駐車場所7:40−7:44鉄塔#39−7:57鉄塔#38−8:02五合目−8:04鉄塔#37−8:13七合目:お花畑−8:18鉄塔#36−8:22標識−8:28怒塚山山頂8:29−8:47鉄塔#127−8:53分岐三角点−8:56六合目−9:02七合目−9:10金比羅宮跡−9:10分岐−9:19道路−9:32金甲山山頂9:42−9:53みつがしわ新道分岐−9:58林間コース分岐−10:11合流−10:18誠徳院−10:19奥池−中池−10:33中池登山口−10:59駐車場所
今日は怒塚山(いかつかやま332m)経由金甲山(きんこうざん403m)を訪ねる登山支度をして出発する 登山口に急告!!*0)と書いた表示がある 山火事に注意*1)と書いたものも掲示されている 一瞥して登山道に入る 斜面にナンテン*(*は実を意味する)が沢山実をつけていた 竹藪を抜けて民家の裏手に出る
登山道と書いた案内を見てルートを行くと鉄塔#39に出る 花や実はまだのようだここからは竹藪や樹林の中のルートとなる 足場が見えないほど落ち葉が幾層も積もっている 山火事注意はうなづける こんな中でタバコの吸殻が落ちているとは考えただけで怖い スズメウリ*を見つける 鉄塔#38を抜けて数分登ったところに五合目大山展望と書いた標識があり 右手に岡山市街地の眺望がえられる ここから大山が見られるようだが県北は雲で判別出来ない ルートを行く 鉄塔#37を潜り登って行く 花や実に出会えぬまま七合目と表示されたところに出る
ここはお花畑と呼んでいた場所だが大分荒れている 花は見られない 七合目と書いた標識の右手ルートを行く 樹林の中のルートを行き、前回と違った方角から鉄塔#36に出る ここにも花や実は見られない 樹林の中のルートを行き怒塚山山頂に出る
山頂に出ると穏やかな陽が射しこんでいる 樹林越しに児島湖や岡山港が見える 目指す金甲山も伺うことが出来る 景観を一望して金甲山へ向かう 樹林の中のルート 何回か下って 登り返すと鉄塔#127に出る 途中ヤブラン*の実が残っているのを見つける鉄塔#127は縦走路で展望が得られる場所 鉄塔の先に金甲山山頂が伺える 振り返ると怒塚山の山頂を伺える
樹林の中へ入る いつもの場所にキヅタ*が顔を見せるが実はほとんどなくなっていた 中池ルートと合流する 合流点を数歩進んだところに三角点がある 数分行くと六合目の標識がある 落葉の中に赤い実がチラッと顔を見せてくれた 落葉を取り除くとヤブコウジ*だった 花や実が少ない中 喜んでカメラに収める 七合目と書いた標識を見て、大きな樹の中のルートを登って行く 見覚えのある樹肌だ クスの大木がいくつも顔を出す ルートは左にカーブすると間もなく左手に八合目の標識が現れ 前方右手に金毘羅宮の石の鳥居が見えてくる
鳥居を右に見てルートを行くと分岐に出る 分岐を右に金甲山へ向かう 帰路はここまで戻り 誠徳院へ向かうみつがしわ新道林間コースを予定している
分岐を登って行く 自動車道に出る手前にウシハコベ コセンダングサ オニノゲシが花を咲かせていた 自動車道に出て道路脇の花や実を探す クサギ* ヒメモチ* ノイバラ* ヒヨドリジョウゴ*を見つける ヒヨドリジョウゴにここで出会えるとはと半信半疑で撮った写真を確認する 怒塚山が見えるスポットで写真を撮る ヒメモチの木が多く幾つも実をつけていた 続けてヤブニッケイ* キヅタ*を見つける 左に広い駐車場を見てルートを行く 駐車場には金甲山*2)と書いた案内がある ルートは右にカーブする 野辺の花はまだのようだ そして展望台に出る
展望台に出るといきなり瀬戸内の海と島々が飛び込んでくる 展望台には島々の名前を記したイラスト版があり島の名前を確認出来る 屋島や小豆島も見られる
金甲山山頂は旧観光レストランの屋上にある 営業はしていないが構築物は残っており屋上に行ける 建屋から入らず神社を祭ってある方から行く ミツマタが蕾を膨らませていた サザンカが咲いていた 屋上に登る階段脇に金甲山の神籬(ひもろぎ)*3)と書いた説明がある ビワの花を見て、屋上にある山頂・三角点に出る
屋上からは展望台で見た景観を楽しむ事が出来る 青空の下の景観を楽しみにしていたが残念ながら曇り空だった それでも、穏やかな瀬戸内海の景観を楽しむことが出来た 景観を一望し記念写真を撮る 西側の展望台の足元付近に沢山実をつけている木がある ズームで写真を撮り確認するとマサキ*だった 下山は金毘羅宮の分岐まで戻り みつがしわ新道へ降りて行く
樹林の中のルート 谷を左にして巻いて行く 足元が緩い所があり留意しながらルートを行く 林間コースへの分岐があり、そちらへ降りて行く ルートは枯葉で読みにくい テープナビがしっかり設定されており、次々と追って降りて行ける そして右手に渓流が見えてきたところで従来ースと合流する そこから10分も要せずに誠徳院に出る
誠徳院からは幅広のルートを行く 誠徳院の前は結構草が伸びていた ルートはしっかりしていた 奥池が右手にある 今日も水が少ない クサギ* ヤマノイモ* ボタンヅル*を見つけてルートを行くと 中池に出る ここも水が少なく1/3程が干上がっている カクレミノ*を幾つも見つける事が出来た
中池を後にルートを行く ノイバラ*が実を残しているのを見つける ヒサカキ* ヨウシュヤマゴボウ* ヘクソカズラ* コセンダングサ* オオオナモミ*などが顔を見せる 野辺の花はまだだろうかと思っているところにホトケノザが顔を出す ナズナも咲いていたが数は少なく圧倒的にホトケノザが占めていた 陽ざしを受け輝いている セイヨウタンポポ オニノゲシ ハキダメギクを見つけたがまだ数は少ない のどかな野辺のルートを楽しみ駐車場に 駐車場は1台増えていた 車載温度は10℃を示していた−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*0)急告!!
平成21年4月12日(日)タバコの火の不始末と思われる山火事が発生し、多くの方々に多大なご迷惑をおかけしました。
歩きタバコ、ポイ捨ては絶対にしないでください。なお、金甲山展望所以外では火気厳禁を実施中
また ゴミの放置 草花の盗掘 車の駐車場所など 最低限のマナーを守れない人の入山は固くお断りします
平成21年4月 令和2年12月3日(再制作) 金甲山・怒塚山愛好会*1)山火事に注意
・たばこの吸い殻や吸殻入れ缶(20本以上の白・茶色のフィルター混じり)の缶ごとポイ捨てが後を絶ちません。落葉は乾燥し、山火事が発生しやすい季節です。先日も愛媛で山火事が発生しています。あなたは下山するまで責任者です。今一度気を引き締め、右記看板の登山愛好会マナーを熟読し、理解し、楽しい登山をお願い致します。*また週明けに、ゴミやタバコのポイ捨てが目立ちます。
R5年11月8日 みつがしわの会 怒塚山・金甲山愛好会
*2)金甲山
瀬戸内海国立公園の一角、標高403mの金甲山からは、瀬戸内の多島美や瀬戸大橋の遠景が望めます。
この名は、由加山(ゆがさん)の鬼退治に来た坂上田村麿が、戦勝祈願に金の甲(かぶと)を埋めたという伝説によります。*3)金甲山の神籬(ひもろぎ)
ここは、「神籬」または「神籠石」、「いわさか」などと呼ばれる祭祀遺跡です。
原始時代の人々は、山や川、岩、大木、洞窟などを神聖なものとしてあがめ、恐れ、これらを信仰の対象としてきました。児島第一の霊山といわれた、ここ金甲山の頂上にも自然石を祭壇として神を祀っていました。
この建物の屋上にある小さな祠が祀られている岩をとりまくように、直径4メートルほどの環状に小石が置かれ、さらに、この岩から東南へ20メートルほど下つたところに幅1メートル、長さ2メートルほどの拝石といわれる平坦な石がありました。その石の下手は20人程が集まれる広さの平地となっており、これは、神話に国産みの神が産み給うた「吉備の児島、又の名を建日方別という」とあるように、その建日方別をこの岩に迎えて祀り、村の人々は拝石にいろいろな供物をして祈ったという原始信仰の名残りです。
昭和63年10月、遺跡の中央にあった岩に祠を建立し、大神地祗の神様を祀っています。
この度、両備グループ100周年記念事業の一環として、古から伝わる信仰の地・金甲山山頂が皆さんで楽しんでいただける憩いの場となるよう、また、この貴重な聖域を後世の人々へと遺していけるよう整備させていただきました。、
(出典)玉野市史(続編)昭和47年 玉野市役所発行 平成22年6月30日
薄っすらと明るくなった頃倉敷を出発車載温度5℃ 倉敷川に沿って県道22を行く 藤戸寺を右に見て次の三叉路を左へ進む 植松駅の信号を左折、県道21を少し走り、玉野方面へ右折し県道22を行く サウスビレッジを左に見て田園地帯を走る 朝焼け空の下、左前方に金甲山が見えてくる 国道30号を横断し、直進、次の交差点で右折して広域農道を行く 橋を越え信号を左折する 正面に怒塚山から金甲山につながる尾根が見える 県道45を左折、朝の通勤時間にあたり流れが悪い マルナカを過ぎ郡の交差点直前の駐車スペースへ 仕切られた駐車スペースに駐車させて戴く 車載温度6℃ 駐車している車は無い