駐車位置7:52=湿原=8:30象山登山道入口−8:50分岐−9:14象山山頂9:19−9:36コル−9:53展望spot−10:13擬宝珠山山頂−10:35駐車位置
今日は鏡ヶ成から象山(ぞうやま1085m)・擬宝珠山(ぎぼしやま1110m)を訪ねる登山支度をする 駐車場の周辺にまだマツムシソウが花の姿を留めていた 数は少なくなっていた 今日も湿原を周回し、象山 擬宝珠山を訪ねる予定
まずは草芝の中の湿原へ向かう ウリハダカエデ*(*は実を意味する) エメラルドブルーのサワフタギ*が顔を見せてくれる 湿原を右に見て芝草の上を行く ヌマトラノオだろうか花を少し残していた イヌタデ アカバナ ムラサキサギゴケ? イタドリを見て 灌木のところに来るとコマユミ*が赤い実を沢山つけていた チゴユリ* サワフタギ* アキノウナギツカミ*に出会う 橋を渡ったところにゴマナが咲いていた ノゲシ シロヨメナ ムラサキツメクサ チカラシバというらしいイネ科の雑草を見て 案内板のある湿原入口に 案内板の足元にはマツムシソウが咲いていた
案内板を右に見て マツムシソウが顔を見せるルートをリフト小屋に向かう 今日は娘と一緒 娘は象山を登るが擬宝珠山までは難しそうなのでコルで別れる予定 私は擬宝珠山から降りるので先に湿原を見ておく
湿原入口の標識を見て左に折れる イヌタデ ミゾソバ アキノキリンソウ ノリウツギ*を見つける 先月訪ねた時にノリウツギが咲いているのを見つけたが 今日も空に向けて咲いているのを見つけた 随分長い期間花が咲いているものと感心する 木道にかかるところにはオオナルコユリ*が実をさらしていた こんなにしても食べられないようだ
木道を行くと ウバユリ* マムシグサ* サワフタギ*が顔を見せる 先月に比べエメラルドブルーの色が濃い 見事である キセルアザミはまだ咲いている花はあったが色を失ったものが多かった バイケイソウ* オオバギボウシ*も顔を見せる 木道を降り象山の登山口へ向かう ブタナ モチノキ#(#は花芽を意味する) ヒメモチ*を見つける
標識に象山1,350mと記載されているのを見てルートを行く すぐにブナ樹林帯のルートに入る 入口にヤマウルシ*が出迎えてくれた 緩やかな登り 丸太の階段を行く ツルシキミ* ツルアリドオシ*を見つける 15分程行くと分岐がありそこを右に折れる
ここから少し傾斜のある丸太の階段となり、ジグザグに登って行く リンドウが次から次と顔を見せてくれる 草が繁っているような場所にも花をつけているのが見られる 強い花のようだ 分岐から4,5分登ると樹林を抜け 振り返ると烏ケ山を伺えるのだがガスがかかり見えたり隠れたり アキノキリンソウ ヤマハギ*を見て、更に数分登ると擬宝珠山の全容が顔を見せる 擬宝珠山にもガスがかかっている
麓の駐車場付近を見ると沢山の人の集まりが 駐車場で聞いた観察会のようだ ネットで調べると岡山県森林インストラクター会の主催で擬宝珠山・象山の自然観察山歩きの会の案内を見つけた 9:00集合で募集人員45名程度とある その模様をズームで撮る 撮った時の時刻を見ると9:04 丁度会が始まったところのようだ
ルートを行く 三ケ上でセンブリに出会った事を思い出し この山でも出会えるかもと話していたら この花は?と娘が見つける 私は見落としていたがセンブリだった これがセンブリと言ってカメラの収める もっと出会えるかと期待していたが見つけられたのはその花だけだった
丸太の階段が終わるとなだらかな土の道となりここでもマツムシソウが顔を見せる 象山展望広場を抜ける 滑りやすい所があるので足元に留意して行き、山頂への分岐に出る 分岐を左に折れ丸太の階段を登り象山山頂に出る
山頂にはどなたもおられない 花にも気づかなかった ガスが出て薄暗い景観 記念写真を撮り 麦茶で喉を潤し下山ルートへ
先ほどの分岐に戻り 今度は烏ケ山を背に 休暇村奥大山と案内されている方角へ降りて行く 石の階段 丸太の階段と交互に続く 右手下方に湿原が伺える ウツギ* タニウツギ* ゴマナ ナナカマド* リョウブ*などを見つけ トントンとテンポ良く降りて行く コルに近づいてくると 前面にこれから登る擬宝珠山の斜面がぐんぐんと近づいてくる
コルに出る 娘はここで戻るとの事で無理に誘わず別れる 私は分岐を直進気味に登って行く コルから擬宝珠山に登る人が少ないのかルートは狭くなる タンナサワフタギ* ナナカマド* ヤマアジサイ* ヤマハッカ ゴマナなどを見つけながらルートを登って行く 少し登ると右手が開け 烏ケ山や象山を見る事が出来る そしてもう少し登ると象山・烏ケ山の展望が得られるスポットに出る 今日は大山外輪山はガスの中だった
ルートに戻り登って行く クロバナヒキオコシを見てリフトの終点がある位置に出る リフトケーブルが通る空間から丁度烏ケ山を伺う事が出来る 額縁に山の景観をはめ込んだ感じだ
ルートを行く 今日はルート両側にグリーンのロープはまだ張られていなかった いろいろな実に出会えるかと思っていたがツルアリドオシ*を見つけた程度で実に出会えぬまま山頂が見えるところに出る そこからはマツムシソウが咲いている脇をとおり ヒヨドリバナ* ガマズミ* カマツカ*を見て、擬宝珠山山頂に出る 特にカマツカは見事 黄色っぽい色のものから赤くなったものまでびっしりと実をつけていた ここまで2組5名の方とすれ違い 挨拶を交わす山頂にはどなたもおられない 山頂からの景観を見てすぐに下山する
登ってきたルートを戻るとすぐ分岐があり 分岐を左にとりブナ樹林の中を降りて行く 分岐のすぐ近くにはサワフタギがエメラルドブルーの実をつけていた ジグザグに程よい傾斜のルートでテンポ良く降りてゆける 人声が聞こえてきた 自然観察会のメンバーだ 何か説明しているのを聞いている 私が降りて行くと 山に避けてと声がかかりルートを開けてくれる お礼をいいながら抜けて行く 人数は数えなかったが10名以上はいそうだ
降りて行くとまた次のグループと次々とすれ違う 最終的には4つのグループとすれ違った チラシによると解散は15:00 持物服装には弁当、水筒、雨具、手袋、山歩きの出来る靴、服装とある 総勢50名程の人数のようだ お弁当はどこで食べるのだろうか? 擬宝珠山山頂広場 象山展望広場かな?
ノブキ オオユウガギクを見て樹林を抜ける 途端に視野が広がり 象山 烏ケ山を背にした鏡ケ成の全景を伺う事が出来る イベント参加者の車だろう沢山の車が駐車場に伺える ススキに囲まれた芝草のルートを降りて行く 自動車道の脇にナギナタコウジュ ミゾソバが顔を見せているのを見て駐車場に 車載温度は24℃を示していた
まだ暗い時間に倉敷を出発 車載温度23℃ 吉備路429を行き 県道271を経由して足守の手前で再度429に乗り 足守 吉備中央町 加茂川と走る 道の駅?℃(忘れ) 小森温泉 旭川ダムと走る ダムの水位は定常より高め 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って落合へ 落合入口24(車載20)℃ 313に乗り久世 勝山と走る 勝山で313と別れ181を直進する 勝山21℃ 美甘20℃ 新庄19℃ 新庄道の駅を過ぎてすぐのT字路を右折し県道58に乗り 野土呂トンネルを抜け蒜山へ向かう 482との交差点を右折 今度は高速蒜山インター出口との交差点を左折 快適な道を北上 鏡ケ成の案内に従って県道114蒜山大山道路を行く そして、いつものように擬宝珠山登山口に近い駐車場に駐車 車載温度は20℃ すでに数台駐車 近くに人がいたので今日は車が多いですね と声をかけると 観察会がありまだまだ増えますとの事