駐車場6:46−6:52からまつ園地−7:08かえで園地−7:14おたからこう湿原−7:25もみじ滝_1200m7:27−7:43分岐_700m−7:48分岐_480m−8:03千軒平8:10−8:28もみじ平−8:42県境分岐_480m−8:56園地分岐−9:03からまつ園地−9:11まゆみ園地9:13−9:21駐車場
今日は森林に いつものように千軒平(せんげんだいら1090m)を訪ねる駐車場ではウバユリがお出迎え ナナカマドの木が植えてあり、登山支度をしながら実を探しなんとか見つける カメラに収めて出発する 自動車道を行き園地へ向かう
園地入口に森林公園を訪ねる方へ*1)と書いた案内板がある 右手奥に森林公園と記した石碑がある これらを一瞥して遊歩道を行く 歩道脇を見るが花は見られない お出迎えがないのも少し寂しい
管理棟に出る 管理棟の周辺は赤テープで囲われている あちらこちらにこうしたものが見られた どうやら囲っている場所を保護しているようだ 管理棟正面の電話ボックスの近くにミヤマガマズミ*(*は実を意味する)が赤い実をつけていた 森の家に向かうルートがあり、ルートに入ったところにツリバナの木がある 立ち寄ってツリバナ*を見つける そこから先には進入しないよう立ち入り禁止と書いたテープで閉鎖している 何か記載があるので確認すると 近くにハチの巣があります。近寄らないで下さい。 と記してあった ルートを戻りカラマツ園地へ向かう そこにも 頭上にハチの巣があります。近寄らないで下さい。 との注意書きが設置されていた
まゆみ園地を左に見てからまつ園地に向かう ルート脇の溝にはミズバショウの名残が伺える からまつ園地に花は見られない 休憩出来るベンチが樹林の中に設置されており いい雰囲気だ ミズバショウが群生していた場所に出る ここも赤テープで周囲が囲まれており、木道には入れないようにしている 中を覗くとミズバショウの名残はみられない 丸い葉が占拠している オタカラコウだろう 花芽を伸ばしているもの 花芽から黄色い花が覗いているものを見つける事が出来た
からまつ園地からいぼた園地と遊歩道を行く 右手には湿原 左手には低灌木があり実をつけているもを見つける事が出来る サワフタギ* ウバユリ バイケイソウ* ツルアジサイ* ツリバナ* オトギリソウ ヌマトラノオ タンナサワフタギ* コバギボウシ カマツカ*など見つける ヌマトラノオはやっと一輪見つけられた 花より実が多かった いぼた園地の湿原を過ぎたところにヤマボウシの木がある サッカーボールのような実がついていないか見ると 違う形の実をつけている 木を間違えたかなと思ったが ヤマボウシと名称を書いた札があった 花からサッカーボールになる途中のもののようだ ネットで探してみたが見つからなかった ちなみに画像検索ではイチジク属と検索された(ヤマボウシはヤマボウシ属)
ヤマボウシ*に続きミヤマガマズミ* ウツギ* カマツカ*などを見つけかえで園地を過ぎ、分岐をもみじ滝へ向かう 樹林の中のルート リョウブ* ミヤマガマズミ* タニウツギ* ウツギ* ホツツジなど見つけながらルートを行く 左手に湿原が見えてきておたからこう湿原に出る 湿原の木道に入り 湿原全体を見回す ここも赤テープで広い範囲を囲んでいた 湿原には丸い葉がちらほらと散見されたが茂っていると言うには程遠い だが 木道の反対側は丸い葉で覆われオタカラコウの花芽が伸びていた この違いは何故だろう
おたからこう湿原を後にもみじ滝へ向かう ガスが出それなりの雰囲気を醸してくれる 渓流に沿って登って行く ここまでほぼ平坦なルートであったがここから滝まで少しの間だが山道もどきのルートになる ここにも赤テープの囲い ヤグルマソウが顔を見せるところだ 今は何もない
もみじ滝を見て千軒平を目指す ここから登りがはじまる ジグザグに高度をあげて行く ブナが多い ガスが出て雰囲気もある 赤い実を見つけたツルアリドウシ*のようだ 写真を良く見ると枝先に青い実をつけていた 花を見つけることなく尾根縦走路に出る
尾根縦走路は森林公園を取り巻く山の尾根を縦走出来るルート きたけ峰ー千軒平ーもみじ平ー県境三叉路ーすずのこ平と繋がり岡山県と鳥取県の県境となっている 管理センターをホームベースとしてレフトにきたけ峰 センターもみじ平 ライトすずのこ平と言うような感じ いろいろなルートを楽しめる 千軒平が一番見晴らしが良いので、千軒平を含めるルートを選ぶ事が殆どである
大きなブナ樹林のルート ブナを楽しみながらルートを行く 下って登り返したところに分岐があり管理センターへも降りられる 分岐を千軒平へ向かう 分岐には案内標識が整備されているのでルートの心配は不要 管理棟に案内図が常備されており頂ける、いろいろとルートを歩いてみたい方は案内図を持っておかれると良い
分岐を行く 少し下ってから登りにかかる 急な登りを過ぎると傾斜は緩くなり一息入れる事が出来る そして樹林を抜ける ここで花や実に出会える事を期待していたが出会えない 千軒平にかかる草原でオトギリソウを見つけ山頂に出る 2018/08/13に訪ねた記録によると オミナエシ オトギリソウ ヤマハギ カワラナデシコ ノギラン コオニユリ ウツボグサ ヒヨドリバナ フシグロなどの記載がある 少し早かったようだ 残念
山頂からの景観はガスで近くの若杉山やきたけ峰が顔を出したり隠れたりしている 遠景は全く得られない 記念写真を撮り麦茶を飲もうとしたが ボトルが無い 台所に置いておいたものを持ってくるのを忘れた 幸い曇りで暑さを感ずる事はない 喉の渇きも感じていない むしろ心地よい涼風を楽しんでいる もうきつい登りはない、計画どおり県境分岐へ縦走して降りよう
記念写真を撮り県境分岐の方へ縦走路を行く 縦走路のブナがいい 根曲がり竹に囲まれたところもある ミヤマガマズミ* リョウブ ガマズミ*を見て県境分岐に出る 分岐にはキンミズヒキが一輪咲いていた ここもブナ等を楽しみながら降りて行く 花には出会わなかった そして園地に降りる
降りたところのすぐ近くにキカラスウリがある筈 いつものところと少し違ったところに蔓を伸ばし 実をつけているのを見つけた ここからのルート脇も花が楽しみなところ だがこの時期はオトギリソウを見つけただけだった そしてかえで園地に出る
かえで園地を過ぎていぼた園地の湿原を左に見てルートを行く途中で6,7名のグループとすれ違い挨拶を交わす すぐにまゆみ園地へ向かうルートへ入って行く 渓流沿いのルートを行く ここも好きなルート ルート脇にマムシグサ* エゴノキ* カマツカ*を見て まゆみ園地に出る
園地にはバイケイソウが一面に特徴のある実をつけていた 園地を周遊するマユミ* ミヤマガマズミ* コマユミ* ケヤマウコギ*を見つける 大きなトチノキも実をつけていたが写真に撮れなかった
管理棟には寄らず駐車場に 駐車場には5台程増えていた 倉敷ナンバーの車はまだ駐車していた 車載温度は25℃だった 今日は身体も軽く心地よい山歩きを楽しめた 気温の影響は随分ありそうだ
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*1)森林公園を訪ねる方へ
森林公園は県民のみなさんの貴重な財産です。このかけがえのない美しい自然を守り、後世に伝えるため森林公園では次のことを守りましょう。
1、植物採集、昆虫採集、魚つりをしないこと
2、鳥獣などを傷つけたり、とらないこと
3、キャンプをしないこと
4、たき火、花火などの火氣を使用しないこと
5、公園の施設をこわしたり、傷つけたりしないこと
6、物品の販売やこれに類する行為をしないこと
7、危険なことや他人の迷惑になる行為をしないこと
8、タバコの吸いがら、ごみ、缶、ビンなどは指定された場所に捨てるか、自分で持ち帰ること
9、その他、公園の利用や管理に支障になる行為をしないこと
以上のような注意事項に違反する時は 岡山県立森林公園条例により退園していただくことがあります。
なお、管理センターは、展示室、休憩室も兼ねておりますので、入園される方は気軽にお立ち寄りください。
岡山県
*2)名木百選 森林公園のマユミ
マユミ(ニシキギ科)
苫田郡奥津町羽出
推定樹齢270年
岡山県森林公園は、「明治百年記念事業」として昭和50年7月に開園された。
本樹は、毎年秋には見事な赤い実をたわわにつける。
この実はかなり遅くまで残り初雪の頃でも赤い実がよく目立つ。
昔、この材で弓を作ったことから「真弓」の名がある。
まだ暗い内に倉敷を出発 車載温度28℃ このところ寝苦しい日々が続く 吉備路429 県道271と走り 足守の手前で再度429に乗り足守 吉備中央町 加茂川と走って行く 道の駅で小休止車載温度24℃ 用事を済まし再出発 小森温泉 旭川ダム 旭町と抜けてゆく 旭川ダムは今日も更に水位を下げていた 旭町を抜け 休み乢トンネルを抜ける 雲で山並は見えない 最初の信号を左折 県道159を経由して久米へ 久米で右折し181を行き院庄へ 院庄で左折し179を北上する 雲井山トンネル出口24℃ 奥津役場前23℃を確認 甘木トンネルを出てすぐ、森林公園の案内標識に従って左折する あとは羽出川に沿って登って行く 民宿などがあるところを過ぎ 森林公園2kmの標識を見て 園地に入って行く 一番奥の駐車場に駐車させて頂く すでに1台駐車 倉敷ナンバーだった 車載温度22℃