先月、立山登山に行ったばかりだが、9連休を
お墓参りだけで、過ごす訳にはいかないでしょう。(^^ゞ
そんな事で、木曽駒ヶ岳登山を計画する。
しかし、どうせ行くなら、ついでに乗鞍岳か上高地にも
行ってみよう。

結局、3泊4日(車中泊1泊)で計画し、松本と高山のホテルを
予約して、ひたすらお盆休みを楽しみに待つ。(^^)v

1日目
今日は木曽駒ヶ岳登山口となっている
菅の台駐車場まで行き、車中泊の予定。
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午後12時30分、倉敷の自宅を出発。
いつものように山陽道、倉敷icから高速道を走る。
お盆休みの割りに、空いていて走りやすい。
その後、中国道の宝塚トンネルを先頭に少し渋滞したが
名神道は順調に進み、途中から京滋バイパスを走ってみる。
こちらも空いていて、快適だ。
名神道 快適な京滋バイパス

米原JCTで、事故渋滞発生。
関が原icまで、12kmの渋滞だ。
頭上には、報道ヘリが渋滞状況の中継のため、飛び回っている。
この渋滞を抜けるまで、約1時間30分かかってしまった。(ーー;)

その後、順調に走っていたが、またまた渋滞に突入。
今度は一の宮JCTを先頭に、6kmの渋滞だ。
しかし車は停まる事なく、ノロノロだが走れヤレヤレだ。

小牧JCTから中央道に入ると、車も少なくなり快適に走れる。
恵那SAで夕食と給油を済ませ、その後も順調に走り
駒ヶ岳SAで朝食を購入し、駒ヶ根icで一般道へ下りる。
事故渋滞 報道ヘリ現る
またまた渋滞 長〜い恵那トンネル

午後9時30分、菅の台駐車場(¥500)へ到着。
すでに30台位が停まっている。

早速、車内を整理し、布団を敷き、寝る準備を済ませ
ビールを一杯飲む。う〜、美味い。(^^)v
写真に写らないのが残念だが
満天の星空を見ながら、午後10時30分、お休みタイム(-_-)zzz

2日目
今日は木曽駒ヶ岳に登り、松本のホテルまで移動の
ゆったりした計画だ。
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午前3時30分、起床
狭い車中泊の為、あまり眠れなかった。
まだ辺りは真っ暗だが、お湯を沸かしコーヒーを飲む。
やっぱり、目覚めのコーヒーは欠かせませんよね。(^^)v

しかし、こんな真っ暗の中、皆さんお早い事。
バス乗場には、もう登山者や観光客が並んでいる。(~_~;)
こりゃ〜のんびりはしてられません!
早々にバスandロープウェイ往復乗車券(¥3800/人)を購入して
洗面も済ませ、準備に取り掛かる。

午前4時55分、始発のバスが出発。
我々は丁度乗り切れず(ーー;)、午前5時10分、二便での出発となった。
午前3時30分起床 菅の台駐車場
早朝より行列 二便目で出発

バスは約40分で、ロープウェイ乗場の、しらび平駅へ到着。
午前6時発のロープウェイへ乗り、千畳敷駅へ出発。
ロープウェイからは、朝日に輝く南アルプスの展望が素晴らしい。

千畳敷駅を出ると、目前にそびえ立つ宝剣岳や千畳敷カールの
眺望に歓声が上がる。
この素晴らしい眺望を見たい為に、木曽駒ヶ岳を選んだのだ。
記念写真を撮り、登山届けを記入し登頂の準備を行う。
木曽駒ヶ岳ロープウェイ 南アルプス
南アルプスとロープウェイ 千畳敷カール

午前6時20分、駒ヶ岳神社で登山の安全を祈願し、登頂開始。
最初はカールの底へ、少し下って行く。
遊歩道の両側には、沢山の山野草が咲いている。

少し下ると分岐があり
左が八丁坂への登山道、右が遊歩道となる。
見上げると沢山の人が登っている。かなりキツそ〜。(-_-;)
駒ヶ岳神社へ参拝 まずは少し下る
そびえ立つ宝剣岳(中央) 八丁坂

この八丁坂は、予想していた以上にキツい。
少し登っては、すぐに休む。(^^ゞ
足場がゴロ石で歩きにくい。
日が当たれば無茶苦茶暑いし、日陰に入れば肌寒い。
汗をびっしょりかきながら、ひたすら登るのみ。

途中、青森から来られたというおじさんと、しばし雑談。
青森から一人で運転して来たとの事。
上には上が居るもんだ。m(__)m
おじさんは軽い足取りで、スイスイと登って行った。
眼下にロープウェイ駅 息が切れる
オットセイ岩 ますます急登に

午前7時40分、乗越浄土へ到着。
沢山の登山者、観光客が休憩している。
ここまで登れば、後は急坂は無い・・・と思う(^^ゞ

休憩後、尾根道を宝剣山荘、天狗荘と通り過ぎ
中岳を目指し進む。
乗越浄土 あ〜ぁ疲れたび〜
天狗荘と中岳 中岳に向かう

中岳への登りは、そうキツくはないが歩きにくい。
大きな石がゴロゴロしている。
その上、暑い!

中岳山頂からは、目前に御嶽山が望める。
しばし(-。-)y-゜゜゜タイム。
吹き抜ける風が気持ちいい。
しかしこの先、頂上山荘までの急坂が待っている。
折角登ったのに、下るのはもったいない。(^^ゞ
晴天 中岳への登り
中岳から見る御嶽山 頂上山荘へ急坂を下る

中岳から頂上山荘まで一旦下り、ここから木曽駒ヶ岳へ
最後の力を振り絞り、ゴロゴロ石の登山道を一気に登る。

午前9時、木曽駒ヶ岳山頂に到着。
バンザ〜イ !(^^)!
山頂からの展望は、まさに360度。
御嶽山、乗鞍岳、北アルプス、八ヶ岳、南アルプス、その上
富士山の山頂部まで見渡せる。
HPでは表せない、素晴らしい展望が楽しめる。
木曽駒ヶ岳への登り 山頂へ到着
素晴らしい眺望 穂高連峰と槍ヶ岳(ズーム)

360度の展望を満喫し、記念写真を撮り
山頂売店で、ホットコーヒー(¥150)を買う。
えらい安いなぁ〜と思ったが、出されたコーヒーをみて
納得した。
コンビニで売っている、紙コップに入ったインスタントコーヒーだった。
その上、自分で作るのだぁ。(^^ゞ
でも山頂で、温かいコーヒーが飲めるだけでも
ありがたいよね。(^^)v
記念写真 御嶽山と山頂売店

午前9時45分、下山とする。
山頂からは往路を頂上山荘まで下り、ここから中岳には
登り返さないで済む、巻き道を進む。
但し、道はかなりハードで、岩登りもあり
足を踏み外すと命は無い。(-_-;)

何とか難所を越え、乗越浄土まで戻ると、一面ガスに覆われ
何も見えない。
下山は巻道を下る 岩をよじ登る
落ちたら命は無い ガズの中の乗越浄土

乗越浄土で一服し、八丁坂の急坂を下る。
しかし、まだまだ沢山の登山者が登っており、所々で
足止めされる。
八丁坂は登りも辛いが、下りも膝にくる。

午前11時35分、無事、ロープウェイ千畳敷駅へと戻った。
この時間になると、一面ガスがかかり、眺望なし。
やはり早く登って正解でした。(^^)v

ここでトイレ休憩をし、空いているうちにロープウェイへ乗車し
しらび平駅へ下った。
しらび平駅は、ロープウェイ乗車待ちの観光客で一杯だ。
我々はすぐにバスに乗り、菅の台駐車場へと下った。
沢山の人が登って来る ロープウェイ千畳敷駅へ戻る
ロープウェイで下る しらび平駅へ戻る

千畳敷駅 → 乗越浄土 → 中岳山頂 → 木曽駒ヶ岳:2時間40分
木曽駒ヶ岳 → 中岳巻き道 → 乗越浄土 → 千畳敷駅:1時間50分
計:4時間30分

午後1時、菅の台駐車場へ戻る。
後は今日の宿泊先「ホテルルートイン松本インター」までの移動のみ。
中央道を駒ヶ根icから松本icまで走り
午後3時、チェックイン。
早々に入浴を済ませ、しばし仮眠後、ホテル近くの居酒屋で
生ビールで喉を潤し、当地の美味いものをたらふく食べ
午後8時、お休みタイムとした。(-_-)zzz


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