ヤマケイJOY夏号を、買って読んでいると
あるページに目が止まった。
そのページには、立山三山をバックに立山室堂の景観が。
もう、この写真を見たら、行くっきゃないでしょう(^^♪

早速、2泊3日の山行計画を立て、立山室堂山荘と
富山市内のホテルの予約を完了。
さぁ、後は晴天になる事を祈るだけだ。

1日目
午前5時、倉敷の自宅を出発。
いつものように山陽道、倉敷ICから高速道を走る。
さすがに、この時間は空いていて走りやすい。
その後、中国道、名神道、北陸道と渋滞も無く順調に走り
午前11時45分、立山ICで一般道へ下りる。
立山ICで下りる 立山アルペン村を通過

一般道を走ること20分で、立山駅へ到着。
駅前には無料駐車場があり、すでに沢山の車が停まっている。
早々準備を済ませ、立山ケーブルカー駅へ行こうとした時
雷と共に、大粒の雨が降って来た。
もう5分、待ってほしかったなぁ〜(-_-;)
立山駅無料駐車場 立山ケーブルカー駅

立山ケーブルカー駅は、団体の観光客で一杯だ。
なにも、こんな天気の日に来なくてもいいのにね。
な〜んて、人の事は言えないが・・・(^^ゞ

早々に立山⇔室堂往復キップを購入(¥4190/人)
ケーブルカーの出発は午後1時。
少しの待ち時間を利用して一服(-。-)y-゜゜゜を済ます。
突然土砂降りの雨 団体さんで一杯

午後12時55分、改札開始。
ここの改札は、団体さんと一般が分かれていて、一般者は
優先して先に乗車出来る(^^)v
眺めの良い一番前を確保し、ビデオ撮影オン。
しかし女房は、団体さんに隅の方へ追いやられ、小さくなっている。
立山ケーブルカー ケーブルカー内
標高差502mを登る 中間地点でスライド

約7分の乗車で、標高差502mを登り美女平駅へ到着。
しかしケーブルカー内は、人の熱気でムンムン。
汗は出るわ、気分は悪くなるわで、地獄の7分だった。

ここから高原バスに乗り換える。
バスにも、一般者優先で乗車出来る。
こちらは、冷房が効いていて気持ちい〜ぃ。
ここから室堂ターミナルまでは約50分かかるが、乗り継ぎが
良すぎて一服(-。-)y-゜゜゜出来な〜ぃよ〜。
美女平駅前 高原バスに乗り換える

高原バスはブナ坂、立山杉、滝見台などの名所を進んで行く。
滝見台では一旦停まり、下車して称名滝を見る事が出来るが
今日は雨とガスで何も見えないので、むなしくバスは
通過して行くとの事。ト
ホホ〜(^_^;)

予定より早く、約40分で室堂ターミナルへ到着。
手前の名勝、雪の大谷にはまだ10m位の雪壁があり
雨の中、沢山の観光客が歩いている。
気をつけて歩かないと、バスに跳ねられちゃうよ〜。
立山有料道路 雪の大谷を通過

午後1時55分、室堂ターミナルへ到着。
外は雨が降っている為、ターミナル内は人、人、人で大混雑。
余りの人の多さに、写真を撮るのも忘れてしまった。
なんとかコインロッカー前のスペースを確保し
レイン、スパッツを着用する。
あ〜ぁそうそう、一服(-。-)y-゜゜゜するのを忘れてた(殴)

準備を済ませ、屋外へ出ると期待通りのガスと雨(涙)
な〜んにも見えませ〜ん(涙涙)
しかし、こんな天気のメリットもある。
ここの1の、記念撮影ポイントが空いているぞ〜(^^ゞ
室堂ターミナル 外はこんな感じ
お決まりの記念写真 快適な遊歩道

午後2時30分、室堂ターミナルを出発し、山荘へ向かう。
最初は雪渓に覆われた、快適な遊歩道だったが
次第に雪道に変わる。
先日、山荘に問い合わせた時には「アイゼンは不要」と言われたが
絶対あるほうがいいよね。
結構、圧雪になっているので良く滑るよ〜。

しかし3m先が見えない状態では、山荘が何処だか判りませ〜ん。
注意深く、案内板を確認しないと迷子になるよ。
もっと案内板を増やしてね〜。
そんな中、目の前に薄っすらと建物が見えてきた、ホッ!
遊歩道脇の雪渓 どっちへ行けばいいの?
乳白色の世界 室堂山荘へ到着

午後2時45分、立山室堂山荘へチェックイン。
今日は個室を予約済み(1泊2食¥9450/人)
部屋は最奥の建物だ。
部屋は7畳半、二人では結構広い。
食堂や展望風呂には少し遠いが、眺めは一番良い(^^)v
この棟だけ、窓が開く(まぁ、ど〜って事は無いが(^^ゞ)
しかし欠点が一つ。
壁が薄いのか、隣の部屋の話声がまる聞こえ。
泊まる時は、小声で話しましょう(^^ゞ

部屋へ荷物を降ろし、お茶を飲んでいるとガスが切れ
展望が望めるようになって来た。
部屋の窓から写真を数枚撮り、散策に行く事にする。
個室を予約済み 別山の雪渓
みどりが池方面 みくりが池方面

まぁその前に、美味しいコーヒーを飲もうと食堂へ。
しかしコーヒー(¥400)を飲みながら、食堂のお姉さんと
話をしている間に、再びガスってしまった(殴)

まずは、明日の登山口を確認に行く。
登山道はまだまだ厚い、雪渓に覆われている。
本当にアイゼンは必要無いの???
次は、みくりが池方面に遊歩道を歩いて見る。
流石に花の名山だけあり、沢山の山野草が咲いている。
あちらこちらで、カメラマンが写真を撮りまくっている。
そんな中、ガスが一瞬吹き飛び、山荘を望むことが出来た(^^)v
またまた乳白色の世界 重要文化財
日本最古の山小屋「立山室堂」
室堂山荘
(左の建物二階が泊まった部屋)
天気が良ければこんな風景

1時間ほど散策したら、身体が冷え寒くなってきたので
山荘へ戻り、大展望風呂へ。
ここからは湯船に浸かり、立山三山を望む事が出来るが
今日はダメ。窓の外は真っ白け(涙)
しかし、この展望風呂に一人で入っているのは
実に贅沢で気持ち良い。
ボデーソープorリンスインシャンプーも備えてあり
標高2400mの山小屋とは、到底思えない快適さですよ。
ちなみに、ドライヤーもあります。
ついでにもう一つ、部屋で喫煙出来ま〜す(-。-)y-゜゜゜
大展望風呂 食堂兼喫茶

午後6時、夕食へ。
お腹が空き過ぎていたので、写真を撮るのも忘れて食べてしまった。
ちなみに当日のメニューは、唐揚げ、春巻き、カツオのタタキ
ダイコンの味噌田楽、サラダetc、味噌汁、ご飯。
デザートは、パイナップルと結構豪華です。
但し、メニューは何日周期で変わるとの事。

立山室堂山荘は200人泊まれるが、今日は30人も居ない。
まぁ、この天気では仕方ないよね。
でもその分、のんびり出来ました。
午後7時30分、就寝。早過ぎだよ〜。


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