花見山



標高 1188m    難易度 ☆     散策43分    鳥取県
倉敷からの距離   103Km        登頂日 2022/09/25  ガイドブック   F 写真 動画

駐車位置6:56−7:15ロープウエイ終点(登山道入口1.2km)−7:26写真7:34−7:45駐車位置

登山
 今日は花見山(標高1188m)を訪ねる

 車のドアを開くと12℃の世界 隣に止めた車の人がおられ登山支度の模様 随分冷えましたねと声をかけると 車に泊まり、寒かったと話しておられた 東京から来られレンタカーを使われているとの事 昆虫採取をしに来てます コガネクワガタを**で採取しました お見せしましょうか と言って見せて頂いた 6−7mm程の小さな昆虫 コガネムシのような背をしている 花見山の山頂について聞かれたので説明させて頂く お先にと熊避けの鈴を鳴らしながら登って行かれた
 
 登山支度をする 今日は前日にコロナワクチン4回目の接種を行った 接種後は激しい運動は1週間控えるようにとの記載がネットにあり 接種後の発熱の話も良く聞く そうした事を考慮して、汗をかかない程度の運動量で山を楽しめる場所としてここを選んだ リュックからナップザックを出し 三脚と水 予備の電池(カメラ用)を入れ、出発する 
 
 この時期はマツムシソウの群落が期待される ゲレンデを見ると薄紫のベール マツムシソウの群落だ 久々に見る太陽の陽が射す まだ周辺の木々の影が覆っているが もう少し時間が経過すれば陽射しはもっと広がり 青空も楽しめそうだ
 
 ゲレンデにニッコウキスゲが咲いていないかあちらこちら目を移してみたがそれらしいものは見つけられなかった ゲレンデ脇のルートをゆっくりと登って行く ハルタデ オオバギボウシ*(*は実を意味する) ベニバナボロギク タニウツギ*などを見つける
 
 ルートはゲレンデを迂回する形で左方向へ向かう もう色があせたカワラナデシコ見て 樹林のを抜ける そこにはシロヨメナが咲いていた ルート左手が開け、 斜面を俯瞰出来 明石山を正面に伺える 明石山の右手奥に雲海が見られた ルートはロープウエイの下を通ったり変化がある ヤマラッキョウの花芽 ツリガネニンジン ノコンギク オオキンケイギク カシワ*などを見つける 勿論、マツムシソウは陽射しが得られる場所には必ずと言って良い程顔を見せてくれる そしてロープウエイ終点に出る 
 
 ロープウエイ終点に 花見山探勝歩道延長1.2km と書いた角材の標識があり そこから登山道(歩道)となる 今日はここまで 数歩登山道に入って 樹林の雰囲気を確認 あれほど賑わっていたフシグロセンノウはすっかり姿を消していた 樹林入口にはゴマナが顔を見せてくれた
 
 登山口(歩道)入口に戻り、ゲレンデを真っすぐに降りる ゲレンデにはマツムシソウが至ところに顔を見せてくれる 花を踏まないよう留意しながらルートを選ぶ ススキ オミナエシ ワレモコウなども咲いている ニッコウキスゲはすっかり実に変身 オミナエシも枝元から次世代の花が咲くなど変化が見られた マツムシソウに囲まれているところを記念写真に撮る そして花を楽しみながらゲレンデの中を降りて行く かろうじて花の形を残しているキンミズヒキ それに近づきキンミズヒキ*の引っ付き虫がズボンに沢山ついてしまった 
 
 駐車している車が一台増えている ゲレンデを降り始めている頃登って来られる人がおられた その方の車だろう 1時間弱の散策を終え車に戻る 車載温度は12℃と変化がなかった そうそう期待していた青空だが、残念ながら雲が出てしまい 澄み切った青空を楽しむ事は出来なかった



アプローチ
 今日も暗い時間に倉敷を出発 車載温度18℃ 久々に20℃を切った 酒津から高梁川沿いの県道24を走り 川辺橋 総社大橋と抜けて行く 豪渓泰橋16℃を確認し180号へ左折 高梁 井倉 新見と北上して行く 高梁の市街地に入った辺りから次第に明るくなってくる 井倉13℃ 新見13℃ 新見市街地を抜け 更に北上する 小原トンネル 阿福トンネルと2つのトンネルを抜け 千屋へ向かう 千屋は9℃ 花見山の案内に従い左折し、県道111へ進み峠(桑平峠)を越える(峠には明石山登山口がある) 峠を少し下った地点に花見山スキー場の案内がある 案内に従って右折し道なりに登って行く ロープウエイ下そして 管理棟を右に見て抜けて行き 道なりに登ってゆく 舗装道路が切れた少し先のゲレンデの空地に駐車させて頂く すでに駐車している車がありその脇に駐車させて頂く 車載温度12℃