象山



象山 1085m  難易度 ☆     登り49分 下り48分    鳥取県
倉敷からの距離   133Km        登頂日 2024/09/04   ガイドブック   動画

駐車位置7:49−湿原−7:58自動車道(湿原入口)−8:04木道−8:11木道終わり8:13−8:18コル−8:40象山山頂8:50−9:16分岐−9:33自動車道−9:38駐車位置

登山
 今日は鏡ヶ成湿原散策後象山(ぞうやま1085m)を訪ねる

 先月ここを訪ね 鏡ケ成湿原があり花を楽しめる事を知った ネットで調べてみると種々の花が紹介されている アプローチ距離は少し伸びるがいろいろなシーズンで楽しみたい
 
 湿原に入るのは今日が初めて どのようなルートを選んだら良いかネットで調べてもわからなかったので まず象山を行きコルから湿原を探索しコルに戻り擬宝珠山を狙う事を考えた(簡略図からコルからの方が湿原に近いように思えたので)
 
 駐車場周辺にはマツムシソウが咲いていた 道路に沿って咲いている様子が伺えた 登山支度をして出発 まずは 先月コオニユリが咲いていた湿原へ向かう 湿原につくまでにマツムシソウ イタドリ オトコエシを見る
  
 湿原を右に見て芝草の上を行く もうコオニユリやオオバギボウシは咲いていない ヌマトラノオはまだ健在 キセルアザミが沢山顔を見せていた ミゾソバ アカバナ アキノウナギツカミ クロバナヒキオコシなども咲いていた 緑色の葉の中に緑色のマムシグサ*(*は実を意味する)を見つけた 季節が進めば赤くなり目立つのだろう
 
 湿原を後に自動車道を横断する ここでも道路脇にマツムシソウが咲いている 道路を横断し 湿原へ向かう 前回象山から降りてきたルートを逆にたどる形 ノリウツギは花から実へ シシウド ヤマハギ ヨモギ キンミズヒキ ヒヨドリバナなどを見て 湿原と象山分岐に出る 標識を見ると湿原100mとある それなら先に湿原に寄ろうと分岐を直進する
 
 ルート両脇のススキが茂り 両方から覆いトンネルのようになったルートを行く オミナエシ シオガマギク(GoogleLensによる) マツムシソウ キセルアザミ ヌマトラノオなどを見つけながらルートを行くと 木道が設置されている
 
 木道沿いが鏡ケ成湿原の中心であろう 木道を行く ちょっと目立つのはアブラガヤだろうか ウド ゴマナ ハンゴンソウ ミゾソバ ノリウツギなど見つけながら木道を行くと 木道の終点のT字路に出る
 
 右を歩いてみたがすぐに広いルートは終わってしまう 戻って左へ行くと更に広いルートに出 右手にはリフトが伺える 左は象山と案内がある
 
 ところで天候であるが 象山も擬宝珠山もガスに覆われ 小雨まで降り出した この様子では天候の回復は望み難い 縦走は見合わせて 象山周遊としよう この時期擬宝珠山より象山の方が花が多そうだ
 
 分岐から4分でコルに出る コルには標識がある 左に折れ象山へ向かう なだらかな丸太の階段を登って行く 丸太の階段から石段になり また丸太となり石段となる事を何回か繰り返しながら高度を上げてゆく ガスで眼の前が真っ白 擬宝珠山の山容は勿論 ゲレンデも伺う事が出来ない ルートではマルバハギ ウツギ* ヤマジノホトトギス アカモノ ノアザミ メドハギ オオバギボウシ* オミナエシ マツムシソウ イチヤクソウ*?などを見つけ分岐に出る 分岐を右に折れ山頂へ向かう 分岐から数分で山頂に出る
 
 山頂にはどなたもおられない 三角点と山頂標識がある 景観は全く得られない 山頂標識のところにマツムシソウが咲いていた マツムシソウと一緒に記念写真を撮る
 
 すぐに下山する 先ほどの分岐に戻り 今度は新小屋峠の方角へ降りて行く 足元がつるつる これは注意しないといけないと思った矢先にスッテン 足が滑って立てない 数メートルずらして立ち上がる 降った雨が潤滑剤の役割をしたのだろう つるつるのところは幸いその部分だけだった
 
 ヤマボウシ* ホツツジ ノギラン* マツムシソウ ミヤマコゴメグサ アキノキリンソウ マルバハギなどを見つけ 象山展望広場に出る 広場にはマツムシソウが咲いていた 勿論展望は得られない
 
 ルートを降りてゆく オトギリソウ ツルリンドウ アキノキリンソウ ヨモギ ヤマハギなどを見つけ樹林帯に入る ガスの中の樹林帯は雰囲気がある 雰囲気を楽しみながら降りて行く そして分岐を左にとり芝広場・宿舎方面に降りて行く 湿原への分岐に出て 今朝歩いたところに出る 自動車道を横断して 左手を見ると 案内標識がある
 
 そこに行き確認すると 鏡ケ成案内図とあり レストハウス前にあったものと同じだ ここを真っすぐゲレンデに向かうとコルに出るのだ 湿原の木道の位置関係も把握する事が出来た
 
 自動車道を歩き車のところへ 道路脇にはマツムシソウが咲いている マツムシソウを前景にして鏡ケ成をカメラに収める 烏ケ山の裾野しか見えないのが残念だ 駐車場には車が3台増えていた 車載温度は21℃だった


アプローチ
 まだ暗い時間に倉敷を出発 車載温度24℃ 吉備路429を行き県道271を走る 次第に明るくなる 今日は周辺の山並みがすっきり見える 好天気が期待される 足守の手前で再度429に乗り 足守 吉備中央町 加茂川と走って行く 加茂川道の駅で小休憩車載温度19℃ 小森温泉を抜け旭川ダムへ向かう 旭川ダムの水位は定常レベルか? でも川幅が広く見える 旭町で県道30へ左折 落合で313に乗る 落合 久世 勝山と市街地を走り 引き続き313を北上し湯原へ 落合21℃ 勝山20℃ 湯原21℃ 湯原のトンネルを抜け中和村に入る 蒜山市街入口で313と別れ482を直進する 蒜山20℃ そのまま市街地を抜け 県道114との交差点で右折し 114の大山蒜山道路を行く ここまで来るのは久しぶり 蒜山高原休暇村付近は大部様子を変えている 事前にGoogleMapで調べておいたので支障なく目的地へ向かう 途中鬼女台展望所に寄るが周辺の山並みはガスで見えない 大山の左側斜面の部分が顔を出していた 鏡ケ成のレストハウス前の駐車場に駐車する ここには駐車している車は無い 車載温度19℃
 
 帰路は県道58新庄経由を走ってみたが全く同じの133.1kmでびっくりした
 
 今回は429を経由したルートでアプローチし133.1Km 前回は180を経由したルートで139.4kmだった 所要時間は429経由の方が数分余計にかかった