駐車位置7:13−7:22登山口−7:48標識−8:06反射板−8:10ピーク−8:17ロープ跡−8:44山頂8:59−9:20ピーク−9:23反射板−9:33標識−9:47登山口−9:54駐車位置
登山 今日は、笠菅峠から泉山(いずみがせん1209m)を訪ねる
登山支度をして出発する 駐車場の脇にミヤコグサが幾つか咲いていた 林道入口に「泉山登山コース案内 マップ」*1)と書いた大きな案内板とそれと向かい合わせの位置に自然を楽しむための注意点*0)と書いた案内がある また 熊出没注意の警告もある 熊避けの鈴はすでにセットしている
林道を行く 林道の雰囲気が違う 何だろうか? いつも探す草花の所が無い 刈りはらわれたのではなく拡幅されたと言うか 車が走って慣らされた感じ 残念ながら草花は見つかりそうもない ルート脇の木々に眼をやりながらルートを行く キブシ*(*は実を意味する) タンナサワフタギ ウツギを見つけるに留まる 泉山林道*2)と書いた標識を見てルートを行くと前方が開け 正面に泉山登山道入口と書いた大きな案内板がある この広場も整備されたよう コガクウツギがまだ装飾花を残しているのを見て登山道に入って行く
登山道は擬木の階段となっており 階段を登って行く 階段の脇を歩ける部分が増えてきておりそちらの方が歩きやすい ルートを選びながら登って行く 擬木の階段を過ぎると樹林帯に入る 一歩一歩登って行く ルート中央部は滑りやすそうなので出来るだけ避け 左端や右端の腐葉土の部分を選びながら登って行く 緩急があるが登りが続く 記録を見ると26分要したところで標識に出る
つまり 傾斜が緩くなり 左にカーブ 曲がり角には標識が設置されている そこから暫く樹林の中の緩やかなアップダウンのルートで足も軽くなる 今度は右にカーブし、樹林からも抜け出し草芝のルートなり花や実が期待される ツルアジサイ イワガラミの花芽 リョウブの花芽 タニウツギ タンナサワフタギ マユミ ウツギが顔を見せる 足元にはコナスビ ハナニガナが顔を見せる(ハナニガナはまだお休みの状態 帰路には花を開いていた)
ルートを右に折れるポイントをそのまま少し行くと展望が開けるスポットがある 泉山手前のピークが見える また 那岐山に連なる山並を展望できる 曇り空ではあるがガスは無く山並みを伺う事が出来た 足元の斜面にはヤマツツジの固まりが幾つかあった
ルートに戻り右に折れ、樹林の中へ降りて行く 樹林の中の穏やかなアップダウンを行く ヤマボウシ ガマズミ タンナサワフタギが咲いていた 樹林から抜けたところに反射板があり笹原の中のルートとなる笹原のルートを行くコナスビが顔を見せてくれただけで花はまだ ルートを登るとピークに出 泉山 笠菅峠 と書いた標識が設置されている 標識から数歩進むとピークが見える 奥のピークが山頂だ 珍しくガスがかかっていない山頂を伺う
笹原の中のルートを下る 下りではあるが花を見落とさないようキョロキョロしながら降りて行くが見つからない そして登り返す 樹林に入る手前で振り返ると 斜面に泉山と書いた笹文字を見る事が出来る樹林の中を登って行く 少し前にはロープが設置されていたが今は撤去されている その近くにタニギキョウ フタリシズカが顔を見せてくれた 数分頑張ると樹林を抜け草の道となりまた花が期待される ノアザミ ケキツネノボタン ハナニガナが顔を見せてくれるにとどまった そしてまた樹林に入る
そうそうノアザミに触れておこう 花の先に白いものが幾つも見られた 他の山でもそうしたノアザミを見ており何だろうと気になっていた ノアザミの画像を検索すると同じように白いものをつけている花の写真があり そのサイトは岡山理科大のサイトで下記の記述があった こうした事までわりと容易に調べられる、どういう事に興味や関心を持つかという事が大事になってきた
ノアザミの花をよく見ると、花弁が5枚の筒状花がたくさん集まって頭状花を形成していることがわかる。若い花はたくさんの花粉を放出しており、その後に雌しべがよく目立つようになる。雄しべの葯は5つが合わさって雌しべを包んで筒状になっている(画像の濃紫色の部分)。雄しべが先に成熟し、先端から花粉を放出する。その後から雌しべが花粉を押し出すように生長する。その際には、先端が2つに分かれた柱頭の部分は合わさって閉じており、受精がおこらない。まず雄しべが成熟し、後から雌しべが成熟することによって、自家受粉を避けている。これを雄性先熟という。(岡山理科大 旧植物生態研究室(波田研)のホームページより)
樹林に入る わりといい雰囲気で楽しみなルート エゴノキ ツルアジサイ ヤマボウシ オオカメノキ* カマツカ* クマシデ コバノフユイチゴを見つける そして 最後の登りを行き山頂に出る
山頂にはどなたもおられない 山頂広場を歩きサラサドウダン* アカモノ* ヤマツツジ タンナサワフタギ ハナニガナ コナスビを見つける 曇り空ではあるが大山が見える 大山を背に記念写真を撮る 麦茶で喉を潤し下山する
下山は登ってきたルートを戻る 笹文字がある斜面で女性4名グループとすれ違う 標識を90度曲がってからの下り、足元がしっかりしており 滑る心配はなく下りのテンポを楽しんだ 駐車場には島根ナンバーの車が増えていた 車載温度は22℃を示していた
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*0) 自然を楽しむための注意点
・体調に不安がある場合は入場を控えましょう。
*特に発熱・咳の症状がある場合
・「3蜜」(密集・密接・密閉)を避けましょう、
・歩行時はできる限り2m以上の間隔を空けましょう。
*会話をしない時にはマスクを外すなど、臨機応変に!
・感染予防グッズ(マスク、アルコール等)を携行しましょう。
健康のまち岡山県鏡野町*1)泉山登山コース案内 マップ ☆時間は目安です
1.笠菅コース 山頂まで2.7km 2.0時間 笠菅峠→反射板→泉山山頂
2.天の川コース 山頂まで3.9km 3.5時間 中林駐車場→火の滝→井水山→中央峰→泉山山頂
3.中林コース 山頂まで3.1km 3.0時間 中林駐車場→泉山ヒュッテ→中央峰→泉山山頂
4.大神宮原コース 山頂まで3.3km 3.0時間 大神宮原駐車場→中央峰→泉山山頂
5.養野(福ケ乢)コース 山頂まで5.6km 4.0時間 泉−神社駐車場→福ケ乢→井水山→中央峰→泉山山頂
6.養野(よぼしき岩)コース 山頂まで4.4km 3.0時間 泉−神社駐車場→よぼし岩→中央峰→泉山山頂
*2)泉山林道
1.この林道は、事業実行上の専用林道ですから関係者以外のゲートから奥への通行を固くお断りします。
2.ゲートや鍵を破壊しないで下さい。
3.たとえゲートの損壊などで開いていても、通行することをお断りします。
4.このことを無視して無断で通行され、事故が発生しても、その責任は一切負いません。
5.通行の許可を受けたい時は、林道を管理する下記森林管理署へ申し出て下さい。
岡山森林管理署電話:0868-23-2151
明るくなりはじめた頃、倉敷を出発 車載温度23℃ 吉備路429を行き 県道271を経由し 再度足守の手前で429に乗り足守 吉備中央町 加茂川と走る 加茂川道の駅で小休憩、車載温度18℃ 小森温泉 旭川ダムと抜けて行く 旭川ダムの水位は低位を維持している 休み乢トンネルを抜ける 曇り空、山並はなんとか判断できる トンネルを過ぎて最初の信号を左折、県道159を経由して久米へ 久米で181を右折 院庄で左折して179を北上する 雲井山トンネル出口19℃ 奥津役場前20℃ 甘木トンネル 大釣りトンネルを抜け奥津に出る 道の駅奥津温泉を過ぎてすぐの交差点を右折し 広域林道を行き 笠菅峠登山口脇の空地に駐車 車載温度19℃ 駐車している車は無い