駐車位置6:22−6:27城山登山口−6:33鉄塔#16−6:37鉄塔#15−6:53鉄塔#14−7:00三角点−7:13城山−7:26鉄塔#39−7:43鉄塔#208−7:57遊歩道−8:07展望台8:10−8:16遊歩道−8:26鉄塔#208−8:35分岐−8:44しょうね岩8:50−9:04分岐−9:18城山登山口−9:21駐車位置
今日は熊山(くまやま508m)を訪ねる登山支度をして出発する 城山児童公園を左に見て舗装道路を行く 前回見つけたメラノキシロンアカシアの花芽を確認 花はまだだ その先にフサアカシアが黄色い花を咲かせていた 道路を登って行くと城山池の堰堤に出る
堰堤にかかったところに鉄塔巡視路があって、そこが城山ルート入口である 標識を見てルートへ入る ルートはすぐに急な登りとなる 切断した木が現れる 以前この切断面に頭をぶつけた事がある ルートが整備されショートパスして抜けられるようになっている
そこから数分登ると、ルートは右に折れ鉄塔#16に出る ここにもフサアカシアが花を咲かせていた 緩やかなアップダウンを行くとすぐに鉄塔#15に出る 少し下る コバノミツバツツジが一輪咲いているのを見つけた 山を左に見て巻くように進み登りに入る 花崗岩の岩肌の登りとなる 左手前方には朝陽を浴びた城山が見える そして鉄塔#14が見えてくる 振り返ると、登ってきた鉄塔ルートを俯瞰する事が出来る
鉄塔#14に出る 左に曲がるようにして、城山へ向かう ネズ*(*は実を意味する)が陽射しを受けて輝いていた ひとつピークを超えると三角点がある 三角点を過ぎ少し下ってから城山への登りにかかる ここでもコバノミツバツツジを見つけた 花は一輪だったが蕾を沢山膨らませていた
ルートは急な登り、所々にテープナビがある 根っこに赤いテープをつけた所を目印にして回り込む形で最後の急傾斜を抜ける 途中向きを変え足元を見ると、山肌の低木樹林が美しい そして、城山の山頂台地に出る 台地を行くとケルンがある 近くの木に城山と書いた小さな標識がある
城山を後に、緩やかな尾根歩きを楽しむ 左手後方には中尾鉄塔ルートやその先のしょうね岩を伺う事が出来る 帰路しょうね岩経由で降りる予定 ズームで岩肌をカメラに収める ヒサカキ クロモジが花を咲かせていた ネズ*は幾つも見つけたがソヨゴの実はみつからなかった そして鉄塔#39に出る ここにはヤブツバキが咲いていた 花に近づいていったらナガバノモミジイチゴが一輪咲いているのを見つけた
鉄塔#39から50m程行くと、中尾鉄塔コースと合流する 分岐を右にとり熊山へ向かう 樹林帯の中のルート 数分行くとまた分岐があり左に折れる 緩やかな登り 景観は得られない やがて、右手が開け、向かいの尾根が見え、前方に鉄塔か見えてきて、鉄塔#208に出る
ここで権現道コースと合流 ルートの幅が広くなる 帰路はここまで戻り権現道を降りる予定 いつものところに顔を見せるサルトリイバラ*を探したが見つからなかったがコウヤボウキ*の綿毛を見つけた ゆるやかなアップダウンを行く ヒサカキが顔を見せてくれる 丸太の階段がありそれを登って行くと、遊歩道に出る 遊歩道沿いにアセビが咲いているをを見つけカメラに収める 遊歩道を横断し、引き続き丸太の階段を登って行く ヤブツバキが幾つも花を咲かせていた そして熊山遺跡の裏手に出る 正面に回り遺跡を見る そこには説明板*1)が設置されている 説明版の近くにウメが咲いていた遺跡を後に 展望台へ向かう 朝の景観が広がる 誰もいない展望台は絵になる 吉井川は川筋の景観もいい 逆光になるが小豆島が姿を見せてくれる 朝靄に浮かぶように見える島影はなかなかいい 展望台にあがり山肌を見るといたるところにヤブツバキが咲いていた 景観を楽しみ、下山する
下山は登ってきたルートを鉄塔208まで戻り そこから権現道コースへ降りる しょうね岩に出る 岩と松、そしてその先に吉井川 ここも好きなところだ 今日はここで記念写真を撮る 花崗岩からなる斜面 足元に留意し、前面に展開する景観を楽しみながら降りてゆく
分岐を左に折れ 急な下りを注意しながら降りて行くと中尾鉄塔ルートと合流する 城山池を右に見てルートを行く オオバヤシャブシが特徴のある花を咲かせていた 城山堰堤の城山ルート入口付近には1台駐車、墓地駐車場にも1台 墓地に人影は見えなかったので登山者の車と思われる 車載温度は17℃を示していた−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*1)国指定史跡 熊山遺跡 管理団体 岡山県赤磐市 指定年月日 昭和31年9月27日この遺跡は、熊山山頂(508メートル)に在って、全国に類をみない石積みの遺構である。ほぼ、方形の墓壇の上に、割石をもって三段に築城している。第一段は南面が狭く、北面が広い台形、第二段は、南面が広く、北面あ狭い台形になっている。第二段の四側面の中央に龕(がん)が設けてある。第三段は、方形であるが、中央部分に大石で竪穴の蓋がしてある。
石積の中央には、竪穴の石室(約2メートル)が作られていて、その石室に陶製の筒形(五部分に分けられる)の容器(高さ1.6メートル)が収められていた。この陶製の筒の中に、三彩釉の小壺と文字が書かれた皮の巻き物が収められていた。と伝えられている。
陶製の筒形容器と三彩釉の小壺からみて、本石積遺構の築成年代は,奈良時代前期で、三段の石積の仏塔と考えられる。
また、熊山山塊には、現在大小32基の石積の跡が確認されている。国指定の石積遺構に類似しているが、築成の目的、年代、築成者などは異なるものと思われる。
渋滞を避けまだ暗い内に倉敷を出発 車載温度5℃ 2号線を岡山へ向かう 流れはスムーズ 西大寺付近から山際が見えてくるようになる 次第に山際の明るさが増してくる バイパスを抜け吉井川を渡るところで信号が赤に この機会に山際の写真を撮る その先のおさふねサービスエリアで小休憩 ここでも日の出前の景観をカメラに収める ちなみに日の出時刻を調べると6:13分 サービスエリアで撮った写真は6:08だった サービスエリアを出、香登西の次の香登駅前の信号を左折 新幹線を潜り道路を直進 T字路で左折 すぐ次のT字路を右折 次の三叉路で左へルートをとり 道なりに登って行くとNTN社宅裏手の墓地に出る 墓地の駐車場に駐車させて戴く 車載温度は5℃