声ヶ乢530m7:14−8:03第一展望所8:05−8:16水場−8:20第二展望所分岐850m8:23−8:52標高1000m−9:03展望所9:08−9:20第三展望所(爪ヶ城跡)1076m−9:35山頂1114m9:47−9:54第三展望所−10:01展望所−10:07標高1000m−10:19第二展望分岐−10:26第一展望所−10:48声ヶ乢
今日は爪ヶ城(つめがじょう1,114m)を訪ねる登山支度をして出発する 駐車スペースには広戸仙(爪ケ城)登山道ふるさとコース案内図*1) その柱の背に熊出没注意!*2)の大きな看板があり 道路を横断したところが登山道の入口 そこに那岐山・滝山・広戸仙 登山道案内図*3)や熊に関しての注意*4)が掲載されている
丸太の階段を登って行く ルート左にミズキ*(*は実を意味する)が実をつけていた この時期ミズキにはあちらこちらで出会う ジグザグに登って行く ススキが伸び、ルートにかかってきているところが見られる ナワシログミ コナラ* ガマズミ* クロモジ* ナツハゼ* サルトリイバラ* タケニグサ イタドリなどを見つける ナツハゼは房を垂らし沢山実をつけていた こんなスズナリ状態に実をつけているのを見るのは初めてだ そして樹林の中のルートに入る
ルートに入った途端上から長くぶらさがっているものがある 何だろうと見ると何か実をつけている 光が少なく色が判別し難い 葉の形からノブドウのようだ ズームで撮って確認する やはりそうだ ノブドウも沢山実をつけている
樹林の中を登って行く クリ* ツユクサ タンナサワフタギ* ノグルミ* ダンドロボロギク ウリハダカエデ* ゲンノショウコ カマツカ* アズキナシ* カナクギノキ*など見つける ノグルミとカナクギノキはGoogleLensの候補から選んだ 正しいかわからないがそれに似た実だと思って頂ければよい そして、第一展望所に出る
展望所で小休憩 視界が狭くなってきたとは言え津山市内の一部が見える 霧に覆われているところも伺えた 一息入れ出発する
今度はヒノキの樹林帯の中のルート 要所要所に丸太の階段が設置されている 花や実は無く 一歩一歩登って行く いい風が吹き気持ちが良い 途中に水場と書いた案内板がある そこまで登ると第二展望所への分岐は近い
分岐に出て 左に折れ、第二展望所に寄る 山形仙を正面にした展望所だったが手前の樹木が伸び、山形仙を確認しにくい(第二展望所は標高850m 山形仙は791mで少し下に見えるのだが) 展望所の近くにあるアセビ#(#は花芽を意味する) ナツハゼ*を確認する ここも沢山実をつけていたが先ほどのように房が垂れる程では無かった
分岐に戻る 分岐のところに標高850mとの記載がある これから標高1000mまで登りが続く ここからの登りは結構厳しいが花や実をつけた灌木が多く楽しませてくれる 少し登っては周辺を見るというゆっくり ゆったり気分で登って行く 鎖がセットされた場所に出る(バイパスルートも出来ている) 今日はバイパスルートを行く 次第にこちらが本ルートとなって行くようだ ここまでにガマズミ* ウツギ*を見つける
鎖場を過ぎ タンナサワフタギ* ミヤマガマズミ* ナツハゼ ママコナなどを見つけながら急な斜面を登る ルートは右にカーブして、傾斜が緩くなり一息入れられる そして標高1000m地点に出る
少し先に石のベンチがあり そこから滝山 那岐山を見る事が出来る 那岐山はガスではっきりしなかった 眼を右にずらしたら見事な赤い実をつけたガマズミがある事がわかった 今日は曇り空で色彩が今一 こんなに見事な実をつけているのに見落としそうだった
ルートを行く アセビが多い 花芽をつけている木に実も残っていた ナツハゼ*にあちらこちらで出会う 岩があるところを抜けて行き、広戸仙0.6kmと記した標識のところに出る
ここを左に入ると展望が得られるところに出る ここは見逃さないよう勧める そこを入ったら岩の上に咲いているアキノキリンソウが出迎えてくれた 岩の隙間に根を伸ばしているのだろうか 右手の岩の先にクロソヨゴ*が赤い実をつけているのを見て展望の得られるスポットに出る ここからは県北の景観を一望する事が出来る 曇り空で山容か雲かはっきりしなかった 視界がきけば大山を見る事が出来る 眼を右にとれば爪ケ城の山頂とそれに続く尾根を伺う事が出来る
ルートに戻り山頂を目指す 少し下ってから登り返す ここにもカマツカ*が顔を見せてくれた 樹林の中の雰囲気のあるルートを行き第三展望所に出る 滝山 那岐山を伺う事が出来る ここの方が山頂より良い角度で展望を楽しめる展望所での景観をカメラに収め すぐに山頂に向けてルートを行く 平坦な樹林の中のルート 最後の登りを過ぎたところにオトギリソウが出迎えてくれた ナナカマド* クマシデ*を見て山頂へ向かう ここにも新しいルートが出来ておりそこを通って山頂標識のある所に出る
山頂にはどなたもいない 記念写真を撮り周辺の花や実を探す ナナカマド* ウツギ* オトギリソウを見つける アズキナシの木があるのだが実は見つけられなかった 新しいルートはそのすぐ横を通っている ルートが出来たせいでないと良いのだが 麦茶で喉を潤し下山する
下山は登ってきたルートを戻る 下りのペースを楽しみながら降りてゆく 車載温度22℃だった
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*1)広戸仙(爪ケ城)登山道ふるさとコース案内図(津山市)
■ふるさとコース 西回り入口から東回り入口まで6000m およそ4時間−5時間
■広戸仙(爪ケ城)登山コース 山頂までおよそ2時間*2)熊出没注意!(*1)の案内板の後ろに立てかけており気付き難い)
●音のでるものを持ちましょう!
●朝と夕は特に気をつけましょう!
●出会ったら・・・・近づかない・騒がない・おどろかない*4)注意(熊のイラスト)
鈴・ラジオをつけるなど こちらの存在を知らせるようにしましょう。
クマを見つけたらその場を静かに立ち去りましょう
落ち着いて行動することが大切です
まだ暗い時間に倉敷を出発 車載温度22℃ 吉備路429を行き 180を横断して県道271を経由して足守の手前で再度429に乗り 足守 吉備中央町 加茂川と走る 吉備中央町に入った途端濃霧 しばらく走ったら薄くなったが久々の濃霧だった 加茂川で小休憩 車載温度17℃ 小森温泉 旭川ダムと走る 旭川ダムは定常より少し高め 旭町 休み乢トンネルを抜ける これまで霧がかかったような空だったがトンネルを抜けた途端すっきりした空 山並みも伺える 随分と違うものだ 津山の手前で53号と合流 津山市街地を抜ける 日本原18℃ 日本原交差点で県道450へ左折する 県道450を行き声ケ乢登山口の駐車場に 駐車場にはすでに1台駐車 車載温度18℃