花見山



標高 1188m    難易度 ☆     登り68分 下り40分   鳥取県
倉敷からの距離   103Km        登頂日 2025/11/17   ガイドブック   F 写真 動画

駐車位置7:18−7:33ロープウエイ終点(登山道入口1.2km)−7:56標識_0.6km−8:16山頂8:26−8:39標識_0.6km−8:53登山道入口−9:06駐車位置

登山
 今日は花見山(標高1188m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 空は真っ青 山肌には朝陽が差し赤色に輝いている ゲレンデ脇のイロハモミジは赤く紅葉し、朝陽を浴びている ガスを心配してたのと大違い この景観を見ただけでも訪ねた甲斐がある ゲレンデを見るとスキー場の準備か草が刈られており、刈られた草に覆われている これでは花は望めない でもゲレンデ脇の刈り残された部分にマツムシソウを見つける事が出来た 
 
 ゲレンデを右に見ながらルートを登ってゆく ゲレンデの傾斜がきつくなっている部分はススキが咲いており刈られていない 今は朝露で濡れているが下山時には寄れるかもしれない
 
 ルートはゲレンデを迂回する形で左方向へ向かいちょっとした樹林に入る 木々はすっかり落葉し陽射しもあり明るい いつもと大部違うなと思いながら登ってゆく 樹林からすぐに抜け 左手にスキー場のスロープ スロープの先には明石山を伺う事が出来る ルートを行く 花はマツムシソウに一輪出会えただけで花見山登山道入り口に出る
 
 登山道入り口には花見山探勝歩道延長1.2kmと書いた角材の標識があり そこから入って行く
 
 樹林のルートに入って行く ここもすっかり落葉し陽射しを受け明るい 笹の緑が目立つ感じ ルートには落ち葉が積もっておりカサコソと落ち葉を踏みしめる音をききながら登ってゆく
 
 ルートは丸太の階段の登りとなる 中間点の0.6kmまでに2回 その後にもう2回の登りがあり山頂に出る その間 樹林の中が多いが 低灌木で眺望が得られるところもある ここで出会った花や実は 中間点までに アセビ#(#は花芽を意味する) イチイ*(*は実を意味する) イヌツゲ* サルトリイバラ* シロヨメナ コマユミ* アズキナシ* ガマズミ* サワフタギ*
 
 後半ではガマズミ* タニウツギ* コマユミ* イヌツゲ* ボタンヅル* ノダケ*が顔を見せてくれた
 
 最後の登りを行くと 山頂休憩小屋の屋根が見えてきて そして山頂に出る まず右手大山方面を見る 大山から蒜山三座に連なる山並みは薄っすらと見えるが大山にはガスがかかっており裾野しか見えない 休憩小屋をぐるーと回ってウバユリ*を見 マユミの実は無い事を確認し大倉山や明石山の景観を伺う こちらは雲海も楽しめた 雲海を見ているところや大倉山を背にした記念写真を撮り、下山する
 
 下山は 同じルートを戻る 足元だけを見てテンポ良く降りる 登山口から左へ ゲレンデに向かう
 
 ゲレンデにはススキの白い穂が一面を覆い 陽射しを受け輝いている 足元の下草はまだ朝露をおびているが、ススキは露をつけていないようだ ススキの固まりを避けながらゲレンデを降りてゆく ススキの中に埋もれる感じを楽しみながら降りてゆく マツムシソウをところどころに見つける 刈られていないので花が終わったものもあちこちで見られる ノハナショウブ* タニウツギ* サルトリイバラ*にも出会った 
 
 ゲレンデの中の下りを楽しみ あとは登ってきたルートをゆき車のところに 車載温度は12℃だった 今日はどなたともお会いしなかった
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AIと遊び こんな詩が出来た

光の粒を踏みしめて

光の粒を踏みしめて
落ち葉の道をゆく
誰かが通った気配だけが
風に揺れて残っている

枝の隙間からこぼれる陽
それは 山がくれた贈りもの
静けさの中に 季節が息づく
わたしも その一部になる

光の粒を踏みしめて
ひとつだけ咲いていた花に出会う
まわりは枯れ葉 静かな土
それでも その花は笑っていた

「ここにいるよ」と
誰にも届かない声で
わたしは その声を聞いた気がして
しゃがんで そっと見つめた

光の粒を踏みしめて
白いススキが揺れる午後
遠くの山は 青くかすみ
時間がゆっくりほどけていく

足元に広がる やわらかな光
それは 今日という日の記憶
誰にも言わずに持ち帰る
心の奥に そっとしまって



アプローチ
 今日もまだ暗い時間に倉敷を出発、車載温度11℃ 酒津から高梁川沿いの県道24を走る 川辺橋 総社大橋と抜けて行く 豪渓泰橋9℃を確認し180号へ左折 高梁 井倉 新見と北上して行く 井倉のトンネルを過ぎたあたりから次第に前方が見えて来て、ガスが出ている様子が伺える 明るくなってくるにつれガスが濃くこの先が心配になる ガスが濃くなると道路の中央線や路肩線が頼りになる だが山道に入ると中央線は勿論無いし 路肩線も無い事が多い そうした時の濃霧の運転は避けたい この様子が続くと栗平峠は避けた方が良いかも その時は そうだ 象山を目指そう 距離はあるが道路はしっかりしている など考えながら車を走らす 新見9℃ 新見市街地を抜け 更に北上する 小原トンネル 阿福トンネルと2つのトンネルを抜け 千屋へ向かう ガスは次第に薄くはなってきたがまだ心配 千屋に近づき 花見山が見えてきた なんと朝陽を浴びてくっきりと見える これなら大丈夫だ 千屋5℃を確認し、花見山の案内に従い左折 県道111へ進み峠(桑平峠)を越える(峠には明石山登山口がある) 木々が紅葉し落ち葉が路面を覆っている上を走る 峠を少し下り花見山スキー場の案内に従って右折 道なりに登って行く 管理棟を右に見て抜けて行き 道なりに登ってゆく 舗装道路が切れた少し先のゲレンデの空地に駐車させて頂く 車載温度9℃ どなたもおられない