声ヶ乢530m7:12−8:03第一展望所8:06−8:18水場−8:22第二展望所分岐850m8:26−9:01標高1000m−9:17展望所9:23−9:34第三展望所(爪ヶ城跡)1076m−9:49山頂1114m10:01−10:08第三展望所−10:16展望所−10:23標高1000m−10:34第二展望分岐−10:40第一展望所−11:01声ヶ乢
今日は爪ヶ城(つめがじょう1,114m)を訪ねる登山支度をしている間にも山形仙に登って行かれる人がいた 出発後も数名トレイルランのようにして抜いて行く トレイルの練習なのかとネットで調べると 6/8明日の日程となっていた コースの点検か下見をされていたのかも知れない
それはそれとして、マイペースで登って行こう 駐車スペースには広戸仙(爪ケ城)登山道ふるさとコース案内図*1) その柱の背に熊出没注意!*2)の大きな看板があり 道路を横断しところが登山道の入口 そこに那岐山・滝山・広戸仙 登山道案内図*3)や熊に関しての注意*4)が掲載されている
丸太の階段を登って行く マムシグサ ヤマツツジが顔を見せてくれる ジグザグに登って行く リョウブ#(#は花芽を意味する) ノイバラ ミヤマガマズミ クロモジ*(*は実を意味する) サルトリイバラ* ウツギ スイカズラ ヨツバムグラなどを見つける そして樹林の中のルートに入る ルートにはトレイルランのルートを示すテープが随所に見られる
樹林の中を登って行く ヨツバムグラ タンナサワフタギ マムシグサ ミヤマガマズミ ウリハダカエデ等を見つけながらルートを行く ヤマゴボウの白い花に出会えぬか期待しながらルートを行く この辺りだったがと少し戸惑ったが咲いていました 喜んでカメラに収める 今度はマクロも撮る事が出来た
樹林のルートは続く ジグザグに登って行く マタタビ# ミヤマイボタ# コガクウツギ ミヤマガマズミ タンナサワフタギ ヤマボウシ クリ# カマツカ* アズキナシ* ナツグミ* ハナニガナ スイカズラ エゴノキ ヤマツツジ リョウブ#と次々に顔を見せてくれるのを楽しみながらルートを行く ナツグミの赤い実に出会えたのは嬉しかった アズキナシはいつもの場所 花は終わっておりズームで実らしいものを捉える事が出来た そして第一展望所に出る
展望所で麦茶休憩 休憩しながら周辺を探すとヤマボウシ タンナサワフタギがすぐ近くで咲いていた 一休みして出発する ここに設置されていた案内板は倒壊し枠が残されているだけ
今度はヒノキの樹林帯の中のルート 要所要所に丸太の階段が設置されている ちょっとした空間にノイバラが一本花を咲かせていた 樹木の中のオアシスとで言うのか目立った存在だった それ以外花や実は無く 一歩一歩登って行く 途中に水場と書いた案内板がある そこまで登ると第二展望所への分岐は近い
分岐に出て 左に折れ、第二展望所に寄る 山形仙を正面にした展望所だったが手前の樹木が伸び、山形仙を確認しにくい(第二展望所は標高850m 山形仙は791mで少し下に見えるのだが) 手前にある木は何か少し違う色が見えるので斜面を降りて確認すると ナツハゼだった 特徴ある花を沢山つけていた 結構大きな木 覚えておこう 展望所の近くにはムラサキシキブの木がある 小さな花芽が顔を出していた これからだ ツクバネウツギを見つけた花を落とした顎だけで何だろうと思って周辺を見たら残っている花を見つけ 何かわかった
分岐に戻る 分岐のところに標高850mとの記載がある これから標高1000mまで登りが続く ここからの登りは結構厳しいが花や実をつけた灌木が多く楽しませてくれる 少し登っては周辺を見るというゆっくり ゆったり気分で登って行く カマツカを見つける この山はカマツカが多い あちらこちらで出会う 第一展望所の手前では花が終わり実をつけていた ここで花に出会ってさっきは実だったのに違うかなと迷ったが 高度によって花のタイミングは異なるからカマツカの花で良いのだと判断する
こうした例はタニウツギ ウツギ ミヤマガマズミ アズキナシなどにも 花芽 花 実という変遷を高度の違いで感じる事が出来た事も面白い
今度はフタリシズカ 固まって咲いている 飛び地に咲いているのも見られ 勢力を広げている ハナニガナが固まって咲いているのを見て鎖がセットされた場所に出る(トレイルランで鎖を使わないバイパスルートも出来ているが)鎖場の途中にタニウツギが咲いているのを見つけ 鎖を片手に持って身体をささえパチリ ここで初めてタニウツギが咲いているのを見つけたので カメラに収めたが何の事はない 登ってゆくにつれ美しく咲いている花に出会えた
鎖場を登ったところにマユミ ウリハダカエデ ウツギ#を見て ルートを登ってゆく 次から次と顔を見せてくれるのを楽しみながら登ってゆく タンナサワフタギ ナナカマド(花は殆ど落花) タニウツギ ツクバネウツギ ヤマヤナギ* タンナサワフタギ# ミヤマガマズミ# ナツハゼ アセビ*などを見つけながら急な斜面を登る
ルートは右にカーブして、傾斜が緩くなり一息入れられる アキグミが見事に咲いているのを見て標高1000m地点に出る 少し先に石のベンチがある この付近で何か見つけた記憶がありぐるりと周辺を見回す クマシデ ナツハゼを見つける 右手前方には爪ケ城・滝山・那岐山を伺う事が出来る 手前の山肌にはタニウツギが咲いている
ルートを行く ツクバネウツギ ミヤマガマズミ# アセビ* サラサドウダン ヤマツツジを見つけ岩があるところを抜けて行く カマツカ タニウツギが咲いているのを見て広戸仙0.6kmと記した標識のところに出る この辺りではベニドウダンに出会った記憶があるが見回してもそれらしいものは見つからない
ここを左に入ると展望が得られるところに出る ここは見逃さないよう勧める そこを入ったところに見事なベニドウダン 赤い房のような花を沢山咲かせていた 足元にもかなり花が落ちていた ピークは過ぎたようだ クロソヨゴも小さな花を咲かせていた ここからは県北の景観を一望する事が出来るが雲で大山は見えなかった 眼を右にとれば爪ケ城の山頂とそれに続く尾根を伺う事が出来る ここにもベニドウダンが咲いており 山頂と花とを写真に撮る 緑の山肌にところどころに白い固まりが見られた ズームで狙ってみたが何の木かわからなかった
ルートに戻り山頂を目指す 少し下ってから登り返す ここにもカマツカが咲いていた 樹林の中の雰囲気のあるルートを行き第三展望所に出る展望所での景観をカメラに収め すぐに山頂に向けてルートを行く 平坦な樹林の中のルート ここでもカマツカ ベニドウダンを見つける 最後の登りを過ぎたところにコナスビ ナナカマドが咲いていた そして山頂標識のある所に出る
山頂には男性お二人 こんにちわと挨拶を交わす 私が周辺の花の写真を撮っている間に下山されて行かれた 標識の近くにニシキウツギが花芽を膨らませていた タニウツギは咲いていた アズキナシはまだ花が残っていた ナナカマドは花が僅か残っている状態 先ほどのナナカマドは見事な花をつけていた 山頂でも北側と南側では随分と違う
山頂から鳥取県側に数メートル降りたところにベニドウダンが見事な花をつけている 花の写真を撮り 花のところで記念写真を撮る あとは麦茶で喉を潤し下山する
下山は登ってきたルートを戻る ゆっくりゆったりペースで登ったので脚の疲れはあまり感じない 久々に下りのペースを楽しむ とは言っても記録を見ると60分要していた 車載温度27℃だった 少し走らせたら25℃となった
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*1)広戸仙(爪ケ城)登山道ふるさとコース案内図(津山市)
■ふるさとコース 西回り入口から東回り入口まで6000m およそ4時間−5時間
■広戸仙(爪ケ城)登山コース 山頂までおよそ2時間*2)熊出没注意!(*1)の案内板の後ろに立てかけており気付き難い)
●音のでるものを持ちましょう!
●朝と夕は特に気をつけましょう!
●出会ったら・・・・近づかない・騒がない・おどろかない*4)注意(熊のイラスト)
鈴・ラジオをつけるなど こちらの存在を知らせるようにしましょう。
クマを見つけたらその場を静かに立ち去りましょう
落ち着いて行動することが大切です
明るくなりはじめた頃倉敷を出発 車載温度20℃ ついに20℃になった 吉備路429を行き 180を横断して県道271を経由して足守の手前で再度429に乗り 足守 吉備中央町 加茂川と走る 加茂川で小休憩 車載温度16℃ 小森温泉 旭川ダムと走る 旭川ダムは相変わらず低い 旭町 休み乢トンネルを抜ける 山並みは薄っすらと見える 津山の手前で53号と合流 津山市街地を抜ける 日本原20℃ 日本原交差点で県道450へ左折する 県道450を行き声ゲ乢登山口の駐車場に向かう 駐車場にはすでに4台駐車 残っていた中央部スペースに入れる 車載温度18℃