駐車場7:02−7:07登山口1−7:14水槽−7:23標識2−7:33林道−7:40標識3−8:13五合目8:16−8:33六合目−8:47七合目−8:51分岐−9:01八合目9:06−9:19天狗の森−9:35分岐−9:37七合目−9:46六合目−9:54五合目−10:17標識3−10:26標識2−10:36登山口1−10:39駐車場所
今日は櫃ヶ山(ひつがせん954m)を訪ねる駐車場周辺は草が刈られていたがクサノオウ ハナウドを見る事が出来た ハナウドは313沿道に顔を見せており何だろうと気になっていた 登山支度をして出発する 熊避けの鈴もセットして
櫃ケ山登山口と書いた大きな立看板を右に見て 自動車道を登って行く 斜面にハナウドが幾つも咲いていた そして登山口1に出る
ここから登山道になる クマ注意 スズメバチの巣があるという標識を見てルートに入る 竹林を抜けルートを行く キツネノボタン ツルカノコソウ シャガ ウワバミソウが顔を見せてくれる 豪雨で荒れたところは残っている 足元に留意して抜ける 砂防ダムの手前を右に登り畦道に出る 登山道と書いた標識のところを90度左に曲がり登って行く
畑のあぜ道に出る ここから暫くは花が次から次を顔を見せてくれる カノコソウ コメツブウマゴヤシ ウマノアシガタ キケマン オドリコソウ ミズタビラコ シャガ ムラサキサギゴケと続く 右手に水槽を見て樹林の中へ入って行く
樹林の中は花は少ないもののツルカノコソウが時々顔を見せてくれる 今度は、竹林を右に見てルートを行く 左にカーブしたところに登山道2の標識がある 林道が見えてきて 林道に向けて登って行く 豪雨の爪痕が残っており、足元に留意しながら登って行く 斜面にはタニウツギ キツネノボタン コナスビ トウバナ オヤブジラミが咲いていた そして林道に出る 出たところにハハコグサが出迎えてくれた
林道を斜め横断しルートに入る ここでもオヤブジラミが固まって咲いていた ヘビイチゴ*(*は実を意味する)赤い実を幾つもつけていた
樹林帯の中に入るとすぐコガクウツギが顔を見せてくれる 少し行くと登山道3の標識があり そこからコガクウツギが次から次に顔を見せてくれる この辺りはコガクウツギが楽しめる 装飾花をつけていない花も見られた 何の花だろうと迷ったが装飾花をつけている花を見て気づいた ルートは山を左にして巻いており傾斜は緩いアップダウンで歩き易い 花が咲いているところや樹林帯の中と結構変化に富む 花を楽しんでいる私には花が顔を出すところに出ると足がとまり 楽しみながらルートを行く だが草が繁りキケマンを見つけたのみ ヤブデマリが咲いていた
倒木がある 結構大きな木 斜面の傾斜はかなり有り迂回は難しい 越えてゆくのも難しそう なんとか這いつくばって抜ける 小枝に触れるとパラパラと土が落ちてきて降りかかる やっと抜けたかと思うとまた倒木 またかと思ったが今度は跨いで抜ける事が出来やれやれ
今度は石がごろごろしているルートとなり水が出るのか植生が変わる ヤブデマリが集団で顔を見せる 足場の悪いところを抜けると登りが始まりジグザグに登って行く フタリシズカが咲いているのを見て 五合目の広場に出る
広場で麦茶休憩 広場にはワラビが葉を伸ばしていた まだ背は低いが掻き分けてゆくようなところまで大きくなる 周辺を見るとタニウツギ ヤブデマリが咲いていた
小休憩を終え ルートを行く ルートは緑の絨毯の上を歩く感じ ニガナ ハナニガナが多いがまだお休み中 タニウツギが楽しませてくれる ノアザミも咲き出した 傾斜がきつくなってくる この山の一番の傾斜だ 足を滑らさないよう確保しながら登って行く ハナニガナ ノアザミ タニウツギ カノコソウなどを見つける 六合目の標識が見えて来ると傾斜も一段落
六合目を抜けると緩やかな登りとなりほっとする 振り返るとガスが出ており眺望は得られない 六合目の近くにあるガマズミの花芽を確認しルートを行く 岩の中を抜けるノイバラが群生しているところも特に記述するものもなくルートを行く
七合目手前にヤブデマリが咲いている ピークは過ぎており足元に落花が散らばっている クルマバソウを見つけ七合目に出る 七合目を過ぎるとルートは草芝となり 天狗の森分岐に出る
天狗の森には寄らず直登する 草芝のルート ミツバツチグリ ヤマツツジが咲いていた ルートは左にカーブし低灌木樹林帯に入る 樹林を抜けるとまた草の中のルート そして八合目の標識に出る ここでも麦茶休憩をとる
休憩をしながら周辺を見るとアヅキナシが咲いているのを見つける ルート先は深い霧 ここは天狗の森を経由して登る合流点 天狗の森からのルートを覗くと霧に包まれ、何故か魅力的 ここのところ天狗の森にはご無沙汰が続いている(調べたら2015/8/5以来) この様子では山頂に出ても何も見えそうもない、いっそ天狗の森を訪ね 下山しよう
久々の天狗の森 独特の雰囲気を懐かしく思いながらルートを降りてゆく 左手斜面にオシダが一面に繁っている ガスが漂う中を降りて行く 視界がきかないが、何度も訪ねた事のあるルート クルマバソウ ツルカノコソウが顔を見せる そしてカツラの大木が姿を見せる 折れた幹もそのまま残っている カツラの大木を過ぎたら お社が と思っていたが なんと倒壊し、その姿を留めていない 屋根や柱・壁板などが廃材置き場のような形で放置されている 大きな天狗の下駄はどうしたのだろう
ルートを降りコルの位置に天狗の森*1)と書いた大きな説明板が設置されている 写真に撮り文字起こしをしておく
天狗の森分岐に戻るべくルートを行く 山を右手にしてルートを行く 山を巻いて緩やかな登りが続く 記録を見ると15分程要している 久々の事だがこんなに時間がかかるとは思わなかった ルートではムラサキケマン チゴユリを見つけた 分岐に出る少し前ではタニウツギが咲き出しており 見応えがあった そして天狗の森の分岐に出る
あとは登ってきたルートを戻る ハナニガナは花を広げていた 苦労して潜って抜けた倒木の所は矢張り難航 枝に触れ結構土を被ってしまった 登山道1に戻り舗装道路を降りて行く ここまで、どなたともお会いしなかった 駐車場が見えてきて 隣に1台駐車している あれ? その車に乗って来られた方はどのルートを行かれたのだろうと思っていたら にぎやかな声 登山口の大きな看板で写真を撮っておられた 6名の男女のグループだった 車載温度は23℃を示していたがしばらく走行したら21℃となった
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*1)天狗の森
この森は、名峰櫃ケ山(九五三・五米)の北側八合目にあたり、ブナ、ケヤキ、ミズナラなどの大木が自生している。
特にブナ林は県下での標高下限であり、分布の南限として学術的にも珍しく原生林のおもかげを残している。
祠には「勝負の神」として桜木坊・からす天狗が祀られていることから「天狗さん」と親しまれている。近くには岩穴がら冷風が吹き出している風穴がある。
昭和三十七年の岡山国体の山岳競技のルートとなり以来登山コースとし多くの人に親しまれている。
昭和四十五年岡山県指定 湯原・奥津県立公園
平成 二 年岡山県指定 郷土自然保護地域
湯原町
薄っすらと明るくなる頃倉敷出発 車載温度18℃ いつものように429吉備路を行き 県道271を経由して、足守の手前で再度429に乗り 足守 吉備中央町 加茂川と抜ける 加茂川道の駅で小休憩 車載温度13℃ 道の駅を出発 小森温泉 旭川ダムと走る ダムの水位は随分下がっている 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って走る 落合入口19(車載温度15)℃ 313に合流し 落合・久世市街地を抜ける 旭川を左に見て走り 勝山市街地を抜け313を北上する 勝山は16℃ 勝山を北上する 真賀温泉 足温泉の前を抜け登山口脇の駐車場に停めさせていただく 車載温度16℃ 駐車している車は無い 駐車場は草が刈られ整備されていた