八丈岩山



標高 281m 難易度 ☆    登り64分 下り42分 三頂山往復5分  岡山県
倉敷からの距離   35Km        登頂日 2025/03/01   ガイドブック  F 写真 動画
駐車場7:24−7:41小名郷池−7:44分岐−7:47東屋−8:03分岐−8:07道路−8:16八丈岩山駐車場−8:24分岐=8:27三頂山8:38=8:40分岐−8:47八丈岩山−8:58案内板−9:13分岐−9:25道路−9:29駐車場

登山
 今日は八丈岩山(はちじょういわやま281m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 気温4℃でウインドウブレーカをどうしようか迷ったが陽射しが無いので着たままとする いつものとおり小名郷池を目指す 道路脇に咲いているサザンカを見ながら、自動車道を登って行く 濃霧の影響で霧がかかっている様子が伺える 少し登ったところで、遊歩道へ入る
 
 土の道を行く ルート脇にオオバヤシャブシ*(*は実を意味する) ヒメヤシャブシ* ヤマハゼ* シャリンバイ* サザンカを見て 分岐を右にとり中央園地へ降りて行く 写真を撮っている横を男性の方が通られ挨拶を交わした その方が園地で整理体操をされていた 朝のトレーニングに来られたようだ
 
 園地では道路沿いのナナミノキを訪ねたが 赤い実は色を失っていた 小名郷池へ向かう 池のほとりにはラクウショウの気根が顔を出している 枝先の実は殆ど落ちてしまい、わずか残っているものがあった 池にかかっている木道を行く ヤブツバキの花芽が随分膨らんでいるのを確認 園地の斜面を登りルートに出る そして、三頂山へ向かう丸太の階段を登って行く
 
 階段を登ってゆく サルトリイバラが顔を見せてくれる 色は大部失っているが霧を背景して撮れた写真はムードがある 数分登ったところに東屋 そのすぐ先で、遊歩道からのルート合流する 階段はまだ続く 次第に段差がきつくなり一段一段登る都度、声が出る ヒサカキの花芽を見つけ写真に 丸太に50 100 200と数字があり 最後は228 段数の割には結構きつく汗がにじむ
 
 登りが緩くなり、左手前方に三頂山ならびに八丈岩山が見えてくるはずだが霧で全く見えない いつものところにネズ* ネジキ*を見つける ソヨゴの実は見つからなかった ルートを少し下り分岐に出る
 
 分岐を左に折れルートを行く ここも右手はガスで三頂山は全く見えない 丸太の階段を登って自動車道に出る
 
 今日も自動車道を行く ヤマハゼ* ヘクソカズラ* サルトリイバラ* オオバヤシャブシ* シャリンバイ* ヌルデ*などを見つけながら車道の歩きを楽しむ どの実も色を落とし元気がない 八丈岩山駐車場に出る 駐車場のトイレは工事が終わったのだろう、使えるようになっていた そのすぐ先にある案内板*1)を見て、植林帯のルートへ入る
 
 ここにはクロガネモチが植林されている 赤い実を探したが見つけられなかった ルートを行くと分岐に出る 分岐に市民憩いの森を利用される皆さんへ*2)と書いた案内板があり その左手に石のベンチ(休憩舎跡)がある 分岐を左へとり三頂山に出る
 
 三頂山は岩がごろごろしており岩と瀬戸内海や岡山港・児島港の景観を楽しむ事が出来るのだが生憎の濃霧 それでも薄っすらと八丈岩山の山容が伺える 岩の上で記念写真を撮る そして分岐に戻り八丈岩山を目指す ここでもネジキ*を見つける

 ルート左手に三頂山を伺えるスポットがある 薄っすらと山容がわかるのでズームでカメラに収める 大きな岩があちらこちらにあるのがわかる また 右手には瀬戸内海の景観を伺えるスポットがある そして八丈岩山山頂に出る
 
 山頂には三角点があり、案内板*3)がある 山頂から数歩歩いたところに八丈岩があり、そこにも説明板*4)がある 残念ながら景観は楽しめない 立石展望所400mと記載した標識を確認しルートを行く 
 
 岩がごろごろしている尾根ルートを抜ける ルート脇にヒサカキの花芽 オオバヤシャブシ* ヒメヤシャブシ* ネジキ* サルトリイバラ*など見つける ここでもソヨゴを見つけられなかった ルート途中に国立公園を利用される皆さんへ*5)と書いた案内板がある ここから立石へ降りて行く事が出来る どうやらここが立石展望所のようだ そうした表示は無いが周辺の木々が切られ立石を伺う事が出来る 霧の中になんとか見えたのでズームで撮る
 
 立石には寄らず ルートを降りて行く すぐ先に分岐があり右へ降りて行く ルート右手に立石が見えてくる ルートが左にカーブする位置に岩があり、ここからも立石を楽しめる 霧の中伺う事が出来る 背景の瀬戸内海は霧の中 今日もズームで撮る
 
 立石を見てルートを降りて行く 前方に溜池が見えてくる 分岐を左折、三頂山園地へ向かう 幾つか分岐がある 今日はどれも三頂山園地に降りずルートを行く 木の橋を渡り丸太の階段の登りとなる 結構長い こんな登りがあったか記憶が無い 分岐がありそのまま登って行くと八丈岩山に 登らず、右へ下る すぐに自動車道に出る 出たところに八丈岩山園地案内図*6)が設置されている 道路脇駐車場の奥にウメが咲いているのをみつけ 近づいてカメラに収める そして第一駐車場に戻る 車載温度は7℃だった 私の隣に1台駐車していた

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*1)八丈岩山園地案内図
 ここは、瀬戸内海国立公園光南台地区の東端に位置し、八丈岩山を中心に自然探勝路、休憩舎、国民宿舎が整備され内海の展望を楽しみながら、自然とのふれあいができます。また、西方にある貝殻山、天目山、金甲山にも園地、休憩舎等があり、四季を通して利用ができます。 
 環境庁・岡山県・岡山市
 
*2)市民憩いの森を利用される皆さんへ
 市民憩いの森は、私たちの生活に欠かせない大切な緑と自然の環境を整備、保全して、心豊かに自然と親しんでいだだくレクリエーシヨンの場として、また水を治め、災害を防ぐ治山効果を高めるための森林てす。
 この区域は、保健保安林、国立公園、名勝地に指定されていますから、次のことを守つ て、大切に利用してぐださい。
・土砂、樹木、植物などを採らないてぐださい。
・タバコの投げ捨てやたき火などは山火事のもとですから絶対にやめてください。
・ゴミは捨てずに、持ち帰ってください。
・トイレやベンチなど皆さんで使う施設を大切にしてください。
 環境庁・岡山県・岡山市

*3)瀬戸内海国立公園
 昭和6年に国立公園法が制定され、昭和9年に雲仙天草、霧島屋久とともにこの瀬戸内海一帯の景勝地が「瀬戸内海国立公園」として指定されました。
 静かな海面、点在する多くの島々、白砂の浜、松林など自然と人文景観が一体となって瀬戸内海独特の親しみ深い、そして美しい多島海景観を作り出しています。
 この大自然の文化財をいつまでも残し、引き継いでゆくために皆さんの御協力をお願いします。 
 環境庁・岡山県・岡山市

*4)八丈岩山
 八丈岩山は、児島半島の東端に位置する標高280mの山で、この山の名前は、八畳敷ほどもある大きな岩に由来しています。
 ご覧のように、奇岩怪石が連なり重なり合って、今にもくずれ落ちそうな感じを与え、おだやかな瀬戸内海とたいへん対称的で、独特な景観を作り出しています。
 この周辺では、アカマツ、クロマツ、ウバメガシ、コバノミツバツツジなどの樹木や、ウグイス、ツグミ、メジロ、モズ、ヒヨドリ、ホトトギスなどの鳥も観察できる自然の宝庫となっています。 
 環境庁・岡山県・岡山市 

*5)国立公園を利用される皆さんへ
 ここは、瀬戸内国立公園地域内です。次のことは必ず守ってください。
・自然を大切にしてください。
・ゴミは捨てずに、持ち帰ってください。
・タバコの投げ捨てやたき火などは山火事のもとですから絶対にやめてください。
・トイレやベンチなど皆さんで使う施設を大切にしてください。
・土砂、樹木、植物などを採らないようにしてください。
・他の人に迷惑になるようなことはやめてください。
 環境庁・岡山県・岡山市
 

*6)八丈岩山園地案内図
 ここは瀬戸内海国立公園光南台地に位置し八丈岩山を中心に自然探勝路休憩舎、国民宿舎等が常備され内海の展望を楽しみながら自然とのふれあいができます。
 又西方にある貝殻山天目山金甲山にも園地休憩舎等が四季を通して利用できます。
 岡山県岡山市



アプローチ
  薄っすらと明るくなりはじめた頃、倉敷を出発する 車載温度は4℃ 県道22を行き国道2号に乗る 平日ではあるものの流れは順調 信号待ち渋滞もなく岡山市バイパスに入る 旭川大橋の側道を降り右折し県道45を行く ラジオが岡山市に濃霧注意報発令を告げる、自動車の運転に支障はないもののもやがかかり展望がきかない 児島大橋を渡りトンネルを抜け最初の信号を右折し県道74へ 小串の町を過ぎ 貝殻山の道路案内に従い県道463へ右折 第一駐車場に駐車 車載温度4℃ 駐車している車はない