犬挟峠7:30−7:41尾根−8:05三合目_690m−8:08五合目_770m−8:19雲居平−8:28七合目_875m−8:52九合目_1013m9:00−9:16下蒜山山頂9:24−9:39九合目−9:57七合目−10:02雲居平−10:08五合目−10:18三合目−10:29尾根−10:38犬挟峠
今日は下蒜山(しもひるぜん1105m)を訪ねる登山支度をする 湿原に沿った駐車場とは別に道路を挟んだところにも駐車場があり そちらを見ると そこもかなりの車が駐車しており 幾つもの人影が登山支度をしている様子が伺える 私が支度している間にも出発して行かれた 支度を終え、私も出発する こんなに登山者が多いいのは滅多に無い だが、イベントがあるような雰囲気でも無い 登山道入口には蒜山登山道案内*1) 蒜山登山を楽しんでいただくために*2) お願い*3) ツキノワクマ生息地域*4) という複数の案内板が設置されている クマ避けの鈴は前もってセットしておいた
木道を行く ハンカイソウ アキノタムラソウ ノアザミ コナスビを見つける 湿原の中を見るとハンカイソウが固まって咲いている 白い花も見られたのでズームで撮る ノイバラだった 樹林のルートに入る ヤマツツジ ヤマアジサイが咲いていた またキイチゴ*(*は実を示す)特徴のあるオレンジ色の実をつけていた 擬木の階段のルートとなり登って行くと尾根に出る 出たところに、頂上まで1時間40分と書いた標識がある
標識のところで90度 左へ折れる そして、ロープや鎖が設置された擬木の階段が始まる 段差の少ないところを選びながら登って行く 擬木の階段を過ぎるとしばし、傾斜が緩くなり、息を整えられる そしてまた次の擬木の階段を登る そして緩やかになり右へカーブすると三合目の標識に出る 標識の手前で後から登ってきたパーティがササユリだと仲間に話している 振り向いて見ると見事は花が3輪咲いていた この辺りでは咲いていないだろうという先入観で足元ばかり見て登っていたので見落としていた 下山時再度確認しよう
ここを過ぎるとすぐに鎖が設置されている急な岩の斜面の登りとなる 後から登って来られた方にはお先にとルートを開け、先に行って貰う すいすいと登って行かれた 私は木の枝を利用したりしながら慎重に登って行く あの身の軽さはすっかり忘れてしまった 鎖が過ぎると ロープが設置されたルートとなる 滑りそうな中央部を避け 樹林の中に足場を求め登る そこを過ぎれば歩きやすくなる
前方に草原が見えてきて樹林がら抜ける 抜けたところにササユリがお出迎え ウツボグサも咲いている そして五合目の標識がある 前方に草原が広がる ここから九合目まで草原の中を行くルートで好きなルート 前方を追うと尾根を登っている人たちを伺う事が出来る だが八合目辺りにはガスが出ていてピークの全容は見えない
ルートを行く 笹が茂っているようなところも無く登って行ける ガスが出ていて陽射しを遮ってくれるので、木陰の無いルートだがまあまあのコンデシュン 時折吹いてくる風がなんとも言えない 周辺からもワー気持ちがいいという声が聞こえてくる
足元にはノアザミ ウツボグサ コナスビ イブキトラノオ ヒヨドリバナ ササユリが顔を見せてくれる ササユリはすでにピークを過ぎた花から蕾まで見つける事が出来たのでまだまだ楽しめそうだ 笹原の中に蕾を見つけ写真に撮った 二つかなと思って撮った写真を良く見ると更に二つ蕾があるのがわかった この様子ではなり見落としがあると思われる
そしていつも撮影のポイントとしている雲居平に出る 今日はガスでピークの全容は見えないがそれでもいい景観だ 登っていると時折ガスが移動して山容の一部を伺えるようになる変化もいい ルートは左にカーブする カーブしたところにウリハダカエデが花をつけていた そして緩やかに登って行くと七合目に出る
標識を過ぎたところにイブキトラノオがルート脇に幾つも顔を見せてくれる 写真を撮っているとこの花は何?と聞かれイブキトラノオと話す イブキトラノオと言いながらどんどんと登って行かれた すぐにジグザグの登りが始まる 八合目(現在標識が無くなっている:豪雨で流された)から鎖やロープが設置された登りとなる 枝や岩につかまりながら登って行く ピンク色をしたササユリの蕾 今度は花と幾つも顔を見せ励ましてくれる ヤマツツジやヒョドリバナも咲いていた そして九合目に出る
リュックを下し麦茶休憩をとる そうそう記載するのを忘れたが八合目付近から小さな虫に襲われる 防虫ネットを購入し持参してきたので着用する ネットに虫が幾つもとりついているのが見える 中には入れないようだ ネットをしたままでは麦茶を飲めない ああネットをしていたとネットをずらし麦茶を飲む
少し下り登り返す スリップ注意!(Watch Your Step)と書いた標識が設置されている 足元に留意し、木の枝など利用しながら登って行く 同様な標識が反対向きに設置されており そこを過ぎると傾斜が緩くなり 山頂は近い 花はリョウブ ウツギ ヤマツツジ ヤマボウシを見つけた ササユリには出会わなかった そして山頂に出る
山頂はさぞ賑わっているだろうと思っていたが4名2グループのみ 1グループは記念写真を撮りすぐ縦走路へ行かれた どうやらほとんどの方が縦走ルートへ向かわれたようだ もうひとグループの方は私たちはここで降りると降りて行かれた
山頂からはガスで中蒜山のピークすら見えない 私も記念写真を撮り下山する 山頂でちょっとした出来事 ベンチに携帯電話のようなものがビニールの袋に包まれた置いてあった どうやら忘れものらしいですよと伺う このままにしておいていいのだろうかと気になる 警察に届けてあげた方が良いのだろうかと悩む そうしているところに男性の方がやってきて あったと喜んでおられた どこで気づかれたのと伺うとフングリ乢の手前のようだった それは良かった こちらも悩み解消 男性はすぐルートを戻られて行かれた
下山は登ってきたルートを降りる 登山者が次から次と登って来られる 交わし易いところを選びながら抜けて行く 何名の方とすれ違ったかわからない 駐車場には更に車が増えていた 私の前に駐車していた車もまだあった 縦走を楽しんでおられるようだ 車載温度は24℃を示していた−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*1)大山隠岐国立公園 蒜山登山道案内
登山道 所要時間(参考)
旧上蒜山スキー場駐車場→20分 上蒜山登山口→100分上蒜山頂上→60分 中蒜山頂上→30分 フングリ乢→70分 下蒜山頂上→ 70分下蒜山登山口
旧上蒜山スキー場駐車場→1.2km上蒜山登山口→2.4km上蒜山頂上→1.6km中蒜山頂上→1.2kmフングリ乢→1.9km下蒜山頂上→2.4km下蒜山登山口
旧上蒜山スキー場駐車場←15分 上蒜山登山口← 70分上蒜山頂上←60分 中蒜山頂上←50分 フングリ乢←50分 下蒜山頂上←100分下蒜山登山口*2)蒜山登山を楽しんでいただくために
登山の準備は万全ですか?
・登山道は道が狭く、滑りやすい箇所等あるため、登山靴装備のうえ、十分注意してください。
・ルート及び気象情報等を確認し、無理のない計画で登山を楽しんでください。
・山の天気は急変(強風、雨、雪等)することがあるので今一度装備品の確認をしてください。
登山には危険が伴います!
・クマの生息地域です。鈴などの音の出るものを持ちましょう。
・無理をせず、日没時間までには下山しましょう。
・中蒜山頂上付近に避難小屋があります。
・携帯電話が通じない箇所があります。
自然を大切にしましょう
・ゴミは全て持ち帰りましょう。
・自然の動植物を採取してはいけません。
*3)お願い
ここは犬挟湿原です。希少植物(ミズゴケを含む)が生育しています。生きものを傷つけたり、植物を取るのはやめましょう。(蒜山エコツーリズム推進事業実行委員会)
*4)ツキノワクマ生息地域
・音の出るものを持参しましょう
・明け方・夕暮れの入山には特に注意しましょう
・爪痕や足跡を発見したら引き返しましょう (岡山県 美作県民局)
明るくなり始めた頃倉敷を出発 車載温度20℃ 吉備路429を行き 180を横断して県道271を経由して足守の手前で再度429に乗り 足守 吉備中央町 加茂川と走る 吉備中央町に入った途端ガス 加茂川の市街地ではガスは消える 加茂川道の駅で小休憩 車載温度16℃ 小森温泉 旭川ダムと走る ダムの水位は低く保たれている 旭町で県道30へ左折 旭川沿いを走る 落合入口温度21℃を見て313に乗る 上空はスッポリガスに覆われた状態で山並を伺えない 落合 久世を過ぎ勝山へ向かう 勝山18℃ 313を北上する 湯原22℃を確認 湯原のトンネルを幾つか抜け中和村へ 整備された道路でのドライブを楽しむ 市街地入口で313から分かれ482へ直進 下蒜山登山口の案内に従い右折し犬挟峠登山口駐車場に 駐車場にはすでに沢山の車が駐車しており なんとか駐車出来るスペースを見つけそこに駐車 車載温度19℃