声ヶ乢530m7:40−8:24第一展望所8:26−8:37水場−8:41第二展望所分岐850m8:50−9:17標高1000m−9:27展望所9:31−9:43第三展望所(爪ヶ城跡)1076m9:45−9:57山頂1114m10:04−10:12第三展望所−10:21展望所−10:28標高1000m−10:43第二展望分岐−10:53第一展望所−11:19声ヶ乢
今日は爪ヶ城(つめがじょう1,114m)を訪ねる登山支度をして出発する 熊避けの鈴はしっかりセットした 駐車スペースには広戸仙(爪ケ城)登山道ふるさとコース案内図*1)が設置されている 道路を横断しところが登山道の入口 そこに那岐山・滝山・広戸仙 登山道案内図*3)が設置されている その右手に紫色の花 近づいて見るとタツナミソウ 思いがけない出迎えに感激 幸先良い 山頂まで3.1kmとの標識もある また、丸太の登山道に入ったところに熊に関しての注意*4)*5)が掲載されている
鈴の音を鳴らしながら丸太の階段を登って行く タニウツギ ヤマツツジが顔を見せてくれる ジグザグに登って行く マムシグサ サルトリイバラ*(*は実を意味する) サラサドウダン ナツハゼの花芽 スイカズラの花芽などを見つける サラサドウダンは少し高いところに咲いておりズームで撮ったもの 帰宅し撮った写真を見てサラサドウダンと分かった そして樹林の中のルートに入る
樹林に入ったところにDISTANCEと黒文字で書いた幅広の白いテープ その後もある間隔で設置されている 何か競技が計画されているようだ ネットで調べてみたところ那岐ピークス タフトレイル・チャレンジ2022らしい 57Kmコースと 32Kmコースが紹介されていた 募集人数はそれぞれ300名と500名 当日の尾根道はさぞかし壮観なものだろう ここを走ってゆける人はさぞかし爽快だろう
樹林の中をジグザグに登って行く ヤブデマリがあちらこちらに咲いている 谷筋を俯瞰出来る場所を見ると幾つも白い花をつけた木々を見る事が出来た タニウツギ ミヤマガマズミの花芽 マムシグサ コガクウツギ ヤマボウシ サワフタギの花芽 カマツカ ヤマナシなどを見つけながら登って行く アズキナシの木があるところを覚えており 近づいて花を探してみたがどうやら終わったようで花弁が散った状態(花柄と言うのだろうか?)を見つけた
第一展望所に着く ここまで1.4kmとの事 今日は結構きつく感じる 麦茶休憩をとり喉を潤す 展望所の前面の木々が整備され市街地方面の展望が得られるようになった イベント開催に合わせて整備されたのかも知れない 一息入れ、広戸仙(爪ケ城)ふるさと登山コース(勝北町)*6)と書いた案内板を見て出発する
今度はヒノキの樹林帯の中のルート 要所要所に丸太の階段が設置されている 第一展望所から10分程登ったところに分岐があり 水場と書いた案内板がある そこから数分登ると第二展望所への分岐に出る
分岐を左に折れて第二展望所に寄る 山形仙を正面に見る事が出来る 第二展望所は標高850m 山形仙は791mであり山頂は下に見える 手前の樹木が伸び、山形仙を確認しにくい タイトルの無い案内板*7)も設置されているが目立たない ツクバネウツギが咲いていた ここでも麦茶休憩 ついでに記念写真も撮っておく
分岐に戻る 分岐のところに標高850mとの記載がある これから標高1000mまで登りが続く シーズンにはウツギが賑わうスポット ウツギは花芽をつけていた フタリシズカだ随分と多い あちらこちらで固まって花をつけている このルート唯一鎖のある所に出る 鎖を回り込むルートも出来ていた 何百名と抜けて行くとこうした道も出来てくるのかも知れない カマツカが見事な花を咲かせていた アズキナシもここでは花を残していたが寂しげだった ヤマフジがなんとか花の形を残していたが色褪せピークは過ぎた ルートは右にカーブして、傾斜が緩くなる アキグミが花咲かせているのをを見つける そして標高1000m地点に出る もう少しかかるかと思っていたが石のベンチも現れ間違いない ナナカマドが花を咲かせていた
この尾根ルートから右手前方に爪ケ城・滝山・那岐山のピークが見える 青空が広がり雲は見られないが那岐山付近は春霞状態 山肌を見るとタニウツギが花を咲かせていた ルートを行く 岩があるところを抜けて行く ナツハゼが顔を見せてくれるスポットだが花芽も見つからなかった 今度はベニドウダンが顔を見せてくれるスポット だがここも淋しい どうしたのだろう
広戸仙0.6kmと記した標識のところに出る 以前には展望所を示す標識があったが今は無い ここを左に入ると展望が得られるところに出る ここは見逃さないよう勧める 尤も知らないと気づかずに過ぎてしまうが・・・ そこを入ったところに見事なベニドウダン 赤い房のような花を沢山咲かせていた ここからは県北の景観を一望する事が出来る 泉山や森林公園 その先の蒜山三座と思われる山並みを判別出来たが 大山はわからなかった 眼を右にとれば爪ケ城の山頂とそれに続く尾根を伺う事が出来る
ルートに戻り山頂を目指す 少し下ってから登り返す 降りたところにもベニドウダンが顔を見せてくれた 比較的大きな樹なので見上げて確認が必要だ 樹林の中の雰囲気のあるルートを行く エゾハルゼミの鳴き声のようだ 特徴のある鳴き出し まだ数は少ない 足元にはギンリョウソウ タニギキョウ ニシキゴロモが顔を見せてくれた こうした花に出会えると嬉しい カメラに収めながら登ってゆく 飛び出したところは第三展望所 展望台に立ち滝山 那岐山の山容を伺う 滝山・那岐山を見るには山頂よりこちらの方が良い 市街地も一望出来 更に右に眼を転じると山形仙を伺う事が出来る展望所での景観をカメラに収めルートを行く すぐ近くに三角点があり その傍に爪ケ城跡*8)と書いた説明板がある 近くにハナニガナ ミツバツチグリが咲いていた 山頂に向け、平坦な樹林の中のルートを行く 最後の登りを過ぎると右手前方に滝山のピークを伺う事が出来る 那岐山はほとんど重なりほんの少し顔を見せてくれる そして山頂標識のある所に出る リュックを降ろし標識の前のルートを行く 岩の上に立ち、足元をしっかりさせ滝山 那岐山のピークを伺う 先ほど尾根から見たのとそう変わらないが 山頂から見たのだという思い出が残る アズキナシ ナナカマドがそれぞれ花芽を膨らませていた 山頂周辺にサラサドウダンやベニドウダンが顔を見せてくれるのだが、今日はお会い出来なかった
山頂標識の脇に広戸仙(爪ケ城)ふるさと登山コース(勝北町)*6)とタイトルの無い*7)案内板が設置されていたが ボードは枠から外れ 枠にもたせかけて置かれていた 麦茶で喉を潤し、下山する 下山は登ってきたルートを戻る 今日は登山者が多い 登っている時も何名か追い抜かれた 山頂に出てもお会いしなかったから滝山方面へ縦走されたのだろう 下山時も次から次とお会いした ご夫婦連れが目立った ドウダンツツジはどうでしたかと問われ 展望所へ向かうと良いと話したが、わかっただろうか 駐車場では先に駐車していた3台は無かった 新しく来られた方で一杯 下の駐車スペースにもかなりの車が見られた 車載温度25℃だった
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*1)広戸仙(爪ケ城)登山道ふるさとコース案内図(津山市)
■ふるさとコース 西回り入口から東回り入口まで6000m およそ4時間−5時間
■広戸仙(爪ケ城)登山コース 山頂までおよそ2時間*2)熊出没注意!(*1)の案内板の後ろに立てかけており気付き難い)
●音のでるものを持ちましょう!
●朝と夕は特に気をつけましょう!
●出会ったら・・・・近づかない・騒がない・おどろかない*4)注意(熊のイラスト)
鈴・ラジオをつけるなど こちらの存在を知らせるようにしましょう。
クマを見つけたらその場を静かに立ち去りましょう
落ち着いて行動することが大切です
*5)注意
近隣にて、クマの目撃情報が相次いでいます。
入山の際は、クマ対策を十分に行ってください。
令和元年11月6日 津山市勝北支所 産業建設課*6)広戸仙(爪ケ城)ふるさと登山コース(勝北町)
第二展望所&山頂の掲示
*7)タイトルなし
厳しい環境の中で 懸命に生きています。 他の土地では生きていけません あたたかく見守って頂けますよう お願いします。(広戸仙の草木より)
山の自然が美しく 色とりどりの花を巡る 花たちに出会った感動を 自然は大切なことを教えてくれる 自然とのふれあいをここで見つけて 楽しい登山行にして下さい(勝北町)
*8)爪ケ城跡
矢櫃城跡(標高910m)よりの峰続き広戸仙の1075.5m地点にこの砦石があり、俗に詰ケ城(後に爪ケ城)と呼んで居り、字の如く最後の拠点とされたところといわれる。(「美作古城史」より 津山市)
倉敷を出発 車載温度14℃ 青空が広がり正面からの太陽がまぶしい 吉備路429を行き 180を横断して県道271を経由して足守の手前で再度429に乗り 足守 吉備中央町 加茂川と走る 加茂川車載温度10℃ いつも倉敷より4,5度低い 小森温泉 旭川ダムと走る 旭川ダムは相変わらず水位をあげている 旭町 休み乢トンネルを抜ける 近くの山並みははっきり見えるが泉山はぼんやり 春霞だろうか 津山の手前で53号と合流 津山市街地を抜け 日本原交差点で県道450へ左折する 県道450を行き声ゲ乢登山口の駐車場に駐車 駐車場にはすでに3台駐車 神戸ナンバーの車も見られた 今日は熊出没注意!*2)の大きな看板に気付いた 車載温度14℃