駐車場7:29−7:35からまつ園地−7:48かえで園地−7:54おたからこう湿原−8:04もみじ滝−8:23分岐−8:29分岐−8:47千軒平_1090mH8:48−9:08もみじ平_1059mH−9:23県境分岐−9:41園地分岐−9:49かえで園地−10:00まゆみ園地−10:05管理棟_840mH10:08−10:09駐車場
今日は森林に いつものように千軒平(せんげんだいら1090m)を訪ねる登山支度をし、駐車場のナナカマド*(*は実を意味する）が赤く色づき沢山の実をつけているのを見て出発する
園地入口に森林公園を訪ねる方へ*1)と書いた案内板が 右手に森林公園と記した石碑があり岡山県立森林公園*2)と書いた説明ボードがある 園地へ入る 舗装された小径が新しく出来ている 小径は管理棟に繋がっていた 管理棟の階段には車椅子用のリフトが出来ており 小径は車椅子のためのようだ ルート脇には花は無く小径を行く
管理棟の前の道を入りツリバナを伺う 特徴ある実が残っていた ルートに戻りからまつ園地へ向かう 左手にまゆみ園地のマユミがピンク色の沢山の実をつけているのが見える まだ陽射しが無い 帰路に寄ろう 楽しみだ 枝に実をつけているものがある 何だろう？GoogleLensがわかるだろうかと思って撮った キブシと判定 キブシは連なっている実しか頭になかったが 一つになっても特徴を持っているようだ
からまつ園地のしっとりとした雰囲気を右手に見ながらルートを行きミズバショウの群生場所に出る 見学用木道入口は閉鎖されており、ネット越しに写真に撮る ミズバショウの葉と思われるものが見られる 葉はいつまで残っているのだろう？ まもなく雪に覆われてしまう
右手に湿原が続くが花は見つからない 左手の灌木樹の実を探す エゴノキ* カマツカ* タニウツギ*を見つけられた 色が無く見つけにくい ルート左手下方に青い花の固まり ヤマトリカブトが咲いていた 寒さに強いのだろうか元気だった
いぼた園地湿原に出る 花は無く実をつけた草がいくつも顔を見せている 写真に撮ってGooglLensに聞いてみたが妥当な候補を示してくれなかった そうだ過去に訪ねた記録に花として書いていないか 2025/8/28の記録にミズオトギリが花芽をつけていたとの記録がありミズオトギリの実を調べてわかった
その時の記録には下記記載があった
ミズオトギリはこれまでに出会った事が無い花 花は咲いていなかったが湿原に沢山顔を見せていたので写真に撮っておいた 帰路管理室により今咲いている花に掲載されていた事からネットを調べ葉の様子からミズオトギリと判別出来たもの 写真を良くみたら蕾のようなものが写っていた
カマツカ* エゴノキ*はここでも確認シナノキ* ウリハダカエデ* ウツギ* クマシデ* ツルアジサイ* ツリバナ* ハウチワカエデ*などをみつけかえで園地を過ぎもみじ滝へ向かう
もみじ滝へ樹林の中のルートを行く 幾らか色づいた木々がみられる 陽射しが得られず鮮やかさはみられない リョウブ* タンナサワフタギ* タニウツギ*などを見つけながらおたからこう湿原に出る
湿原に花は見られない 湿原を囲むようにして保護フェンスが設置されている すぐに、湿原を後にもみじ滝へ向かい もみじ滝に出る モミジガサの生息域には囲うようにしてポールが何本か見られた
もみじ滝を見て千軒平を目指す ここから登りがはじまる ジグザグに高度をあげて行く 山肌にポツポツと赤い実 ツルアリドオシ*だ 可愛らしい 陽が射してきて周辺が明るくなる 幾らか色づいてきた木々を見ながら尾根縦走路に出る
尾根縦走路は森林公園を取り巻く山並みの尾根を縦走出来るルート きたけ峰ー千軒平ーもみじ平ー県境三叉路ーすずのこ平と繋がり岡山県と鳥取県の県境となっている 管理センターをホームベースとしてレフトにきたけ峰 センターもみじ平 ライトすずのこ平と言うような感じ いろいろなルートを楽しめる 千軒平が一番見晴らしが良いので、千軒平を含めるルートを選ぶ事が殆どである 今日も千軒平そして県境三叉路までの尾根歩きを楽しむ計画
大きなブナ樹林のルート ブナを楽しみながらルートを行く 少し登り返したところに分岐があり管理センターへも降りられる 分岐を千軒平へ向かう
分岐を行く 少し下ってから登りにかかる 急な登りにかかっているときに周辺が急に暗くなる 陽が射してきて喜んでいたのに、天気の急変を心配する 山頂まで近いがぽつときたらどうしよう すぐ戻るのが正解だろうな などと心配しながら登って行く 傾斜が緩くなり少し見通せるところに出る ガスが流れてきているのがわかる そうかガスだったのかと暗くなった理由を理解する それなら天候は大丈夫そうだ
ガスの中を登って行く 霧の中ではあるが周辺の木々は色づきそれなりのムードをみせてくれる 樹林を抜け草芝のルートになる 登ってゆくと山頂標識が見えてきて 山頂に出る 草芝のルートではリンドウが顔を見せてくれた だが陽射しがないためまだ開いていなかった
山頂からは全く景観が得られない 近くのきたけ峰どころかこれから縦走しようとする縦走路すらぼんやりしている 山頂広場をざっと歩いて花は咲いていそうもない事を確認し縦走路へ向かう
濃い霧の中、縦走路を行く 縦走路にはサワフタギが多い エメラルドブルーの実を見つけられないかとそれらしい木があると近づいて調べる 残念ながら最後まで見つける事はできなかった もみじ平を過ぎ 降りてゆくと次第にガスが薄くなり 視界も次第にはっきりしてくる 県境分岐にかかる頃は薄日も時折射してくる程明るくなってきた 縦走路ではウリハダカエデ*に出会えたのとどまった
県境三叉路を右に折れ、下って行く 時折陽が射し木々の色が出る 黄色く紅葉した木々を確認出来る 陽が射すタイミングを狙って景観をカメラに収める 紅葉した木々を楽しみながら園地分岐に降りる管理センターへの標識に従い園地を行く カマツカ*を見つけパチリ かえで園地のT字路のところに大きなカメラを持ったお二人連れ 何かを狙っていた 挨拶を交わし何かあります？と伺うと小鳥を狙っておられた由 お邪魔しないように失礼といい先に行く
いぼた園地にかかったところからまゆみ園地に向かう渓流沿いのルートへ入る ここの雰囲気は気持ちがいい 土は柔らかく足が心地よい まゆみ園地にはピンク色のマユミが沢山の実をつけていた これほど見事に実をつけたマユミを見るのは実に久しぶり 陽射しを得られないのが残念だ コマユミ*も可愛い実をつけていた
最後に管理センターに寄る 入口左手に今見られる花や実の写真が掲示されており 園地の地図上に咲いている場所を示すマークが見られた 紹介されていた花や実は下記のとおり
リンドウ ツチアケビ* センブリ マムシグサ* ヤマトリカブト ウバユリ* キッコウハグマ ウメバチソウ
マユミ* サワフタギ* カマツカ* オオミヤマガマズミ* ツルアリドオシ* イヌツゲ* ナナカマド* ムラサキシキブ*
管理センターを出て駐車場に 駐車場は10台程増えていた 車載温度は13℃だった------------------------------------------------------------------------
*1)森林公園を訪ねる方へ
森林公園は県民のみなさんの貴重な財産です。このかけがえのない美しい自然を守り、後世に伝えるため森林公園では次のことを守りましょう。
１、植物採集、昆虫採集、魚つりをしないこと
２、鳥獣などを傷つけたり、とらないこと
３、キャンプをしないこと
４、たき火、花火などの火氣を使用しないこと
５、公園の施設をこわしたり、傷つけたりしないこと
６、物品の販売やこれに類する行為をしないこと
７、危険なことや他人の迷惑になる行為をしないこと
８、タバコの吸いがら、ごみ、缶、ビンなどは指定された場所に捨てるか、自分で持ち帰ること
９、その他、公園の利用や管理に支障になる行為をしないこと
以上のような注意事項に違反する時は 岡山県立森林公園条例により退園していただくことがあります。
なお、管理センターは、展示室、休憩室も兼ねておりますので、入園される方は気軽にお立ち寄りください。
岡山県
*2)岡山県立森林公園
Okayama PrefecturaI Forest Park
鏡野町の北部から鳥取県境にかけて広がる中国山地の森林は、標高1､000m､面積は334haで､甲子園球場約90個分の広さを誇ります｡全長21kmの自然歩道が整備され､春は残雪とミズバショウやザゼンソウが観られる他、ブナやミズナラなどの落葉広葉樹やカラマツ林､真っ赤な実をつけるマユミの古木など、数百種類の花と野鳥に出会える公園です。[12月−4月中旬は休園]
まだ暗い時間に倉敷を出発 車載温度15℃ 大部冷えてきた 吉備路429を走り180を横断して県道271を経由 足守の手前で再度429に合流 足守 加茂川と抜けて行く 加茂川道の駅で車載温度9℃ 車を出ると寒い 小森温泉 旭川ダムと抜けて行く ダムの水位は定常状態に 旭町を抜け 休み乢トンネルを抜ける 抜けた先は明るいが、山並みは墨絵状態 最初の信号を左折 県道159を経由して久米へ 久米で右折し181を行き院庄へ 院庄で左折し179を北上する 雲井山トンネル出口10℃ 奥津役場前10℃ 甘木トンネルを出てすぐ、森林公園の案内標識に従って左折する あとは羽出川に沿って登って行く 沿道の木々が色づきはじめた 森林公園2kmの標識を見て 園地に入って行く 一番奥の駐車場に駐車させて頂く 駐車している車は無い 車載温度9℃