六の原駐車場7:45−8:03入口−8:10「牛曳山」道標−8:46牛曳滝−9:38牛曳山山頂−9:50分岐−10:03伊良谷山山頂10:05−10:57毛無山山頂11:03−11:46分岐−11:50駐車場
今日は牛曳山(うしびきやま1144m)から伊良谷山(いらだにやま1149m)を経由して毛無山(けなしやま1144m)へ縦走するコースを訪ねる
登山支度をして出発する 駐車場にゲンノショウコ ノブキが顔を見せているのを見て、自動車道を行く 走ってきた自動車道を約0.8Km戻ったところに牛曳山の登山口がある 道路脇の花や実を探しながら道路を行く 花は陽射しを受け輝いている 気温は14℃爽やかで心地よい シロヨメナ イタドリ ミゾソバ キツネノボタン ヨシノアザミ ツリフネソウ ベニイタドリ キケマン イヌトウバナ ヨモギ コアカソ タラノキ クリ*(*は実を意味する) ウリハダカエデ* ハウチワカエデ* ナツツバキ#(#は花芽を意味する) クマシデなど見つける そして牛曳山登山道入口に出る
登山道入口に出雲峠登山コース通行出来ませんと書いた標識がある エ!これは困ったな どこが通行できないのだろうかと近づき掲載されている地図を見る 7月に比婆山から下山したコースだった 今日は比婆山には行かないので支障ないと一安心 幅広の砂利道に入って行く
ここに来ると山影になり陽射しは得られない 今までの明るいところからぐっと暗くなったルートを行く ウリハダカエデ* ヤマアジサイを見つけルートを行く マイヅルソウが群生しているスポットがある 丁度木漏れ日が射しマイヅルソウ*にスポットが当たっていた この場所はルートから気づき難いところにあり、私は知っているのでいつも覗いている そのスポットをバイパスして通れる細いルートが新しく出来ていたのでそこを通った 今まで下から覗いていたのと違い、随分広い範囲にマイヅルソウが顔を見せていた
ルートに出ルートを登って行く この辺りで何か出会った事を思い出し キョロキョロとしながらルートを行く 明るかったら見つけられたかも知れないがコウヤミズキ*と思われる実しか見つけられなかった 近くにヨメナが咲いていた そして牛曳山登山道入口に出る牛曳山登山口は白樺の林になっており紅葉のシーズンは見ごたえがある ここには太陽の陽が射しこんでおり、白樺の木々が美しい まだ色づいていない ジグザグにルートを登ってっ行く 足元にはヒヨドリバナ アキノキリンソウが顔を見せる
白樺林を過ぎルートを行く やがて渓流が見えてきて 渓流沿いのルートとなる コアジサイ* モミジハグマが顔を見せてくれる この辺りはモミジハグマがあちらこちらで顔を見せてくれる モミジハグマと似たオオモミジガサ オオカニコウモリ モミジガサ ヤグルマソウ(葉)なども顔を見せ葉や花の形を見て違いを確かめる ヒカゲミツバ(花と実) キバナアキギリ ウバユリ* ヤマジノホトトギス* ヤマアジサイ* カヤ*なども顔を見せてくれる ジグザグに登りルートを行くと左手前方に牛曳の滝が見えてくる
滝に出る手前右手にも水流が流れ落ち小さな滝になっている 雨の影響で水量が多いのだろう水音が聞こえる 足場の悪いところを留意して登り、牛曳の滝に出る 滝の周りにはヤグルマソウやオオモミジガサの葉が伺えた ルートを登り滝の上流に出る モミジハグマやオオカニコウモリがルート脇に咲いているのを見ながらルートを行く ツリフネソウ ミヤマタニソバ ヨシノアザミなども顔を見せる そしてルートは渓流と離れブナ樹林の中のルートとなる傾斜が緩くなり、土の感覚もいい ミヤマヨメナの花の名残がルート脇に続いており 咲いていた様子を思い浮かべながらルートを行く ヤマジノホトトギス アキチョウジ キバナアキギリ モミジハグマ シロヨメナ ヒヨドリバナ コアジサイ* キクバヤマボクチ オオカニコウモリ ヤマアジサイ* トチバニンジン* チゴユリ* ヤマユリ* シラヤマギク オオバギボウシ* アキノキリンソウ ガマズミ* ツクバネソウ* タンナサワフタギ* オトコヨウゾメ* オオナルコユリ* ホツツジ* リョウブ* ノダケなど顔を見せてくれる ここに記載したもの以外にも名前を判別出来なかった赤い実もあった そして 牛曳山山頂に出る
山頂と言っても尾根道の分岐で山頂標識は無く 眺望も得られない 山頂と呼べるのはここしか無さそうなので山頂と記している 分岐を左に折れ 伊良谷山方面に向かう 樹林の中のルート オオナルコユリ* ノダケ ホツツジ ノギラン*を見つけながらルートを行く 伊良谷山へのコル分岐に出る直前に白い見事な花 サラシナショウマが2輪咲いていた 近くにヌスビトハギ*が顔を見せていた
分岐から県民の森管理センターへ降りる事が出来るが そのまま分岐を伊良谷山に向かう
ワレモコウ アラゲナツハゼ*(6/19に訪ねた時にホナガナツハゼと記していたが実の色から見るとアラゲナツハゼと判断される) リョウブ* ホクチアザミ シラヤマギク イヌツゲ* ツリガネニンジン(花と実)などを見つけながらルートを行き伊良谷山山頂に出る山頂には山頂標識があり 標識のところを少し入ったところから大山を望めるのだが、今日はガスで山容は判別出来なかった 標識を囲む樹木が育ち 展望を得るのが難しくなってきている 山頂付近は狭いながらも空間がある 麦茶休憩をしていたらヤマボウシ*を見つけた
一息入れ、毛無山へ向かう 牛曳山から毛無山への縦走路にある3つの山の標高は1144 1149 1144とほぼ同じでアップダウンもそう大きくない 登山記録を見ると牛曳山から伊良谷山が25分程度 伊良谷山から毛無山が50分少々 伊良谷山から毛無山までの距離が長い ルートは樹林帯の中が多いが展望の得られる場所もあり そこでは、立烏帽子山 比婆山 烏帽子山などの山並みを見る事が出来る ここも、周辺の樹木が伸び、展望が得られるスポットが減ってきているルートではカシワ* オオカニコウモリ オトコヨウゾメ* ウリハダカエデ* ツクバネソウ* ノギラン* クロバナヒキオコシ シラヤマギク タニウツギ* ヤマラッキョウ#(#は花芽を意味する) シュロソウ(花と実) ヒヨドリバナ ツリガネニンジン ママコナ アキノキリンソウ サラシナショウマ イヌショウマ オオナルコユリ*などを見つけ毛無山山頂に出る
山頂にはどなたもいない 広々とした山頂広場から周辺の山並みを楽しむ 立烏帽子山 池の段 比婆山 烏帽子山 吾妻山 おや 猿政山も見える チラッと見える猿政山を背に記念写真を撮る 大山も見えるのだが今日は生憎ガスがかかっていた 山頂広場の花を探す ツリガネニンジン ワレモコウを見つけたがそれも一輪づつ 花の少ない山頂だった
麦茶で喉を潤し下山する 下山は前回同様六ノ原に向けて降りる 山頂広場を降りてのすぐの分岐を左にとり降りて行く 縦走した山並みを正面に見て降りて行く ツタウルシ* ツルシキミ*を見つける 久々に下りのテンポを楽しみ降りて行くと 出雲峠からのルートと合流 県民の森の広場のすぐ近くに出る
登山道出口には牛曳山登山道入口に設置されていたものと同じ通行出来ない旨の案内があった どの登山道入口にも設置されているようだ
分岐を左にとり幅広のルートを降りてゆく シシウドを見て 県民の森広場に出る 広場ではナナカマド* クリ*を確認する 駐車場には10台程増えていた 車載温度は21℃だった
帰宅して撮った写真の枚数を見ると 何と250枚 200枚を越えることは滅多にない 花や実に出会う機会が多かったようだ
まだ暗い時間に倉敷を出発 車載温度20℃ 酒津から高梁川に沿って走り川辺橋 総社大橋と抜ける 豪渓泰橋17℃ 180号へ左折し高梁川に沿って北上する 井倉16℃ 新見16℃ 新見インターを過ぎ三叉路で180号と別れ182号へ左折し東条へ向かう 東条で314に乗り北上する 小奴可に出ると正面に猫山をくっきり見る事が出来た 備後落合で183と合流 すぐに別れそのまま314を北上する トンネルを二つ抜け比婆山温泉のところを県民の森の案内に従い左折 次のT字路を右折して道なりに走ると広島県民の森 六の原駐車場に出る ここに車を駐車 広い駐車場、すでに2台駐車していた 車載温度14℃