駐車場8:15−8:34石段−8:42擬木の階段ー8:46五合目−9:11石仏9:14−9:32八合目−9:39park−9:51三角点9:52−10:02park=10:11鈴振崖10:18=10:25park−10:28八合目−10:37石仏−10:51擬木階段終−10:59石段終−11:13駐車場
今日は天神山(てんじんやま778m)を訪ねる登山支度をする 氷点下を下回る気温で身体が引き締まる感じがする ウインドウブレーカは着たまま出発する 登山口の方へ少し戻り 自然歩道へ右手法面を登って行く 落ち葉が積もったルート ルート右にジャノヒゲの葉が幾つもあるがエメラルドブルーの実を見つけられなかった ルートは右にカーブする 石像があるところでルートを塞ぐような倒木 跨いだり潜ったりして抜ける 花や実はまだ、渓流を2度跨ぐようにして抜け 樹林帯に入る
右手に渓流を見ながらルートを行く 倒木があちらこちらに残っているが、ルートを歩くには支障が無い やがて石段のルートになる この辺りも荒れている 足元に留意しながら登って行く 石段を抜けると擬木の階段のルートとなる ここから約1300段の階段が始まる
擬木の階段にかかって数分登ったところに"五合目あたり"と書いた札が設置されている この辺りにもジャノヒゲの葉があちこちに見られる 落ち葉に隠れるようにしているエメラルドブルーの実を見つける事が出来た 丁度陽射しが当たり何か反射しているようだったので落ち葉を除いたら、実が顔を出した こうした出会いは嬉しい
それからヤマアイと思われる花芽について書いておこう かねてから気になっていたもので、写真に撮っては図鑑等で調べるものの見つける事が出来ず あきらめていた Googleの画像検索技術が随分と進化している もしかしたら判別してくれるかもしれないと考えパチリ GogleLensでヤマアイをヒット 写真を見比べる範囲ではその名で良さそうだ
左手の岩壁に石仏があるところに来る すぐ先に、"この辺りが七合目"と書いた表示が見える 擬木の階段のほぼ真ん中 あと半分だ ジグザグに大きくカーブを取りながら登って行く 同じようなカーブが続く
足元に白いものが時々現れる 雪だ 登るにつれ現れる頻度が増えてきて、雪の上を歩くようなところも ツルシキミが花芽をつけているのを見つける 右手方向を見上げると岩峰を伺う事が出来る明星崖だ 青空もうかがえた そして八合目の標識のところに出る 八合目を過ぎ "あと少し もうすぐ頂上 おつかれさま" と書いた標識を見て 1300段の擬木の階段を終える 右手に森林のはたらきと書いた説明板が設置されている
笹の中のルートを行く ルートは雪 ザクザクという音がする 残雪が凍結した状態のようだ 何人かの足跡も見られる そして、林道終点の広場に出る 左手に天満神社から降りてくるルートがあり、そちらから降りてきた足跡が見られる ますは山頂を目指す 広場には天神山野鳥の森案内図が設置されている 登山口に設置されていたものと同じデザインだ 舗装された林道を行くと天神山*3)の紹介や中国自然歩道案内図*1) 天神保健保安林*4)と書いた案内板が設置されている
山頂を示す標識に従ってルートへ入ってゆく ここは、このルートで一番好きなところだ いつもは土の道でのウオークを楽しむのだが、今日は雪景色 周辺の木々の形も良く いい雰囲気だ ルートは少し下る 下った位置に分岐がある 分岐には山頂を示す案内もあり 幅広のルートが導いてくれる 2,3分で山頂に出る
山頂には一等三角点があるが展望は得られない アセビの木があり、なんとか花芽を見つける すぐに鈴振崖へ向かう
林道広場まで戻り 林道に沿って直進すると天満神社入口に出る 狛犬のところを抜け 神社の境内に入ると鳥居がある 鳥居を潜り、鈴振崖へ向かう 案内標識もある 岩の斜面を登ると鈴振崖に出る 鈴振崖と書いた標識の先に県北の雪に覆われた山が一部顔を見せる 花見山のようだ 大山や蒜山三座は雲に覆われ見えなかった 明星崖は伺えた
明星崖を背に記念写真をとる そして下山する 下山は神社に戻り 足跡のついた境内から降りて行くルートを降り 林道広場に出る そして登ってきたルートを戻る 今日はどなたとも会えず車のところに 車載温度は6℃を示していた
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*1)中国自然歩道案内
中国自然歩道とは
中国自然歩道は、中国5県を一周し、それぞれの地方に残された美しい自然のなかを歩いて、豊かな自然に親しみ、また、郷土の歴史や文化にふれて、私たちのふるさとを見直すための長距離自然歩道です。
岡山県では、自然歩道を5つのルートに大別し、さらに各ルートを1日で楽しめるよう、合計43のコースに区分しています。主な見どころ
●新成羽川ダム
103mの堤高と289mの堤頂長は。重力式アーチダムでは現在のところ日本一でる。揚水式発電の上池のダムである。
●天神山
標高777m。チャートと呼ばれる古生代の地層からなり、天神五葉の松の緑が美しい。頂上からは南に瀬戸内海を、北に大山を望むことができる。
●吹屋ふるさと村
赤銅色の石州亙とペンガラ色の外観の見事な町並みが整然と続く。江戸末期から明治にかけ、吹屋の長者達が後世に残した最大の文化遺産である。
環境省・岡山県*2)自然歩道を利用される皆さんへ
自然歩道を楽しく利用できるよう歩きはじめる前に、もう一度次のことをチェックしましょう。
1、健康状態に充分気をつけむりのない計画を立てましょう。
1、地図やパンフレットなどにより歩行計画を立てましょう。
1、特に終点の交通機関、宿舎などについては確認しておきましょう。
1、できるだけ2人以上で歩きましょう。特に日没後は利用しない様にしましょう。
1、植物図鑑、昆虫図鑑などの資料を持って歩くと一層楽しく利用できます。
環境省・岡山県*3)天神山
天神山は標高777mで、高梁市内最高峰です。一帯は基盤の古生層が長年にわたって浸食されて多くの奇峰を形成し、雄大な風景をなしています。
その中の一つに、鈴振崖と呼ばれる屹立した巨岩があります。ここで小石を上から投げると、石は岩と岩との間を音を立てて落ち、あたかも鈴を振っているような音がするのでこの名前がついたといわれています。なお、山頂部に近い急傾斜には、ビャクシン、ゲンカイツツジやゴヨウマツなどの珍しい植物が生育しています。 環境省・岡山県*4)天神保健保安林(判読困難のところがあるが、下記の記載と思われる)
この地区は公衆の保健休養の場として指定された保健保安林で高梁川上流県立自然公園特別区域に属し、風光明媚の地であり、また、水源かん養保護林としても重要です。
樹木・鳥獣・自然景観の保護・山火事の防止に留意して利用して下さい。 岡山県・成羽町
空が薄っすらと明るくなり始めた頃倉敷を出発 車載温度1℃ 酒津から高梁川沿いを走る 車は多いいものの総社大橋 豪渓泰橋を順調に抜ける 橋のところの温度表示は-1℃ 信号を左折し180号を北上する 180号に入ると更に車は増え信号待ちの影響か制限速度を大幅に下回る速度での流れに従う 備中高梁の手前の備中広瀬駅を過ぎてすぐのT字路で多くの車が左折(県道293へ)し、直進する車はぐんと少なくなる 高梁市入口で313へ左折する 成羽美術館辺りまでは流れが悪るかったが 美術館を過ぎた後やっとマイペースで走れるようになった 川上町の信号機のところで右折 県道33へ進む 成羽川を右に見ながら北上する トンネルを二つ抜け 今は閉店している道の駅(トイレは利用可)を過ぎ少し走ると左手に天神山登山口がある 登山口には中国自然歩道案内*1) 天神山野鳥の森案内図 自然歩道を利用される皆さんへ*2) と書いた案内図が設置されている 標識を確認して左折し駐車場に駐車 他に車は無い 車載温度計-2℃