駐車場7:07−7:29丸木橋−7:31標識_分岐まで90分−7:55標識_分岐まで50分−8:06渓流8:10−8:43尾根分岐−8:57大空山山頂8:59−9:16尾根分岐−9:42富栄山山頂9:53−10:09尾根分岐−10:37標識_50分−10:52標識_90分−10:53丸木橋−11:15駐車場
今日は大空山(おおぞらせん1103m)と富栄山(ふえいざん1206m)を訪ねる登山支度をして出発する 周辺にクマシデ*(*は実を意味する) タニウツギ* リョウブの花芽 ウツギを見つける 登山口には岡山市市制80周年記念造林地と書いた石碑があり 右手に登山のルール*1)と書いた模造紙程度の大きさの案内があり 登山ルートや登山に関しての注意書きが記載されている クマ注意の表示は無かったがクマ避けの鈴をセットする 注意書きにはクマの目撃情報は無いが念の為対策をしておくようにとの記載がある
擬木の階段を登って行く 擬木の階段は階段のステップをきざむのは段差があってきつい 階段の左側に適度な歩幅でステップがきざんであるのでそれを利用する 幾つか階段を登って行く ここだけで結構息があがる 10分程すると左に折れるようにカーブし少し下る 下ってからはなだらかな登り 大きな杉の木に沿ったルートとなる 杉の落ち葉がクッションとなり心地よい 注意と書いた標識がある その先にぬかるんでいる所があるので、足元注意の意味だろう
渓流の音が聞こえてきて、ロープガイドを備えた丸木橋の所に出る 丸木橋を渡ってルートを行く ルートを行くと分岐点まで90分の表示がある
案内に従ってルートを行く ルートは右手方向が開け霰ケ山・入道山に連なる山並みを伺う事が出来たのだが、谷側の樹が成長し山並みは伺えない 随分違った感じ ルート脇にコガクウツギ クマノミズキが顔見せてくれた クマノミズキはサワフタギかと思いながら写真を撮ったがGooglLensさんが教えてくれた
ルートは左にカーブして樹林の中の登りとなる ここからロープが設置されている場所が続く 今日は足元がしっかりしておりロープを使わず登って行ける ロープの箇所を数えたら4ケ所あった 最後の4番目の箇所が一番急でロープはルートの中央に、すぐ手にとれる位置にあった でも今日はロープを使わずはいはいするような形で登りクリアした ここを過ぎると 分岐まで50分と書いた標識のところに出る ここから尾根分岐までふぐるみ原生林と呼ばれるブナ樹林の中のルートとなる ここまでの樹林の中のルートでは花や実を見つけられなかった
雰囲気が変わり ブナ等の大きな樹が顔を出す 樹齢約600年のブナ樹林と説明があるとおり見応えがある 暫くは山を巻くようにした緩やかなアップダウンのルート 木を輪切りにして飛び石替わりにしているところなどがある 原生林に入って10分程歩いたところに細流がある 今日はそこで麦茶休憩 ここでコナスビ ヤブデマリ*を見つけた
そこを過ぎるとルートは登りとなりジグザグに登って行く ブナの樹林が見事である 2と4と1と数えた事を思い出す 樹林のジグザグに登る時の左カーブの数字 2回曲がると 大きな倒木のあるところを越え そして4回曲がり これでジグザグの登りを終えたかなと思うともう1回あった というもの ルートには大きなブナの倒木があり ステップを作って踏み越えられるようにしたり バイパスルートを作ったりと手を加えて頂いており 支障なく抜けて行く事が出来る ルート上にある倒木は2009/5/11に訪ねた時は下を潜って抜けた思い出があり懐かしい そうそうバイパスルートを登っているところでギンリョウソウに出会った
2と4と1のジグザグの登りを終えると傾斜は緩くなり 一息入れられる ルートは左にカーブする 尾根分岐の直前で樹間から大空山を伺う事が出来た そして尾根分岐に出る
分岐を右にとり、まずは大空山を訪ねる 少し下って登り返す 緩やかなアップダウンを行く 樹林または根曲がり竹に囲まれたルートで視界が開けるところは無い ここで男性の方とすれ違う 駐車されていた方だろう そして、大空山山頂に出る
山頂には山頂標識と三角点があるが周辺の樹木が成長し眺望は得られない 狭い山頂広場の周辺にはハナニガナ ヤマボウシ タンナサワフタギが咲いていた すぐに富栄山へ向かう
尾根分岐まで戻り 富栄山へ向けてルートを行く 緩やかに登り少し下る 樹林を抜け根曲がり竹を切り開いた緩やかな登りルートを行く ルート脇にツルシキミ*の青い実を見つける ルートは左にカーブし見応えのあるブナの大木、そこを過ぎると前方に富栄山のピークが顔を見せる ルートは根曲がり竹に囲まれて視界は限られる 前方だけが伺える 緩やかな登りを行く マムシグサ オオカメノキ*を見つけるにとどまった
山頂に近づくとルート右手が開け 振り返ると大空山に繋がる尾根が見える そして山頂展望台が見えて来て 山頂に着く 早速、展望台に登り 周辺の景観を楽しむ 一部樹木があるがほぼ360度のパノラマを楽しむ事が出来る 登ってきた大空山からのルートも見る事が出来る 展望台と並んで記念写真を撮る 展望台を降りて山頂広場の花を探すイヌツゲの小さい花を見つけた 麦茶で喉を潤し下山する下山は尾根分岐に戻り そこから登ってきたルートを降りて行く 丸木橋を過ぎ 最後の登りは今回もつらかった 無事登山口に下山 車載温度は22℃だった 駐車していた隣の車はまだあった 乗幸山方面に足を伸ばされたようだ
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*1)登山のルール富栄山・大空山は白賀渓谷を取り囲む北西側の同じ稜線にあり、富栄山山頂の展望台からは条件によっては、大山・日本海・さらには四国の山の遠望が楽しめます。途中にある「ふぐるみ原生林」の紅葉は美しく、ブナ・ミズナラなどの広葉樹の大木や四季に咲く可憐な草花など楽しめる山となっています。
以下のルールを守って安全な登山を楽しみましょう。
1.このルートは健脚向きで、全ルートの走破所要時間の目安は往復で約6時間です。情報を交換し合いながら無理せず、自分のペースで登りましょう、また、自然を守るため、安全のためにも決められた登山道以外には踏み込まないでください。
2.前もって家族などにコースや行程を知らせておきましょう。
3.天気予報を聞いて入山しましょう。山の天気は変わりやすく悪天候の時は危険です。
4.トイレはありません。入山前に「のとろキャンプ場」か「のとろ温泉」で済ませておいて下さい。
5.自分の出したゴミは必ず持ち帰りましょう。
6.火の取り扱いには十分注意しましょう。たき火やたばこの投げ捨ては厳禁です。
7.ふぐるみ原生林は国有林で特別保護地域に指定されています。自然を大切にするよう心がけましょう。また、国有林内での植物・岩石等の採取は禁じられています。
8.狭い登山道ではお互いに譲り合いましょう。また、落石をしないように注意して下さい。
9.山頂まで行くと携帯電話は使えません。(山頂まで行く間に一部使えるところもあります。)
10.クマの目撃情報等はありませんが、念のため鈴やラジオ等を携行しましょう。
薄っすらと明るくなる頃倉敷を出発 車載温度22℃ 429吉備路を行き、県道271を経由して足守の手前で再度429に乗り 足守 吉備中央町 加茂川と走る 加茂川道の駅で小休止17℃を確認 道の駅を出発して小森温泉 旭川ダムと走る 旭川ダムの水位は相変わらず低位を維持している 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って落合へ 落合入口18℃(車載温度)を確認し313に乗り久世へ 久世の三叉路を右に行く 181を左折してすぐ次の信号を右折し県道65へ進む 余川に沿って川を遡る 道なりに走って行く 分岐にはのとろキャンプ場を示す案内があるのでそれに従う のとろ温泉天空の湯の大きな案内板を見て右折、急な坂を登り キャンプ場へ向かう キャンプ場を右に見て直進し登山口の駐車場に 登山口は16℃ すでに1台駐車 なんと倉敷ナンバーだった