています。
 この周辺では、アカマツ、クロマツ、ウバメガシ、コバノミツバツツジなどの樹木や、ウグイス、ツグミ、メジロ、モズ、ヒヨドリ、ホトトギスなどの鳥も観察できる自然の宝庫となっています。 環境庁・岡山県・岡山市 

*5)国立公園を利用される皆さんへ
 ここは、瀬戸内国立公園地域内です。次のことは必ず守ってください。
・自然を大切にしてください。
・ゴミは捨てずに、持ち帰ってください。
・タバコの投げ捨てやたき火などは山火事のもとですから絶対にやめてください。
・トイレやベンチなど皆さんで使う施設を大切にしてください。
・土砂、樹木、植物などを採らないようにしてください。
・他の人に迷惑になるようなことはやめてください。
環境庁・岡山県・岡山市



アプローチ
 薄っすらと明るくなりはじめた頃、倉敷を出発する 車載温度は3℃ 倉敷川沿いの県道22を経由して国道2号に乗る 休日でもあり流れは順調 渋滞する事なく岡山市街地を抜ける 旭川大橋の側道を降り県道45へ右折する ここは結構車が多く信号1回待ちだった 児島大橋を渡りトンネルを抜け最初の信号を右折し県道74へ 小串の町を過ぎ 貝殻山の道路案内に従い県道463へ右折 第一駐車場に駐車 車載温度4℃