花見山



標高 1188m    難易度 ☆     登り66分 下り38分   鳥取県
倉敷からの距離   103Km        登頂日 2023/09/23   ガイドブック   F 写真 動画

駐車位置7:09−7:26ロープウエイ終点(登山道入口1.2km)7:27−7:55標識_0.6km−8:15山頂8:19−8:32標識_0.6km−8:46登山道入口−8:51写真8:58ー9:04駐車位置

登山
 今日は花見山(標高1188m)を訪ねる

 ゲレンデには紫色の固まりが伺える 登山支度をして出発する 紫色の固まりは期待通りマツムシソウ カメラに収める ゲレンデの草はたっぷり雨露を抱いている すぐに足元がびっしょりになる ゲレンデ左側には車が通れる程度のルートがあるので そこを登る
 
 ゲレンデは紫色の固まりがそこかしこに伺える ルート脇にツユクサ ゲンノショウコ ハルタデ ブタナ キンミズヒキが顔を見せる ゲレンデに濃い紫色の花が見える マツムシソウとは違う 何だろうと近づいて確認したらどうやらタチギボウシらしい GoogleLensが検索してくれた写真と似ている
 
 ルートはゲレンデを迂回する形で左方向へ向かい樹林に入って行く 樹林入口にシラヤマギクが咲いていた 樹林はすぐ抜け 左手が開け、ガスの中に明石山が顔を見せてくれる ルートはロープウエイの下を通る マツムシソウ以外にママコナ オミナエシ ノアザミなどを見つけながら花見山探勝歩道入口に出る そこには花見山探勝歩道延長1.2km と書いた角材の標識がある
 
 そこから登山道(歩道)となる 樹林の中のルートに入り、雰囲気が一変し、樹林特有の爽やかさに包まれる 木々の姿がいい 早速シラヤマギク サラシナショウマが迎えてくれる ルートは丸太の階段の登りとなる 1.2kmの歩道は緩やかなアップダウンがあり 中間点の0.6kmまでに2回 その後にもう2回の登りがあり山頂に出る その間 樹林の中が多いが 低灌木で眺望が得られるところもある 樹林の中はガスがたなびき幽玄な雰囲気 実に心地よい
 
 ここで出会った花や実は 中間点までに フシグロセンノウ クロモジ*(*は実を意味する) オオバギボウシ* アキノキリンソウ ツリガネニンジン イヌトウバナ ヤマツツジ ガマズミ* アキチョウジ タンナトリカブト オオナルコユリ* ツリバナ* キバナアキギリ タンナサワフタギ* オオカニコウモリなど 後半ではツルニンジン ツルシキミ コアジサイ* ガマズミ* キクバヤマボクチ クロバナヒコオコシ ツリガネニンジン ヒヨドリバナ タンナトリカブト タニウツギ* サラシナショウマの花と実 オオナルコユリ* シシウド*などを見つける
 
 やがて山頂休憩小屋の屋根が見えてきて、山頂に出る 西も東もガス 近くの大倉山すら見えない 小屋を周回して周辺の花を見る キンミズヒキ サラシナショウマ シラヤマギク マユミ* アキチョウジ ツリガネニンジを見つけた 記念写真はマツムシソウと撮ろうとすぐに下山する
 
 下山は 同じルートを戻る 足元だけを見てテンポ良く降りる そして、登山口(歩道)入口に戻る 登ってきた方角とは逆に進み ゲレンデを降りて行く マユミの木があるのを思い出し、見てみる まだ背の低い木だが沢山の実をつけていた ゲレンデにはところどころマツムシソウの固まりが見られる 適当なところを選び記念写真を撮り下山する
 
 4名のグループが登って来られた 私の車のナンバーを見られたようで 倉敷からですか 早いですね 私たちも倉敷からと声をかけて頂いた マツムシソウを撮りながら登って行かれた 車載温度は22℃だった



アプローチ
 まだ暗い時間に倉敷を出発 車載温度22℃ 酒津から高梁川沿いの県道24を走り 川辺橋 総社大橋と抜けて行く 豪渓泰橋20℃を確認し180号へ左折 高梁 井倉 新見と北上して行く 井倉19℃ 新見19℃ 新見市街地を抜け 更に北上する 小原トンネル 阿福トンネルと2つのトンネルを抜け 千屋へ向かう 千屋は16℃ 花見山の案内に従い左折し、県道111へ進み峠(桑平峠)を越える(峠には明石山登山口がある) 峠を少し下った地点に花見山スキー場の案内がある 案内に従って右折し道なりに登って行く ロープウエイ下そして 管理棟を右に見て抜けて行き 道なりに登ってゆく 舗装道路が切れた少し先のゲレンデの空地に駐車させて頂く 車載温度16 今日は駐車している車は無い