表書院 土蔵群
野崎家は塩田王の野崎武左衛門(現在のナイカイ塩業の始祖)が天保から嘉永年間に築いた民家で
敷地面積3000坪、建築床面積1000坪あり、今も昔も金があると家、装飾品に金をつぎ込み威風を
誇示するのは変わりないようです。
長屋門、貴賓専用の御成門を入ると、右に土蔵群、左に貴賓の応接に当てられた野崎家の中心と
なる建物の表書院があります。
表書院の庭は枯山水で、前庭には貴賓がお駕籠をとめるお駕籠石が配置されています。
茶室も3つあり、容膝亭は裏千家の名席「叉穏」を写したもので細部まで正しく模しています。
表書院の奥には中座敷があります、中座敷には南から上ノ間、中ノ間、鶴ノ間、亀ノ間、松ノ間があり
奥行きは42mもあります。
土蔵群の1つの大蔵は塩の展示館になっており野崎家の製塩の歴史を伝えています。
長屋門 御成門
庭(枯山水) 茶室(容膝亭)
中座敷(奥行き42m) お駕籠石
案内
住所:倉敷市児島味野1−11−19
TEL:086−472−2001
入場: 9:00〜16:30 500円 月曜休館