駐車場(下横道南)7:15−7:21分岐(直登コース→)−7:33天神社相撲場−7:33天神古墳群(rootX↑)−7:46岩壁に社−8:05上の横道(rootX出)8:10−8:15分岐(幸山城跡)−8:16分岐(西郡コース)−8:20分岐(八畳岩)ー8:22八畳岩一番石仏ー8:26写真8:32−8:41妙見展望台−8:43root23↑−分岐−8:50西郡コースroot19出−8:53福山山頂−8:56root20↓−9:04上の横道(root20出)=9:06root−↑=9:08rootX出=9:13root20↓&↑−9:17直登交差−9:19root13↓=9:20root18↑=9:21root13↓−9:28分岐(root13↓)−9:32ゆっくり(root13出)−9:34下の横道−9:40駐車場
今日は福山(ふくやま 標高302m)を訪ねる登山支度をして出発する 駐車場の出口(登山口へ向かう方)に幸福の小径と書いた遊歩道マップと福山を歩こうと書いた案内地図が設置されている 福山には主要コース以外にもルートがあるようでこれまでにも幾つかルートを歩いている 今日も下の横道ルートからのルートを探索する予定 狙いは天神古墳群から登って行くルートがあるか
県道を横断する 自動車が絶え間なしに走ってくるのでしばらく待たされる 横断して下の横道南コースを行く 平坦なルートを数分行くと東屋ならびに福山山頂へと書いた分岐がある そのまま直進する 右手に峠古墳群と書いた標識があり、すぐに直登コースの分岐に出る 歴史広場から登ってくるルートを数歩過ぎたところ 今日も直登コースの階段を登らず直進する
以前歩いたRoot20入口の休憩舎のあるところを過ぎてルートを行く 天神古墳群という標識が右手に見られる辺りから山へ入ってゆくルートが何本か見られる 今日は下の横道の端まで行ってそこから探そうとそのまま進む Root20入口から7分程で天神神社相撲場の広場が見える所に出る 右手に見える幅広のルートにはロープが張られている 広場に7,8名のグループが休んでおられたので ここから登れますかと伺うとそこからは行けない 戻って階段を行くと良いと伺う
少し戻ったところに丸太の階段のルートがある 話しの様子は直登ルートの階段を言われたのかも知れない が まいいや この先を探索してみようとルートを登って行く ここは以前に訪ねた事があり見覚えのある古墳を左に見て登って行く その先のルートは続いており登って行くと横切るようにしたルートに出る そちらのルートの方が幅広でしっかりしているように見えるが山に向かっていない 古墳周回ルートではないかと判断 山に向かうルートも読めるのでそちらに向かう
はっきりしないもののルートらしきものが読めるので追ってゆく 古墳から10分程登ったところに大きな岩壁 見上げるとお社のようなものが見える ここに来るルートだったのかもしれないが回り込んで行くルートがあるか探す まず岩の右手を行くが怪しい 戻って左手を行く その先にルートらしいものを見つけたので急斜面を耐えて登ってゆくと どうやらルートらしい その先にも続いている
しばらくはルートがはっきりしていて追いやすかったが落ち葉の積もった斜面に入り読めなくなった キョロキョロするとテープナビが見つかった これは有難い 先人がいるのだとテープに向かう だがその先のテープナビが見つからない 次のテープナビを探しうろうろすると 登った位置より低いところにあるのを見つけ そちらを目指す そこに出たらその先にルートらしいものが読めたのでそのまま登って行くと上の横道に出た 少し先に大きな岩が見えた 前に見つけ気になっていたルートだった ここまで下の横道から約30分要した 身体が暖かくなってきたのでウインドウブレーカを脱ぎリュックに入れる
出た所を左へ上の横道を行く 大きな岩のところから階段の下りが続く 左手斜面は急でそこから登ってくるルートは無さそう 幸山城跡への分岐に出る そのまま直進し西郡コースを行き、八畳岩を目指す 右に折れるところにネズミモチ*(*は実を意味する)を見つけた
幅広の西郡コースを登ってゆくと右手に八畳岩と書いた案内標識があるのでそこから入って行く 東屋が見えてきて大きな岩の前の広場に出る 石仏が並び大岩の一番奥の壁面に一番石仏がある
八畳岩の大岩を左に見ながら登って行く 八畳岩の上の平らな面が見えてきて、清音の市街地が見える そこから右に折れると岩が重なりあった 岩の下を潜るところに出る 上を見ると落ちてきそうな岩が見られる 今日はここで記念写真を撮ろう ルートを占有してしまうが滅多に出会う人はいないので大丈夫だろう 記念写真を撮り潜り抜け右に折れる ちょっとした岩の斜面がありロープを使って登る 短い距離ではあるが使わないと登れない急な斜面である
その斜面を登るとトンネルを作っていた岩の上に出る ここからも清音の眺望が得られる 見上げると大きな岩がまた見える 岩を右手に回り込むようにして登って行くとその大岩の裏手に出る 大岩の上には石の三重の塔がある
岩を後にルートを登ってゆく ロープが設置されているところもあり結構急斜面 でもロープを使わずに登って行ける ルート脇にヤブコウジ*の赤い実 落ち葉に隠れるようにしてちらっと顔を見せてくれた そして妙見展望台に出る
展望台の温度計は1.2℃を示していた ここからも清音の市街地を展望できる
すぐにルートを行き山頂を目指す いつものところにソヨゴ*が赤い実をつけているのをやっと見つける その近くにヒサカキが花芽をつけていた Root23を行く(標識が見当たらなかった?) このルートは上の横道からのRoot19と繋がっており合流点を左にとると山頂手前の西郡コースに出る コース出口には19と書いた標識がある
西郡コースを行くと山頂広場に出る 広場には湊川決戦一週間前備中福山合戦*1)と書いた説明板がある 大きなヤブツバキの木があり花芽を幾つも膨らませていた 少し離れたところにピンクの花 サザンカだ 沢山の花が咲いている 広場にはどなたもおられない、こんな事もあるのだ 反対側の東斜面へ向かう 東斜面からは倉敷方面の景観が得られる 正面に太陽を受けまぶしい
広場の外周を戻るように行き20と書いた標識から降りる ここは以前にも歩いた事がある しっかりしたルートがついており8分で上の横道に出る 出たところの標識は気づかなかったが木の幹に20と書いてあった
ルート確認の為 下の横道から出てきた大きな岩のあるところまで戻る すぐRoot20の下りがあり 2分程行くとRoot19への登り口がある 更に2分程で先ほど登ってきた下の横道の出口に出た 確認が出来たので戻り 直登ルートを横断し 今度はRoot13を降りる 確かRoot18の出口があった筈と少し先へ行き確認する Root13の降り口は直登ルートから2分程度で更に1分程行ったところにRoot18の出口(上からの降り出口)という感じだRoot13の降り口に戻りルートを降りて行く 降り口に13の標識があるので迷う事なくそのルートを降りて行く ルートが落ち葉で埋もれているところが多い でもなんとなくルートと判別できる 結構急で、足元に留意しながら降りる 7分程降りたところに"14→"と書いたオレンジ色の標識がある分岐に出る 前回は右に折れRoot14を降りたが今日は左に折れる 13と書いた標識を見て降りて行く 4分程でゆっくり回り道コースに出た
ゆっくりコースを降りる 2分程で東屋のある分岐に出る 下の横道を行き駐車場へ 駐車場は相変わらず満車状態だった つぎつぎに入れ替わって行く 私の隣の車もすでに入れ替わっていた 登山靴を脱いでいる時にも何台か入れ替わっていた 車載温度4℃−−−−−−−−−−−−−−−−以下は標識に記載してあったもの−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*1)湊川決戦一週間前備中福山合戦
海抜302mのこの福山は往古 神奈備(カンナビ)山、加佐米山、百射(ヒモイ)山とか言われたが、山岳佛教が栄えた奈良平安期 報恩大師が頂上に福山寺及び十二坊を建て伽藍(ガラン)が全山に並び繁栄を極め福山と呼ばれるようになった。
後醍醐天皇念願の親政が復活したが建武中興に加わった足利尊氏が論功行賞に〇〇(フンマン)を抱き天皇支持勢力の新田義貞、楠木正成等と対立した。この結果、尊氏勢が九州へ敗走し軍勢を立て直して再び京都を目指して東上を開始した。福山合戦はその途上の延元元年五月におこった。
足利直義十六日 朝原峠より攻撃を開始したが、城兵撃退す、十七日四方より総攻撃をかけ、城兵は石火矢、岩石落し、弓矢にて二万餘の死傷者を出したが 新手入り変り立ち変り遂に乱入され火をかけられ落城となった。大井田氏経一千騎引連れ山下の直義の本陣になぐり込み奮戦したが、味方は百騎程になり山上は火の海、氏経はこれ迄と部下を集め三石の本陣に加わらんと一方切り破り逃れた 福山城落城後直義は敗走する氏経を追い板倉より辛川まで十余度交戦を続け三石城へ逃れ去った。
直義は足利勢をここで休養させ首実験をして戦功を賞した。討首千三百五十三を数えたという。
薄っすらと明るみはじめた頃倉敷を出発 車載温度0℃ この冬初めての0℃だ 429に向けて走る 浜ノ茶屋北の交差点で429にのりすぐ次の交差点で県道469へ左折する 前方に見えてくる山が福山だ 安養寺を示す案内表示を見送り ピークを超える 左手に駐車場があるのでそこに入る 平日にもかかわらず、すでに10台以上駐車していた やっと空いているところを見つける 車載温度1℃