花見山  

花見山



標高 1188m    難易度 ☆     登り65分 下り33分   鳥取県
倉敷からの距離   102Km        登頂日 2022/05/28   ガイドブック   F 写真 動画

駐車位置7:37−7:58ロープウエイ終点(登山道入口1.2km)−8:24標識_0.6km−8:42山頂8:47−8:59標識_0.6km−9:11登山道入口−9:14写真9:26−9:32駐車位置

登山
 今日は花見山(標高1188m)を訪ねる

 登山靴を履いた状態でリュックは車に置いたまま道路脇の花を楽しむ 足元にカキドオシ ミヤマキケマンを見つける ヤブウツギが見事な花を咲かせている タニウツギと似た花だが紅色が美しい その先にはニッコウキスゲの黄色い固まり 色とりどりのノボリフジの群落 白い大きな花はフランスギク 黄色いブタナも咲いている 沢山の花の出迎えを喜びカメラに収める そして車に戻りリュックを背負って出発する
 
 ゲレンデが広がる 空の青さと新緑 そして草芝の感触がいい ゲレンデにポツポツと花の固まりを見つける事が出来る ノボリフジの固まりが多い ニッコウキスゲもあちらこちらで咲いているのを見つけるがポツポツで固まりは見つけられない ニッコウキスゲの葉は至ところに伺えるので これらが一斉に咲きだしたらさぞかし見事だと思われる 紫色の固まりも見られたアヤメである 近づいてマクロで花の写真を撮ったり ズームをきかして花の群落をカメラに収めるなど ゲレンデの中をうろうろする
 
 一方 ゲレンデの左手には灌木帯でタニウツギ ヤブウツギが咲き誇っている この山はヤブウツギが多く艶やかである
 
 ルートはゲレンデを迂回する形で左方向へ向かう 木陰に入り木陰のすずしさを感じる 実に心地よい 左手に斜面を俯瞰出来たり ロープウエイの下を通ったり変化がある ニッコウキスゲ ヤマヤナギ タニウツギ ヤマツツジ クサイチゴなどを見つけながら登って行く ルート脇にフランスギク大勢でお出迎え そしてロープウエイ終点に出る
 
 ロープウエイ終点には大きな案内標識があるが ボードは剥がれて落下し 板面が剥き出しの状態 前の記録を見ると スキー客用の標識のようで登山道の案内ではない と書いている 山頂へは花見山探勝歩道延長1.2kmと書いた角材の標識があり そこから登山道(歩道)へ入って行く
 
 ルート入口にミヤマガマズミの白い花が出迎えてくれた そして樹林の中のルートに入る 雰囲気が一変し、樹林特有の爽やかさに包まれる 木々の姿がいい 新緑の中のルート 傾斜はほとんどない 足元には小さい花 タニギキョウだ 遊歩道の幅は50cm程度 ルート両側の花を追う事が出来る
 
 丸太の階段の登りとなる 1.2kmの歩道は緩やかなアップダウンがあり 中間点の0.6kmまでに2回 その後にもう2回の登りがあり山頂に出る その間 樹林の中が多いが 低灌木で眺望が得られるところもある ここで出会った花や実は 中間点までに コバノガマズミ チゴユリ カシワ ヤマツツジ ヤマヤナギ コマユミ ミヤマガマズミの花芽 マムシグサ タンナサワフタギの花芽 クロモジ ツリバナ タチシオデ オオカメノキ*(*は実を意味する) オトコヨウゾメなど クロモジが花から実へ変化する過程を伺う事が出来た 後半ではツクバネソウ タニギキョウ トキワハゼ コマユミ ツクバネウツギ タニウツギ ヤマヤナギ ヤマツツジ レンゲツツジ ハナニガナ アマドコロ タンナサワフタギの花芽 カシワ ウマノアシガタなど 眺望の得られるところでは振り向くと登ってきた尾根やその先の明石山を伺う事が出来る
 
 最後の登りを行くと 山頂休憩小屋の屋根が見えてきて そして山頂に出る 山頂にはマユミの木がある 早速マユミを見る 花芽をつけていた 山頂からは西の方角の眺望が得られる 大倉山や明石山等 周辺の景観を一望する 大山は山影に入って見えない
 
 麦茶で喉を潤し下山する 同じルートを戻る 足元だけを見てテンポ良く降りる ここにも咲いていたのかとあちらこちらでタニギキョウに気づく そして、登山口(歩道)入口に戻る ここからはゲレンデを真っすぐに降りる ゲレンデでニッコウキスゲやアヤメを見つけ 花と一緒に記念写真を撮る ニッコウキスゲの葉が至ところに顔を見せる 踏まないよう留意しながら降りる コナスビ アマドコロを見つけた
 
 車に戻り車載温度を見ると20℃だった 今日はどなたともお会いしなかった



アプローチ
 倉敷を出発車載温度18℃ 今日は暑くなりそうだ 酒津から高梁川沿いの県道24を走る 対岸の改修工事が進み雰囲気が変わってきた 川辺橋 総社大橋と抜けて行く 豪渓泰橋13℃を確認し180号へ左折 高梁 井倉 新見と北上して行く 高梁15℃ 井倉11℃ 新見14℃ 新見市街地を抜け 更に北上する 小原トンネル 阿福トンネルと2つのトンネルを抜け 千屋へ向かう 千屋は18℃ 花見山の案内に従い左折し、県道111へ進み峠(桑平峠)を越える(峠には明石山登山口がある) 峠を少し下った地点に花見山スキー場の案内がある 案内に従って右折し道なりに登って行く 道路の崩落部分は整備され崩落した様子は伺えない ロープウエイ下の路面も整備され走りやすくなった 管理棟を右に見て抜けて行き 道なりに登ってゆく 舗装道路が切れた少し先のゲレンデの空地に駐車させて頂く 車載温度14℃ どなたもおられない