駐車場7:50−8:07小名郷池−8:11分岐−8:14東屋−8:32分岐−8:37道路−8:46八丈岩山駐車場−8:55分岐=8:58三頂山9:00=9:02分岐−9:10八丈岩山−9:26案内板−9:43分岐−9:50分岐−9:52三頂山園地−9:58駐車場
今日は八丈岩山(はちじょういわやま281m)を訪ねる登山支度をする 朝の陽ざしがさんさんと注ぐ 0℃と言えそう寒くない ウインドウブレーカーはリュックに入れて出発 いつものとおり小名郷池を目指す 道路脇に咲いているサザンカも陽射しを受けまぶしそう 自動車道を登って行く 少し登ったところで、遊歩道へ入る 遊歩道入口に通行止めなどに使われるコーンバーが設置されている 何の為だろうか?何も書いていない こんな事は初めて 何だろうと思いながら 脇の空間を抜けて入って行く 木陰となり寒さを感じる ふと左手を見ると焼けた樹木がある そうか山火事があったので通行止めをしたのか? ルートを行くと樹肌が炭化しているのが見られるがなんでもないものもある 山火事があったようだが周辺には枯草が育っており 最近の火災では無さそうだ
いつものように花や実を探しながらルートを行く オオバヤシャブシ*(*は実を意味する) ヒメヤシャブシ*に出会うが シャリンバイなどは葉がちじれた状態で実は見られない 山火事によるものだろうか 分岐を右にとり中央園地へ降りて行く
園地では道路沿いのナナミノキを訪ねが赤い実は見つけられなかった 小名郷池へ向かう ツバキが薄いピンク色の花を少し開いたところ 池のほとりにはラクウショウの気根が顔を出し ラクウショウの実を枝先につけている いつものようにカメラに収める 小名郷池の右手池面に薄氷が張っているのが見られた 池にかかっている木道を行く 木道は凍っており滑りそう ベタ足ちょこちょこ歩きで注意しながら抜ける ちょっと緊張した 園地の斜面を登りルートに出る そして、三頂山へ向かう
三頂山ルートに向かう入口にも コーンバーが設置され ここには危険立ち入り禁止と書いたものがあった さっきの所は無かったし 園地から入って行けばここを通らなくても行ける と言い訳のようなものを考え抜けてゆく でも危険を感じたら戻ろう
いつものように急な階段を登ってゆく アキノキリンソウかと思われる綿毛となったのを見て 数分登ったところに東屋がある 遊歩道からのルートとここで合流する すぐ先にソヨゴ*が赤い実をつけていた 階段はまだ続く 左手に焼けた木が見えたりする おや? 丸太の階段が無い どうしたのだろう 丸太が残っているところもあり まとまって無くなっているところもある 傾斜がきつくなっており 丸太の階段が無くなったと共に段差が崩れ 滑りやすくなっている 周りの木々は焼け、黒くなっているので掴むのは遠慮し 四つん這い状態になったりしながら登って行く
エ!と眼にとまったのは 一部残った階段の丸太 断面が墨になっている そうか丸太の階段は地面が熱せられ自然発火温度を越えて燃えてしまったのだな そうやって見ると階段の無いところは焼けた木が多い 400~500℃にもなったのだろうか? ネットで調べてみると下記の記載があった いずれにしても足元の丸太が燃えるとは驚いた
木材の自然発火温度(発火点)は、一般的に約400−460℃です。しかし、熱源が近くに長期間置かれると、より低い温度100−280℃で炭化が進行し、火がついてしまう「低温着火」のリスクがある
階段の最後の方はまだ丸太が残っていた 階段を終えなだらかに登って行くと視界が開けた場所に出る その前に広がったのは異様な光景 落雷木を黒くしたものがルート両脇に並んでいる 右手には岡山港や市街地が見える この辺りでこの景観を見た記憶がない 足元の山肌を見ると 焼けた木々を眼で追う事が出来る これはひどい こんなにも焼けたのか ここではネズ ヒサカキ ネジキなど会えたのだが 当分のぞみ薄のようだ
左手三頂山や八丈岩山の方を見る 逆光で判別しにくいがなんか黒っぽいところがある あそこもやられたのかも知れない 悲惨な尾根を行き 少し下る この辺りもひどい 丸太の階段があったと思うが影形見られない 分岐に出る 分岐の右手にあった案内板も姿を消している
分岐を左に折れルートを行く ここもやられたようだ 右手には三頂山の山肌が見え 貝殻山の方も伺えるが広範囲でやられている様子を伺う事が出来る 丸太の階段を登る 階段はかなり残っていたが一部燃えたものもある そして自動車道に出る 出口にはやはりコーンバー 立ち入り禁止の表示は無かった
自動車道を出たところで自動車道を登ってこられたのか4名程のグループから少し離れた所から声がかかる ここを登ってきたのか と聞かれ そうだ 山火事があったようでびっくりした 初めてか いや昨年も登っているがなんともなかった いつ山火事があったんですか 昨年の3月23日だ そうでしたか ありがとうございます と言って お先に失礼した 今思い返せば注意を喚起する呼びかけだったのかも知れない
今日も自動車道を行く 自動車道沿いにはいつも多くの実に出会えるので楽しみなところだが 今日はそれどころでない 黒くなっていない木にも実は見つけられなかった だが何という名前かわからないがコウヤボウキの綿毛が飛んでしまったような形をつけた草が一面に繁っていた この一年花を咲かせ実になるサイクルを送ったようだ ヤマノイモ*も実をつけていた
そして、八丈岩山駐車場に出る 左手にカナメモチ* ここは赤い実を沢山つけていた そのすぐ先にある案内板*1)も異常なく、植林帯のルートへ入る ルート入口にはやはりコーンバー ここには立ち入り禁止の標識があった 危険を感じたら戻る気持ちを新たにして入る
ここにはクロガネモチが植林されており赤い実をつけていた だが左手に見える三頂山は焼けた部分が伺える ヒサカキ#(#は花芽を意味する)を見つけてルートを行く この辺りは異常は見られない 分岐に出る 分岐に市民憩いの森を利用される皆さんへ*2)と書いた案内板があったが撤去されたのか無くなっていた 周辺の様子では焼失したようには思えない その左手に石のベンチ(休憩舎跡)がある 分岐を左へとり三頂山へ向かう
こちらは山頂に近づくにつれ悲惨さが目立つ 大きな岩が幾つもあるのだが随分黒ずんでいる 山頂広場を右に回り瀬戸内海や岡山港・児島港の景観を望む 焼けた黒い木に囲まれた山頂 そこから見る景観は 前景にある写真がのどかな景観を否定している この木はネジキだったかナツハゼだったか 実をつけるようになってくれるといいが
異様な景観を見ながらお社のある大きな岩の前に 何を祀っているお社だろうか 熱い火にあぶられながらじっと見ていたのだろう お社を支える大きな岩が薄っすらと黒ずみ 苦労をにじませている
三頂山を後に八丈岩山を目指す 三頂山の岩の斜面を見下ろす景観もやけに焼けた木々が目立つ 分岐に戻り八丈岩山を目指す ここにも被災した場所が見られる ルート左手から見える三頂山の山肌は山頂付近を除き通常の景観が伺える 山頂付近と右手尾根筋が結構やられている そして八丈岩山山頂に出る
山頂には三角点があり、案内板*3)があったが無くなっている 山頂から 瀬戸内海の一部と金甲山などが見える 金甲山を見て足元を見ると、ここも結構やられている 貝殻山の南(瀬戸内海に面した方)は被災の様子は見られなかった 山頂から数歩歩いたところに八丈岩があり、瀬戸内海の景観を楽しめる そこの説明板*4)も姿を消している 不思議と立石展望所400mと記載した標識が残っている 失ったもの免れたものが入り混じっている
立石展望所に向けてルートを行く 岩がごろごろしている尾根ルート 両側に焼けた黒い木々が並ぶ中を抜ける ちょっと異様だ 花や実は望むべくもない 右手山肌には焼けた樹木が並んでいる 5,6分ルートを歩いたところでソヨゴ*の赤い実をみつけ おお 大丈夫だったかと感激する この辺りは被災していない サルトリイバラ* ヤマウルシ* ネズ* オオバヤシャブシ* ヒメヤシャブシ* など元気な顔を見せてくれる ルートの前方の瀬戸内海の景観を安心して楽しめる 国立公園を利用される皆さんへ*5)と書いた案内板のところに出る 無事だった ここから立石へ降りて行く事が出来る 少し入って立石を伺うが逆光で状況ははっきりしなかった
立石には寄らず ルートを降りて行く すぐ先に分岐があり右へ降りて行く ルート右手に立石が見えてくる ルートが左にカーブする位置に岩があり、ここからも立石を楽しむ この間 ヤマハゼ* ネジキ* ヒサカキ*#に出会う
立石を見てルートを降りて行く 前方に溜池が見えてくる 分岐を左折、三頂山園地へ向かう この辺りは異常は見られない シダなど色を保っている ヤマハゼ*も顔を見せてくれた 幾つか分岐がある 二つ目の分岐を右にとり次いで次を左にとり三頂山園地へ降りて行く ルート出口にはコーンバー 立ち入り禁止の表示もあった でもどこが危険だったのだろうか? 早く解除して頂き、気兼ねなく山歩きを楽しみたい 木の橋をわたり園地に出る すぐ左に折れ、階段を登り駐車場の奥の位置に向かう おや!ウグイスだ 一声鳴いて まだ発声練習が十分でない 駐車場を左に見て第一駐車場へ向かう クロガネモチ*が赤い実を沢山つけ その先にウメが沢山の蕾と幾つか花をつけていた 足元にはウシハコベ まさに梅にうぐいす 春は近い そして第一駐車場に戻る 車載温度は4℃だった 小型トラックなど3台駐車していた
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AIと創った詩燃えあとに残る声
焼け跡の森は
まるで巨大な彫刻のように
一年経ってもなお
異様な静けさをまとっていた
黒い幹が林立するその奥で
岩の上のお社は
煤をまとったまま
ひとつの表情を保っていた
実のない枝が続く斜面は
どこか時間が止まったようで
しかし、火を逃れた一角では
赤い実が季節を忘れずに揺れていた
その対照が
山の顔を二つに割って見せ
あなたはその境界を
静かに歩いていた
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*1)八丈岩山園地案内図
ここは、瀬戸内海国立公園光南台地区の東端に位置し、八丈岩山を中心に自然探勝路、休憩舎、国民宿舎が整備され内海の展望を楽しみながら、自然とのふれあいができます。また、西方にある貝殻山、天目山、金甲山にも園地、休憩舎等があり、四季を通して利用ができます。
環境庁・岡山県・岡山市
*2)市民憩いの森を利用される皆さんへ 26/2無い
市民憩いの森は、私たちの生活に欠かせない大切な緑と自然の環境を整備、保全して、心豊かに自然と親しんでいだだくレクリエーシヨンの場として、また水を治め、災害を防ぐ治山効果を高めるための森林てす。
この区域は、保健保安林、国立公園、名勝地に指定されていますから、次のことを守つ て、大切に利用してぐださい。
・土砂、樹木、植物などを採らないてぐださい。
・タバコの投げ捨てやたき火などは山火事のもとですから絶対にやめてください。
・ゴミは捨てずに、持ち帰ってください。
・トイレやベンチなど皆さんで使う施設を大切にしてください。
環境庁・岡山県・岡山市*3)瀬戸内海国立公園 26/2無い
昭和6年に国立公園法が制定され、昭和9年に雲仙天草、霧島屋久とともにこの瀬戸内海一帯の景勝地が「瀬戸内海国立公園」として指定されました。
静かな海面、点在する多くの島々、白砂の浜、松林など自然と人文景観が一体となって瀬戸内海独特の親しみ深い、そして美しい多島海景観を作り出しています。
この大自然の文化財をいつまでも残し、引き継いでゆくために皆さんの御協力をお願いします。
環境庁・岡山県・岡山市*4)八丈岩山 26/2無い
八丈岩山は、児島半島の東端に位置する標高280mの山で、この山の名前は、八畳敷ほどもある大きな岩に由来しています。
ご覧のように、奇岩怪石が連なり重なり合って、今にもくずれ落ちそうな感じを与え、おだやかな瀬戸内海とたいへん対称的で、独特な景観を作り出しています。
この周辺では、アカマツ、クロマツ、ウバメガシ、コバノミツバツツジなどの樹木や、ウグイス、ツグミ、メジロ、モズ、ヒヨドリ、ホトトギスなどの鳥も観察できる自然の宝庫となっています。
環境庁・岡山県・岡山市*5)国立公園を利用される皆さんへ
ここは、瀬戸内国立公園地域内です。次のことは必ず守ってください。
・自然を大切にしてください。
・ゴミは捨てずに、持ち帰ってください。
・タバコの投げ捨てやたき火などは山火事のもとですから絶対にやめてください。
・トイレやベンチなど皆さんで使う施設を大切にしてください。
・土砂、樹木、植物などを採らないようにしてください。
・他の人に迷惑になるようなことはやめてください。
環境庁・岡山県・岡山市
薄っすらと明るくなりはじめた頃、倉敷を出発する 車載温度は0℃ 県道22を行き国道2号に乗る 平日ではあるものの割と流れは順調 信号待ち渋滞もなく岡山市バイパスに入る この様子ならバイパスも順調に行けるかなと思ったら 次第に流れが悪くなってきた 旭川大橋の入り口付近から大渋滞 私は側道に入り渋滞している車の脇をスムーズに抜けて行けたが この先を目指していたら大変だっただろう この先を行く山登りは祝日に計画しないといけない 側道を降り右折し県道45を行く 今度は予想外児島大橋にかかるあたりから渋滞 別の道から入る車もありなかなか進まない やっと大橋を渡る トンネルを抜け最初の信号を右折し県道74へ ここからは一人旅 小串の町を過ぎ 貝殻山の道路案内に従い県道463へ右折 第一駐車場に駐車 車載温度0℃ 駐車している車はない