駐車場6:41−6:45登山口−6:51合流−_800mH−7:22分岐−7:31前山分岐−7:36十字路_860mH−_900mH−7:52八合目−8:00展望岩8:01−8:06星山8:15−8:23八合目−_900mH−8:32十字路_860mH−8:40合流−_800mH−9:02登山口−9:04駐車場
今日は星山(ほしがせん1030m)を訪ねる登山支度をする 気温19℃はうれしい ひんやりとした高原の雰囲気を感じる事が出来る 周辺に花が見られる ダイコンソウ キツネノボタン ドクダミが咲いていた 駐車場入り口に星山・櫃ケ山縦走路ルートマップと書いた案内ならびに登山届を提出するボックスを見て自動車道を行く 道路脇にオトギリソウ ノギラン タニウツギ*((*は実を意味する)を見つける そして前方に星山のピークが見えてくる 道路を少し行くとビジターセンター入り口があったT字路に出る センター入り口には”この先の登山口は閉鎖しています”と書いた標識とフェンスがある
T字路を左に折れて東口登山道へ向かう 振り向くと櫃ケ山を伺う事が出来る 登山道入り口には星山登山道東口と書いた標識が設置されている
丸太の階段を登って行く すぐに左にカーブする 早速クロモジ*がお出迎え 実が色づき初めている クロモジについて調べていると雌雄異株で雌株が少なく 実に出会う機会は少ないとの記載があった 花も形が違うとの事 私が見つけた花は皆雄株だった そう言えば4月に登った時に沢山のクロモジに出会ったが 実には気づかなかった
ルートを行くとビジターセンターと書いた標識のあるところに出る センターからの登山道との合流点にあたるところ ここにも簡易なロープが張ってある
標識を後に星山へ向かう ルートには植樹のつどい*1)と書いた案内板があり もう少し登ると勝山美しい森「植樹のつどい」メッセージ集*2)と書いた案内板がある 花や実を見つける事なく黙々と登ってゆく だがルート脇の笹が伸びてきており次第にルートを狭めてくる 笹の葉には昨夜の雨の雫が残っている ここしばらくは右手に笹が 右手のシャツが大分濡れてきた
樹林の中のルートになる 何回かアップダウンをこなして行く 笹は両側から迫ってくる ついに地面が見えない状態になり 笹を分けながらルートを行く カメラを濡らさないよう手で笹の葉の上に出す 距離的には10m程度だっただろうか すぐ抜ける事が出来た この辺りに標高800mと書いた小さな標識が設置されている筈だが見つけられなかった オオナルコユリ*の実を見つける事が出来た 何気なく葉を持ち上げたら実がついており 調べてわかったもの そして分岐に出る
分岐を直進すると前山の尾根を登って星山へ向かうルートで 当初から整備されていた登山ルート 右へ向かうルートは後から作られたもので前山をトラバースするルート 2004/10/14に訪ねた時にこのルートがある事に気づいたもの 直進するルートを行くのが恒例になっており、登りにはこちらのルートを選ぶ ルート脇の笹が茂り ここも掻き分けて登って行く ニガナ ノアザミ カワラナデシコが咲いていた 振り返ると雲海を楽しめた 何とも言えない涼風が降りてくる これは気持ちが良い 元気も出る そして前山頂上と書いた標識のある分岐に出る
前山には寄らず、星山へ向け樹林の中を降りて行く 雪の重みで曲がったと思われる特徴のある木々の中を降りて行く オオバギボウシ ギンリョウソウを見つけ降りて行く 降りたところは十字路となっており 左手からの西口登山道と 右手からは先ほどの分岐を行ったコースと合流する 標識には標高860mと記載されている 東口(美しい森)トラバースルートと書いた標識が設置されている 帰路はそちらを行く予定
十字路からは幅広のルートになる 少し登ったところに標高900mを示す標識がある筈だが確認出来なかった 路面が濡れて滑りやすそう 下山時は注意が必要だ もうひと頑張り登ると、樹林から抜ける
でも今日は樹林を抜けた感じがしない 前面に広がる景観が見られない ルート脇の笹や草木が茂り視野を狭めているためだ でもここでも涼風を楽しめた ルートはしっかり追える そして八合目の標識が見えてくる 標識が見えてきた辺りからは草の茂りは少なく ノアザミ オオバギボウシ ノギラン カワラナデシコ ヤマジノホトトギスなどが顔を見せてくれる ササユリを大切にしましょう と書いた標識があった この辺りで楽しめるらしい 振り返ると雲海が楽しめる もう少し登ったところに展望岩と呼んでいる眺望が得られるスポットがあるのでそこで楽しもうそして展望岩に出る 岩の上に立ち前面に広がる雲海を楽しむ 5枚写真を撮りパノラマに編集する この雲の下を走ってきたのかと考えさせられる ルートに戻り山頂へ向かう ウツボグサ オオバギボウシ カワラナデシコが顔を見せてくれた
そして山頂に出る 山頂からは大山ならびに大山から蒜山三座に連なる山並を伺う事が出来た 山頂周辺ではマユミ* ヒヨドリバナ タニウツギ* ノアザミ カワラナデシコ ニガナを見つけた 大山を背に記念写真を撮り下山する
下山は登ってきたルートを戻る 十字路のところでトラバースルートへ行く 笹を掻き分けて抜けるようなところは無かった 雨あがりで滑りやすい状況だったのでルートを選びながら降りて行く 途中4名のパーテイとすれ違い挨拶を交わす 駐車場には1台増えていた 倉敷ナンバーだった 車載温度は24℃だった−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*1)植樹のつどい
このつどいは、ボランティアによる森づくり活動を通じて、森林の働きに対する理解を深めるとともに、世代間の交流の中で共に生きる力を育むため、社団法人岡山県緑化推進協会の緑の募金交付金を受けて実施しました。(平成12年11月12日)
*2)勝山美しい森「植樹のつどい」メッセージ集
育てよ緑(久世町 森脇玄吉)
自然を大切に(勝山町 いそだゆみ)
風雪に耐えて百年生き抜こう(勝山町 山浦圭介)
緑を増やしてその中で(勝山町 戸田小一)
千年生きてね(勝山町 黒田絵美)
山の四季小鳥喜び舞い遊ぶ(久世町 村上 明)
花が好きです(勝山町 いながみゆうこ)
緑をふやそう(勝山町 生内由佳)
大樹になって里人・小鳥を守れ(勝山町 樋口定夫 樋口芳男〉
緑が好き(勝山町 頭応和樹)
不伐の森林づくりをめざして(勝山町 小林寿満夫)
早く大きくなって実をつけてね(勝山町 原田清士)
この土地にしかと根を張り二十一世紀の大空に伸びてゆけと祈りながら(久世町 松岡 実)
少し早く起きて倉敷を出発 空は明るくなってきた 車載温度23℃ 吉備路429を行き 県道271を経由し 足守の手前で再度429に乗る 吉備中央町 加茂川と走る 吉備中央町に入った途端ガス 今日はガスの中の登山となりそうだ 加茂川道の駅で小休憩 車載温度19℃ 道の駅から小森温泉 旭川ダムと走る 旭川ダムは水位を戻し川底は見えなくなった しかし、濁った水に覆われていた 旭町で県道30へ左折 旭川沿いを走る 落合入口23℃を確認し313に合流 落合 久世 勝山と走る 勝山19℃ 神庭の滝の標識に従い、三叉路を左へ入る 神庭の滝手前で星山登山口と書かれた標識に従い右折する あとは標識に従い走る おや!何だろう 路面一杯に動物のようなものが 車を止めて確認するとサルの集団 車をゆっくり動かし抜けて行く サルは悠然たるもの、近づいてもゆっくりとした動き 今度はまぶしい程の陽射し 青空が広がる どうやるガスを抜けたようだ そして道なりに走り、広い駐車場に駐車させて頂く どなたも駐車していない 車載温度19℃