駐車位置7:44−7:50湿原−7:58コル−8:21象山山頂8:30−8:52分岐−9:10自動車道−9:14駐車位置
今日は鏡ヶ成湿原散策後象山(ぞうやま1085m)を訪ねる先月ここを訪ね 鏡ケ成湿原があり花を楽しめる事を知った ネットで調べてみると種々の花が紹介されている アプローチ距離は少し伸びるがいろいろなシーズンで楽しみたい
湿原に入るのは今日が初めて どのようなルートを選んだら良いかネットで調べてもわからなかったので まず象山を行きコルから湿原を探索しコルに戻り擬宝珠山を狙う事を考えた(簡略図からコルからの方が湿原に近いように思えたので)
駐車場周辺にはマツムシソウが咲いていた 道路に沿って咲いている様子が伺えた 登山支度をして出発 まずは 先月コオニユリが咲いていた湿原へ向かう 湿原につくまでにマツムシソウ イタドリ オトコエシを見る
湿原を右に見て芝草の上を行く もうコオニユリやオオバギボウシは咲いていない ヌマトラノオはまだ健在 キセルアザミが沢山顔を見せていた ミゾソバ アカバナ アキノウナギツカミ クロバナヒキオコシなども咲いていた 緑色の葉の中に緑色のマムシグサ*(*は実を意味する)を見つけた 季節が進めば赤くなり目立つのだろう
湿原を後に自動車道を横断する ここでも道路脇にマツムシソウが咲いている 道路を横断し 湿原へ向かう 前回象山から降りてきたルートを逆にたどる形 ノリウツギは花から実へ シシウド ヤマハギ ヨモギ キンミズヒキ ヒヨドリバナなどを見て 湿原と象山分岐に出る 標識を見ると湿原100mとある それなら先に湿原に寄ろうと分岐を直進する
ルート両脇のススキが茂り 両方から覆いトンネルのようになったルートを行く オミナエシ シオガマギク(GoogleLensによる) マツムシソウ キセルアザミ ヌマトラノオなどを見つけながらルートを行くと 木道が設置されている
木道沿いが鏡ケ成湿原の中心であろう 木道を行く ちょっと目立つのはアブラガヤだろうか ウド ゴマナ ハンゴンソウ ミゾソバ ノリウツギなど見つけながら木道を行くと 木道の終点のT字路に出る
右を歩いてみたがすぐに広いルートは終わってしまう 戻って左へ行くと更に広いルートに出 右手にはリフトが伺える 左は象山と案内がある
ところで天候であるが 象山も擬宝珠山もガスに覆われ 小雨まで降り出した この様子では天候の回復は望み難い 縦走は見合わせて 象山周遊としよう この時期擬宝珠山より象山の方が花が多そうだ
分岐から4分でコルに出る コルには標識がある 左に折れ象山へ向かう なだらかな丸太の階段を登って行く 丸太の階段から石段になり また丸太となり石段となる事を何回か繰り返しながら高度を上げてゆく ガスで眼の前が真っ白 擬宝珠山の山容は勿論 ゲレンデも伺う事が出来ない ルートではマルバハギ ウツギ* ヤマジノホトトギス アカモノ ノアザミ メドハギ オオバギボウシ* オミナエシ マツムシソウ イチヤクソウ*?などを見つけ分岐に出る 分岐を右に折れ山頂へ向かう 分岐から数分で山頂に出る
山頂にはどなたもおられない 三角点と山頂標識がある 景観は全く得られない 山頂標識のところにマツムシソウが咲いていた マツムシソウと一緒に記念写真を撮る
すぐに下山する 先ほどの分岐に戻り 今度は新小屋峠の方角へ降りて行く 足元がつるつる これは注意しないといけないと思った矢先にスッテン 足が滑って立てない 数メートルずらして立ち上がる 降った雨が潤滑剤の役割をしたのだろう つるつるのところは幸いその部分だけだった
ヤマボウシ* ホツツジ ノギラン* マツムシソウ ミヤマコゴメグサ アキノキリンソウ マルバハギなどを見つけ 象山展望広場に出る 広場にはマツムシソウが咲いていた 勿論展望は得られない
ルートを降りてゆく オトギリソウ ツルリンドウ アキノキリンソウ ヨモギ ヤマハギなどを見つけ樹林帯に入る ガスの中の樹林帯は雰囲気がある 雰囲気を楽しみながら降りて行く そして分岐を左にとり芝広場・宿舎方面に降りて行く 湿原への分岐に出て 今朝歩いたところに出る 自動車道を横断して 左手を見ると 案内標識がある
そこに行き確認すると 鏡ケ成案内図とあり レストハウス前にあったものと同じだ ここを真っすぐゲレンデに向かうとコルに出るのだ 湿原の木道の位置関係も把握する事が出来た
自動車道を歩き車のところへ 道路脇にはマツムシソウが咲いている マツムシソウを前景にして鏡ケ成をカメラに収める 烏ケ山の裾野しか見えないのが残念だ 駐車場には車が3台増えていた 車載温度は21℃だった雪解けの季節を迎え 山には花が顔を出す どの山でどの花に遭えるか楽しみな季節になってきた 鏡ケ成はそういう意味でも楽しみな山でこの季節が来るのを楽しみにしていた ネットで調べるとサンカヨウ カタクリが咲くようだ 擬宝珠山尾根のグリーンのロープはかたくりロードと呼ばれているようだと言う事がわかった
先日17日に朝鍋鷲ケ山を訪ねた時に擬宝珠山にはまだ白いものが伺えた ここ数日気温があがった事もあり雪解けは進んでいるのではと期待し 本日訪ねる事とした駐車場に車を停め 登山支度をして出発する 擬宝珠山登山口付近にサンカヨウが顔を見せるらしいという事で 擬宝珠山に向かう 斜面にはまだ結構雪が残っている ルートを眼で追うと 樹林入口の手前から雪が見られ この状態では、この斜面を登るのは難しい 周辺の斜面は、雪に覆われていたのがやっと溶けたという状況で押しつぶされたのがやっと解放されたという感じで、緑色の葉すら伺えない 休館しているレストハウスの裏手を経由してコルへ向かう
レストハウスの脇に何か固まって芽を出しているものが見える あれは?と期待を持ちながら近づくとフキノトウの群生だった 花芽が陽射しを受けて輝いていた
スキー場の斜面を横断するようにしてリフトの方向へ向かう 湿原も一望できる 雪の重さを受けたのであろう平に押しつぶされた平面が広がる 夏の季節の湿原とこうも違うのかと驚く 象山登山道へ向かう付近はまだ雪が残っている
リフトを潜りコルへ向かう 湿原の木道入口から木道を伺う事が出来る この様子では花は期待出来そうもないのでそのままコルへ向かう ルートには一部雪が残っている
山の斜面から男性お一人降りて来られた これ幸いと雪の状況やカタクリの状況を伺う 尾根に雪はまだある カタクリの花芽はあったが花はまだと グリーンのロープのところはカタクリなのですねと伺うとそうだが ロープは雪で見えないとも教えてくれた 例年にない降雪で昨日、擬宝珠山カタクリトレッキングツアーが計画されていたがキャンセルなったとも伺った お礼を言い その様子でしたら擬宝珠山は見合わせて象山に行きますと言って別れる
すぐにコルに出る コルには雪は無い 擬宝珠山方面にも雪は見られなかったので少し入ってみたがすぐに雪がある事がわかり引き返し 象山へ向かう
こちらのルートは雪は無く 順調に登って行ける 時折振り返ると擬宝珠山の尾根が冠雪している状況を伺う事が出来る 足元にタムシバの花弁 見上げると蕾と花が咲いていた 結構風があり揺れて、いい写真が撮れなかった 今度は新芽が膨らんでいるのを見つけカメラの収める GoogleLensで調べると ヤマヤナギのようだ ルートを登って行くと 今度はヤマヤナギとわかる花芽を見つけた 更に山頂付近ではヤマヤナギの花を見つけた 高度をあげるにつれて成長が進んでいる? 陽射しや雪解けが関係しているのだろうか?と面白く思う
ルートから擬宝珠山そして烏ケ山と広範囲の展望が広がるのを楽しみながら登って行き 山頂に出る 山頂からも烏ケ山が見え 樹間から大山三鈷峰から矢筈ケ山と連なる山並みが伺える ここで記念写真を撮る そうこうしているとお二人連れが登って来られる 挨拶を交わし雪の事を聞かれたので 先ほど伺った話をする お先にと言われ擬宝珠山へ向かわれた
私も後を追うようにして下山する すぐの分岐を右折して新小屋峠の方角へ降りて行く 正面に冠雪した烏ケ山が見え 左手は擬宝珠山など鏡ケ成の景観を楽しめる おや! 何か花が咲いている ショウジョウバカマだ 今度はピンク色をした花 え! イワナシだ!! 思いがけない歓迎に喜ぶ 尤もイワナシは咄嗟に名前が出て来ない 森林公園で出会ったのは随分昔になる 思い出せず GoogleLensに聞いて ああそうだったと 思い出せず申し訳なかった
これに味をしめて左右をキョロキョロ探しながらルートを行く ショウジョウバカマをもう一輪見つけ 象山展望広場に出る 烏ケ山の後方に大山三鈷峰に連なる山並みが伺えるのだが 樹林が邪魔している もう少し降りた地点からの方が展望を伺えた
何せルートからの展望がいい 前方に烏ケ山のピークを見たかと思うとカーブすると擬宝珠山が見える 烏ケ山に向かって降りる時間が長いので烏ケ山のピークは充分楽しめる 嬉しい事にここでもイワナシが顔を見せてくれる 山側の斜面にポツポツと4,5ケ所も見つけた イワナシは常緑樹だとの事 これからも出会えるのを楽しみに降りて行く
ルートは樹林に入る 落葉しており樹間に烏ケ山を伺う事が出来る 山肌には雪が残っているのが伺えるがルートには無かった 分岐を左に折れる 右方向の新小屋峠のルートには雪があるのが伺えた
ルートは笹がかぶさるようにしている なんとか避けながらルートを行く あともう少しというところで雪原の中のルートとなる 足跡らしいものを追いながらルートを行く 何か所か足跡を見失ったが 国民宿舎は見えているし、心配する事は無いのだが 雪に覆われた状態は夏場とは全く異にしている ときどきズボーと足をとられたりしたが 無事雪のルートをクリアし湿原に出る
自動車道を横断し 芝生広場の中の湿原に向かう ここも雪に押しつぶされ平地になった状態で緑はまだ見られない 雪解け水が溜まっており 迂回するようにして車のところに 車載温度は16℃を示していたが 鏡ケ成の温度表示は12℃だった
薄っすらと明るくなり始めた頃、倉敷を出発 車載温度16℃ 酒津から高梁川沿いを走り 川辺橋 総社大橋と抜けてゆく 豪渓泰橋入口14℃を確認し、信号を左へ曲がり180号を北上する 今日は何故か車が少なく一人旅 井倉11℃ 新見12℃ 新見市街地を抜け 更に北上する 小原トンネル 阿福トンネルと2つのトンネルを抜ける 千屋7℃を確認 明地トンネルへ向かう 明地トンネル出口は10℃ 陽射しがまぶしい 慎重に峠を下る 高尾で181に合流そのまま181を日野川沿いに走る 江府で482に右折すし、急坂を登って行く 急坂を過ぎれば走りやすい道 左手に大山を伺う事が出来る 482を下蚊屋ダムまで走る 鏡ケ成に向かう案内にしたがい右下に降り 旧道に出 そこから広域農道を行く 前方が開けここからも大山が伺える その右手に烏ケ山がくっきりと見える 進むに従い大山は見えなくなり烏ケ山が近づく 大山蒜山スカイランであった県道45に合流 鏡ケ成の駐車場に そして、湿原の近くの駐車場に駐車 鏡ケ成の温度表示は8℃ 車載温度表示は9℃だった