中蒜山



標高 1123m 難易度 ☆☆  登り*96分 下り*63分 七合目まで  岡山県
倉敷からの距離   118Km   登頂日 2025/08/06   ガイドブック  F写真 動画

冷泉登山口7:36−7:49一合目562mH−8:04二合目575mH−8:19三合目645mH8:23−8:36四合目740mH−8:48五合目792mH−9:00六合目848mH−9:16七合目920mH9:26−9:36六合目−9:42五合目−9:48四合目−9:56三合目−10:07二合目−10:18一合目−10:29冷泉登山口

登山
 今日は中蒜山(なかひるぜん1123m)を訪ねる

 登山支度をして出発をする 山頂はガスで覆われ見えない 25℃とは言え陽が射し結構暑い 木陰を求め冷泉のところへ急ぐ そこから登山道に入って行く 冷泉はかなりの流量で流れていた
 
 右手に中蒜山登山口と書いた標識 蒜山登山を楽しんでいただくために*1) 大山隠岐国立公園 蒜山登山道案内*2) ツキノワクマ生息地域*3)が設置されている クマ避けの鈴は予めセットしている
 
 樹林の中の落ち着いたルートを行く 陽が射し緑がいい ガンクビソウ クロモジ*(*は実を意味する)を見つける ルートは草原の一部をかすめる ここからも山容は全く伺えない 草は刈られ整備されている 周辺に実をつけている樹木が伺えるので近づいてカメラにおさめる ウツギ* タニウツギ* ミズキ*だ
 
 ルートは右に折れ 林道のような幅広のルートを行く ウリハダカエデ*が目前に顔を見せぶつかるところだった そして、中蒜山と書いた標識に従い左に入り登山道を行く 入ったところに一合目の標識がある 標高562mとの事
 
 暫くは幅広のルート 土の感触を楽しみながらルートを行く ヘクソカズラ アセビ#(#は花芽を意味する) ウバユリの蕾を見つける 
 
 中蒜山登山道と書いた標識があり緩やかに右にカーブする 足元に注意ください と書いた標識が設置されており道幅は狭くなる 緩やかに下ってゆき涸れ沢を3回越えて行く ルート標識が設置されているので 標識に従いながらルートを行く 豪雨災害で崩れた箇所もあるので足元に留意して歩く この間 イヌトウバナ オトギリソウ クサアジサイ* ミズヒキ そして二合目の標識を見てルートを行く 石がごろごろした岩の間につけられた狭いルートを行く ここではキンミズヒキ ツユクサ ムラサキニガナ リョウブ* ツリフネソウ タンナサワフタギ*を見つけ、樹林帯に入る
 
 ここから樹林帯の中の登りが続く 樹林の根がルート上に網の目のように這っている 踏まないようにする事が肝要 三合目の標識のところで麦茶休憩 早めに水分補給をする 
 
 そして樹林の中の登りを一歩一歩登って行く ルートは幅広でルートを選べる 足場の良いところ 傾斜の緩いところを選ぶ 腐葉土のところがあると少々急でも足元を支えてくれ歩きやすい
  
 花や実を見つけられないまま登りに耐えて行く 五合目に近づくと擬木の階段のルートになったり 展望が得られそうなスポットがあるが周辺の樹木が茂り展望は得られなかった リョウブの落花が結構目立った そして五合目に出る
 
 五合目から六合目にかけて傾斜が緩くなり、一息入れられる 樹木の種類が変わり雰囲気が少し違う 樹間に山頂ピークを認める事が出来るのだが今日は残念 ヤマジノホトトギス オトギリソウ リョウブ サワフタギ*を見つけ、六合目に出る 
 
 六合目からまた登りが続く 傾斜がきつくなり息があがる ロープが設置されたところに来ると その先に七合目の標識が見える ロープを使う事なく登り七合目で麦茶休憩をとる 右手方向に下蒜山が見えるのだがガスに覆われている 私のいるところももう陽射しはなくガスが濃くなってきた感じ 雷鳴のような音も聞こえてきた どうやら今日はここで戻った方が良さそうだ 七合目の標識の所で記念写真を撮り 下山する事に
 
 下山は、登ってきたルートを降りる 六合目手前で登りでは気づかなかったイワガラミ*を見つける 途中どなたとも出会わず登山口に そして冷泉を楽しむ 雲が出、陽射しはなく車載温度は29℃を示していた 駐車場には何台か増えていたがどこへ行かれたのだろう 草原にヒルガオが咲いていた
 
 そうそう書き忘れていたことがある 今日は結構虫に悩まされた 虫除けネットを被ったり 手袋をはめたりで対処したが 長袖の上からでも刺された 今日になってあちらこちら痒い 長袖を着ていても肘の部分が ネットもネットと接触する耳たぶを 手の甲は手袋をはめる前にやられたようだ 
 
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*1)蒜山登山を楽しんでいただくために
 登山の準備は万全ですか?
 ・登山道は道が狭く、滑りやすい箇所等あるため、登山靴装備のうえ、十分注意してください。
 ・ルート及び気象情報等を確認し、無理のない計画で登山を楽しんでください。
 ・山の天気は急変(強風、雨、雪等)することがあるので今一度装備品の確認をしてください。
 登山には危険が伴います!
 ・クマの生息地域です。鈴などの音の出るものを持ちましょう。
 ・無理をせず、日没時間までには下山しましょう。
 ・中蒜山頂上付近に避難小屋があります。
 ・携帯電話が通じない箇所があります。
 自然を大切にしましょう
 ・ゴミは全て持ち帰りましょう。
 ・自然の動植物を採取してはいけません。
 
 
*2)大山隠岐国立公園 蒜山登山道案内
 登山道 所要時間(参考)
 旧上蒜山スキー場駐車場→20分 上蒜山登山口→100分上蒜山頂上→60分 中蒜山頂上→30分 フングリ乢→70分 下蒜山頂上→ 70分下蒜山登山口
 旧上蒜山スキー場駐車場→1.2km上蒜山登山口→2.4km上蒜山頂上→1.6km中蒜山頂上→1.2kmフングリ乢→1.9km下蒜山頂上→2.4km下蒜山登山口
 旧上蒜山スキー場駐車場←15分 上蒜山登山口← 70分上蒜山頂上←60分 中蒜山頂上←50分 フングリ乢←50分 下蒜山頂上←100分下蒜山登山口
 
 中蒜山登山口→100分 2.7km中蒜山頂上→80分 2.7km中蒜山登山口
 
 
*3)ツキノワクマ生息地域
 ・音の出るものを持参しましょう
 ・明け方・夕暮れの入山には特に注意しましょう
 ・爪痕や足跡を発見したら引き返しましょう (岡山県 美作県民局)



アプローチ
 吉備路429を走り180を横断して県道271を経由 足守の手前で再度429に合流 足守 吉備中央町 加茂川と抜けて行く 加茂川道の駅で小休憩車載温度23℃ 小森温泉 旭川ダムと抜けて行く ダムの水位は下げた状態が続いている 山際にはガスが覆い山容は伺えない 旭町から県道30へと左折し、旭川に沿って落合へ 落合入口の温度27(車載温度25)℃を見て313に乗る 313を落合 久世 勝山 湯原と抜けて行く 勝山26℃ 湯原26℃ 湯原からトンネルを3つほど抜け 中和村に出る 蒜山市街地入口で313と別れ482へ直進 蒜山の温度は26℃ 案内に従い、蒜山振興局のところを右折 県道422を横断し、ロッジ駐車場に向かう 草原の斜面の登山者用無料駐車場に駐車させて戴く すでに1台駐車していた 車載温度25℃