??なんだなんだ??
虫こぶギャラリー2


まだまだ どんどん ぞろぞろ むくむく・・・
虫こぶアンテナが伸びれば
あちこちで見つかる虫こぶ。
その2もどうぞ〜


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川原でうねうね アメリカネナシカズラ
他の植物にがんじがらめに絡んで 栄養を吸い取るウワサの寄生植物ですがー

あれれ?

まあるい瘤がいっぱいある!
なんとな〜く あの予感がする…
失礼して1つパックリ割ってみると

おおーーっ やはり中に幼虫がー!
なんと 
寄生植物にちゃっかり寄生した虫こぶとは 
う〜ん,たくましき生き物の世界です!
(撮影日 15年7月20日 総社市河川敷)
マダラケシツブゾウムシによるネナシカズラツルコブフシ




 
池の畔をくるりと散歩。


水辺の柳が
風にユ〜ラユラ
そして
虫こぶも…ユ〜ラユラ

見れば見るほど痒くなる…(汗)

(なんでしょうね?)

(2003.5.30 岡山県総社市)


 
7月下旬。
ヘクソカズラが咲き出したなぁと思ったら もう実がー♪

だけどー
蕾の下にある子房まで,なんで膨らんでるの?
自家受粉?


とおもったら

ありゃりゃー
ヘクソカズラよ,おまえもかー

いびつなおかめ型の蕾に
下の子房まで膨らんでー
虫がいるのは蕾の元なんですって。

あと,子房はどうなるのかなぁ??

(2003.7.28 岡山県倉敷市)

(ヘクソカズラツボミタマバエによる
 ヘクソカズラツボミホソフシ)





こっちにもあるのはー
おっ。ヘクソカズラ虫こぶ姉妹品!
ビロード肌が美しい。

子房が膨らんでないから 「ヘクソカズラツボミマルフシ」の方かな?

どーれどれ,
ちょっと中身を見てみよう…

うわぁー,
巷のウワサどおり
オレンジのイモ虫が ゾーロゾロ

中には脱出した穴が
ぽっかり空いているものもありました。


(2003.9.2 岡山市)




アベマキの木
ふと葉っぱを見上げると, あっ,毛虫だ〜♪
と喜んだものの…よく見たら毛だらけの虫こぶだった!
アベマキで見つけた虫こぶ色いろ


アベマキハスジケイガフシ ぺこっとへっこみが可愛い! クヌギハヒメツボタマフシ
実にそっくりさん虫こぶ。クヌギエダイガフシ
カラスウリクキフクレフシ 真ん丸真っ赤 秋見だいふく?
↑これは,近くに絡んでいた
ヘビみたいなカラスウリの虫こぶ。
(まわりの4画像,クリックで拡大)
代行テキストで名前でるかな?

左下以外の虫こぶは,
なんと,全部が同じ1本のアベマキにできているのでした!

虫こぶに なぜかとっても好かれる木って あるんですね〜。


 (撮影日 15年9月 都窪郡早島町)





冬の林のアオキの実
冬には色付き始めるのがふつうなんだけど

おやおやこれは面白い。
これは緑色で ふくれっ面のヒョウタン型!

中を剥くと,
目に見えないぐらいちっちゃな幼虫!

ちなみに,初夏になると…
うひゃー 変なマッチ棒!

この虫こぶは「アオキミフクレフシ(アオキオクレフシ)」
アオキミタマバエによってできるんですって。

(2003.12/16 5/6 御津郡加茂川町)





7月半ば,林の下で黄色いキノコを撮っていると…

あれれ? 面白い形の赤い物体が…
手のひらに載せてみたら とっても可愛い形なの♪

ひとつ
二つ三つ四つ…
あちらにもこちらにもゴロン


そうそう
これは見覚えあるぞー
遡ること11日前,ハハーン,近くの林で見つけたあれと一緒だな…
なるほど〜。見ていたから解りました。

さてさて,この正体はー

コナラの樹にできた「ナラワカメハナツボタマフシ」
…毎度虫こぶの名前って舌をかみそうですね〜(汗)
初夏にコナラにできるんですが、なんと一週間から10日で成熟落下!
樹にできているのを見るのは、わずかの期間なのでした。
落っこちた虫こぶのかわいい形。拾って何だ?と頭をひねった方、
きっと何人もいるに違いないですね!

(撮影日 16年7月13日 高梁市/ 7月2日都窪郡早島町 )




ふっふっふ・・・

虫こぶも数々あれど
アンテナに引っかかる魅力的な虫こぶ

きっとまだまだ続きます。

お楽しみに…


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