開聞岳(924m)

2日目
キャンプ場へ向かう途中、池田湖へ立ち寄り、日本一の大うなぎを見学。
ここを訪れるのは3年ぶり。変わってないね〜。

本来なら、池田湖の奥に開聞岳がド〜ンと望めるが
今日は辛うじて見える程度。残念!

午後2時過ぎ、かいもん山麓ふれあい公園キャンプ場へ到着。
キャンプ場からは、目前に開聞岳の雄姿が望める。

早速、使用料¥1000を支払い、テントを設営して
念願のビールで乾杯〜、その後、昼寝(-_-)zzz

日暮れ前に夕食を済ませ、再びビールで乾杯〜。(^^ゞ
午後8時、お休みなさ〜ぃ(-_-)zzz

今日の泊まりは、我々と名古屋の青年のみ。
静かに、ぐっすり眠れそうだ。(^_^)v

3日目(最終日)

薄っすらと、夜が明けてきた午前4時30分、起床。
気温もちょうど良く、よく眠れた・・・と思う。
いつものように、ホットコーヒーを飲み朝食タイム。

午前5時20分、さぁ登るぞ〜とキャンプ場を出発。
イベント広場から、朝日に輝く開聞岳を眺めた後、車道を登って行く。

約10分で2合目登山口へ。

案内板には成人150分、子供と老人は180分となっている。
ちなみに我々は175分かかった。25分オーバー!
と言う事は、我々は老人かぁ〜(爆)

午前5時30分、2合目登山口を出発。

ここからが本当の登山道。
登山道は樹林帯の中を進む。
まだ朝が早い事もあるが、陽も差さず、昼なお暗いといった感じで
ちょっと不気味だ。

水路のようにえぐられた登山道は、火山礫で滑りやすく
勾配はそれほどないが、ダラダラ登りが続く。

午前6時、4合目。

いくら早朝で涼しいとはいえ、もうすでにシャツは汗でビショビショ。
早々にベンチで小休止(-。-)y-゜゜゜

4合目を過ぎると、所々階段が現れるようになるが
相変わらず単調な登りが続き、少し飽いて来る。

午前6時30分、5合目。

5合目から急な階段を登ると、初めて眺望が少し開ける。
眼下にうっすらと、昨日立ち寄った池田湖が望める。

あ〜ぁ、早朝の空気は美味しいね〜。

午前6時50分、6合目。

しかし、この時期の開聞岳の登山道には花がないですね〜。
その為、足元ばかり見て登っていたら、木の枝におもいっきり頭をぶつけ
帽子、眼鏡は吹き飛び
目の前を、お星様が飛び交うのが見えたよ(涙)

登山道には大小の岩が多くなって、歩き難くなって来た。

午前7時5分、7合目。

眼下に見えるのは、山川町の市街地と半島は長崎鼻。
ちょっとガスっているけど、一寸視界が開けると気分がいいね。

ここで同じキャンプ場に泊っている、名古屋の青年に抜かれる。
やっぱ若いと体力あるね〜。

午前7時35分、仙人洞。


仙人洞はその昔、山伏などの修行場として使われた洞窟との事。
今では開聞岳登山の途中、ここまで使ってきた杖を、ここに投げ入れ
今後の安全を、祈願するのだそうだ。
でも杖を投げ入れると、下りが困るよね(^^ゞ

午前7時40分、8合目。

8合目を過ぎると、ほとんど岩の登山道へと変わってくるが
ここでもまた頭を思いっきりぶつけたよ。
痛てぃな〜まったく・・・ブツブツ

午前7時55分、9合目。


この山は、外周を時計回りに登っていくのだが
登山口は北、7合目が東、9合目は南となる。
やっと約半周したことになる。

ここで名古屋の青年に追いつく。
我々おじいちゃんコンビも、まだまだ若いのかもね〜(殴)

9合目を過ぎると、一気に視界が開け、薩摩半島の素晴らしい展望を
見ながら気分良く登っていける。

ここで偶然にも昨日、韓国岳山頂でお会いした
東京の男性と再会。
しばらく山談義をして、お別れした。
この男性はこの後、屋久島へ行かれるとの事。うらやましい〜。

そろそろ山頂に近いはずだが
頂上直下がもっとも急峻であるのは登山の常、ご多分に漏れず
開聞岳も9合目から、垂直に近い岩場や階段が続く。

山頂まで、あと52mの案内板を過ぎると
山頂直下にある枚開神社奥宮の横を通り、木々の生い茂る中
岩を登り切ると、山頂へ着いた。

午前8時25分、山頂へ到着。


頂上はゴツゴツした岩が折り重なり、平らな場所が殆ど無い。
まずは記念写真を撮り、三角点にタッチ。

山頂標識の脇に「皇太子殿下登山御立所」を発見。
どおりで登山道に階段が多かったんだね。(^^ゞ

山頂で一番高い岩に登ってもう一枚、ハイチーズ。

写真を撮っている間に、少しガスが湧いてきた。(^^ゞ
ここでやっと岩に座り、素晴らしい眺望を楽しみながら栄養補給。

しかし開聞岳は低山だけど、こうして山頂から見下ろすと
高度感があるよね。

午前9時15分、名残惜しいが下山とする。
5合目手前からは、登り時にはガスでよく見えなかった
池田湖が、クッキリ見えるようになった。

午前10時45分、2合目登山口へ無事下山。
下りタイムは約90分で、老人から成人へ戻れました。(*^^)v

  登山口 → 開聞岳頂上:約2時間55分
  開聞岳頂上 → 登山口:約1時間30分     合計:約4時間25分

下山後は、またまた温泉でしょ〜。
キャンプ場で聞いた「
レジャーセンターかいもん 温泉保健保養館」へ。
場所は休館中の「国民宿舎かいもん荘」の前にある。

施設はかなり古いが、温泉はバツグンだよ。
源泉かけ流しで、入浴料は¥300と格安。
但しシャンプー、ボディーソープは無く、固形石鹸のみ。(^^ゞ

さぁ、そろそろ帰りましょう。
岡山まで約750qの移動が待っている。

帰路もETC深夜割引を利用し、午前0時過ぎ無事帰宅した。
結構ハードスケジュールだったが、楽しい山行でした。(^_^)v

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