草の根ハシラ

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2.28.thu

  突然ですがクイズです。

 
Q1. 2001年、日本で一番売れた車種はなにか?

 答えは2つあります。年間総合の販売台数が一番多かった車、そして月別平均での販売台数が一番多かった車です。2つあるからには、それぞれ違う車です。で、月別で一番のほうは2001年の途中にデビューした新型車です。ヒントはですね、「2つの車は同じようなカテゴリーで同じようなユーザーをターゲットにしている」ということ。いわばライバルですね。
 続いて第2問いきましょう。

 
Q2. 2001年、日本で一番売れなかった車種はなにか?

 こちらの答えは1つ。年間総合、月別平均、いずれも同じ車が全197車種のなかでダントツのワースト1に輝いております。ちなみにトラックとかは含まれてないんで、いちおう乗用車の中で、という範囲で考えてみてください(ほんと、いちおう)。ヒントは……そうですね、「デカい」「不人気車というよりも需要がない」と言っておきましょう。
 対象車種はどちらも「日本車、乗用車(軽自動車除く)」となっております。正解はこの雑草モノローグで後日発表しますね。なお、見事正解された方にも景品は用意しておりませんので、自分の頭の中でだけまったりとお考えください、あしからず。
 いま手元にある「2001年乗用車年間販売ランキング」という資料を見てこれを書いてるわけですが、いやこれがなかなかどうして興味深いランキングです。2位の車、想像つきます? ホンダ・ストリームだそうですよ。オーナーの方には失礼ですが、そんなに売れてんのかな? 売れてるんでしょうね、この数字からいくと。一年で約12万台売れてます。7デイズ7シーター、月に1万台がオーナーのもとに嫁いでることになりますね。ちょっと意外な伏兵って感じです。あ、これを問題にすればよかったな……。


2.25.mon

 signs

 この夏に全米で公開されるようです。M・ナイト・シャマラン監督、メル・ギブソン主演の、これはたぶんSFなんでしょうね。なんせ英語の予告編しかまだ見てないんで、内容はいまひとつはっきりしません。予告編に出てくる言葉も「It's happening...」の一言だけだし。舞台はおそらく現代のイギリスかアメリカ、そしてあのミステリーサークルが重要なカギを握っているのは確かなようです。なんせ予告編、ほとんどミステリーサークルの映像ばっかり。signsっていうのはミステリーサークルのことらしく、それがどうやら“なにか”が“来る”サインだ、っていうことぐらいまではなんとなく想像がつきました。ところでミステリーサークルって日本にもできてたんですね。予告編によると、1970年6月30日に「トヨサト」ってところにできたらしいです。トヨサトってどこ? ともかく、この系統の映画がけっこう好きなぼくとしては、日本公開が楽しみな一作になりそう。監督デビュー作「シックスセンス」で世界を驚かせ、続く第2作「アンブレイカブル」では違う意味で世界をまたまた驚かせたシャマラン監督、今度はまた“なにか”で驚かせてくれるんだろうか。アンブレイカブルの驚きはもうやだなあ。んで、“なにか”がブルース・ウィリスだったりしたらもっとやだなあ……。


2.23.sat

 いやー、やっと更新ができました。先日iMacがやっと退院してきたので、昨日の夜(というか真夜中)にヒィーヒィーいいながらベレット第2話を仕上げた次第です。さ、次はエンスー日記vol.07か……(←手つかず状態)。

 さて、あしたの日曜はなんか天気よさそうですね。週末がこんなにいい天気っていうのは久しぶりじゃないかな(少なくともぼくの住んでるあたりでは)。こりゃもうドライブかツーリング、行くしかない! いやいや、↓のモノローグで書いた「花咲かG」を実行に移すか……とうららかな日曜のプランをあれこれ模索してはニヤニヤしてたんですが、やんどころない事情で、あすは“遊び”じゃない予定が入ってしまったんですね。むーん、せっかくの休みなのに……。で、こういうときミジェットに乗ってて悩むわけですね。「幌を開けるか否か」と。まあその用事というのが「ちょっと走ってはすぐ止まり、しばらく車から降りて用事を済ませては、またちょっと走ってすぐ止まり、んでまた車からしばらく離れる」ということの繰り返しなんです。オープンのまま駐車するのは慣れてるつもりなんだけど、さすがにそれが一日のうちに何度も何度もとなると、やっぱりちょっと不安になっちゃうわけです。盗難とか、車内にゴミ入れられるとか(これは実際いままでに何回もある)。こんなこと書きつつも、おだやかな青空に誘われてそそくさと幌開けちゃうんだろうけど、こういう所用にミジェットという車はつくづく向いてないとあらためて思ったりする次第です。バイクもこういうシチュエーションだと、ヘルメット脱いだりかぶったりがまた面倒なわけで、実用性のないミジェット&GSX-Rという脳天気コンビにちょっとばかり苦笑いする土曜の午後11時50分。
 あすのみなさんの予定はいかがでしょう? どうやら全国的に春めいた陽気になりそうなビューチフルサンデー、どうぞ満喫してくださいませ。


2.19.tue

 草の根エンスー日記が本格的に稼働して以来、ひとさまのミジェットをネットで拝見する機会が増えてきました。そのたび「きれいなミジェットだなー」とあらためて感心しております。もちろんぼくのミジェットではなく、他の人のミジェットが。もうツヤツヤのピカピカでウフフ……なんですね、どのミジェットも。それにひきかえ、うちのミジェット号はかなり汚い。ドロドロのガサガサでトホホ……なんですね。ツヤを失ったボディはすっかりくすんでしまい、いくら洗車をしたところで輝きが戻るわけでもなく、小雨のひとつでも降れば、たちまち泥の水玉模様と化してしまう。サビも所々浮いてきている。「27年も前の車なんだから」といってしまえばそれまでかもしれないけど、それよりもオーナーの責任がかなり大きいのでは、と最近痛感しはじめてきました。いわゆる“怠慢”というやつです。
 このような惨状にいままで見て見ぬふりをしてきた怠慢オーナーA(ぼくのこと)も、さすがに「これではイカン!」と重い腰を上げ、さっそく買ってきました「花咲かG」。枯れ木に花を咲かすように、くすんだボディに輝きを取り戻す、というのが謳い文句のボディケア用品です。じつは数年前にこれを一度買って、当時やはりボディがくすみかけていたミジェットに試してみたことがあります。もちろんその効果がかなりあったから今回もまた買ったわけでして、どんよりとくすみ果てたミジェットを見るにつけ「もうちょっとしたらピッカピカにしてやっからな!」と励ましている今日この頃。あとは週末に雨が降らないことを祈るばかりです。あ、雪も降らないでほしいな……。


 さて、ここでちょっと旧車イベントの告知を。
 きたる4月13日(土)と14日(日)の2日間、山口県の徳山市で『キャノンボール-100マイルのエクスタシー-』というイベントが開催されるそうです。主催は、アトリエバオバブが中心となって活動するRe-P(キャノンボール実行委員会)。徳山湾を臨む親水公園のオープニングイベントの一環として開催されるこのイベント、詳細は下記の通りです。
●1日目
・徳山市親水公園駐車場で旧車やディーラーの車を展示。
・海を臨む公園内で車に関するもののみ扱ったフリーマーケットと、ステージでのオークション。
・隣接する芝生地で飲食ブースの設置。
●2日目
・同公園を出発して萩市着のタイムラリー。
・萩市役所横駐車場にて車に関するもののみ扱ったフリーマーケット。
 ラリーは県内の各地をチェックポイントにして区間ごとにタイムを決め、そのタイムにより近い人がポイントを得られるシステム。チェックポイントを通過しながら各地の観光地めぐりもできるそうです。萩市役所横駐車場に到着した後は、表彰式とラリー参加車両の展示もおこなわれるとのこと。
■問合先
 アトリエバオバブ 担当:前田勝之
 〒745-0017 徳山市新町2-10ドリームスタートビル4F
 Tel:0834-33-2666
 baobab@55africa.com
※アトリエバオバブについては下記のサイトで参照できます。
■徳山市市民活動支援センター
http://www.city.tokuyama.yamaguchi.jp/shiencent/search/groupshousai.asp?tourokubangou=160


2.14.thu

 ゴールデン・ラズベリー賞って知ってますか。映画の賞でアカデミー賞ってありますよね。あれの正反対の賞で、つまり「この1年で最高の駄作」を決定する賞です。世界8カ国の映画評論家やジャーナリストなど約500名により決定され、発表&授賞式はアカデミー賞の前夜と、なかなかブラックなタイミングです。ちなみにここ数年の「最低作品賞」受賞作は次のようになってます。
 ■2000年 バトルフィールド・アース(ジョン・トラボルタ主演のスペース・オペラ)
 ■1999年 ワイルド・ワイルド・ウェスト(ウィル・スミス主演の荒唐無稽SF西部劇)
 ■1998年 アラン・スミシー・フィルム(知らない)
 ■1997年 ポストマン(ケビン・コスナー監督&主演の近未来SF)
 その他、過去には「ランボー/怒りの脱出」「ハワード・ザ・ダック」「ショー・ガール」など、そうそうたる“駄作”が栄えあるゴールデン・ラズベリー賞(以下、ラジー賞)に輝いております。
 で、この3月には2001年度の受賞作が発表となるわけですが、今回は9部門中6部門にあの「パール・ハーバー」がノミネートされてるんですね。ご覧になりましたか? 個人的には「3時間ただひたすら続く、甘ったるくてご都合主義な男と女の恋話」としか言いようがない、というのが正直な感想でした。ビデオで観たんですが、ちょうど米同時多発テロ→アフガン攻撃の流れの中で観たもんだから、「悪いやつらはアメリカが正義の名のもと徹底的に叩く!」的思想がちょっと鼻についたのも、あまり印象がよくありませんでした。例の真珠湾攻撃シーンはさすがに迫力があって、「ここだけ編集して映画館で再上映してくれんかな」なんて思ったりしたけど、裏を返せば「そこ以外観るべきものはない」ということ。加えて巨額の製作費、3時間という長尺、感動の超大作というふれこみの大々的なメディア露出、監督&プロデューサー自らが「これはタイタニックとアルマゲドンを融合させた感動大作だ」とのたまわっているという天然ぶり、などラジー賞にノミネートされる要素に事欠かない作品です。
 というわけで、最低作品賞は「パール・ハーバー」で決まりと個人的に予想してたんですが、先日ビデオで観たある作品が強力な対抗馬として浮上してきました。
ドリヴン
 これまた去年の夏に封切られた、シルベスタ・スタローン主演のCARTレースを舞台にした映画で、公開当時はいちおう話題作になってました。
 ここ数年、ぼくはこれほどの駄作を観たことがありません。
 もう何も語るまい。とにかく観てください……いや! 観るとあなたの貴重な2時間と数百円のレンタル代をドブに捨てさせることになってしまう! むーん……。まあひと言でいってしまうと「途方もなくテンポが悪く、気絶しそうなほど内容がペラッペラな映画」です。それ以上のそれ以下でもありません。この映画に比べると、ところどころに見所があるパール・ハーバーが良作に思えます。パール・ハーバーは「愛すべき駄作」であり、ドリヴンは「すくいようのない駄作」。
 そんなドリヴン、やはりというかラジー賞で最低作品賞をはじめとする6部門に堂々とノミネートされています。ここはひとつドリヴンにがんばってもらい、ひとつでも多くの部門で受賞していただきたいと思います。ただし最低カップル賞、これだけはパール・ハーバーがふさわしい。


2.13.wed

 前時代的な車を長年乗り続ける不肖ワタクシ、つね日頃からアナログ人間(アナクロ人間ともいう)を自負していましたが、ついに買ってしまいました。デ・ジ・カ・メ。
「写真はやっぱフィルムに焼きつけ、現像し、フォトアルバムに整理しては、おりにふれてそれを開いて思い出にふける夕暮れ時……これが正しい作法である!」
 という頑ななポリシーをこれまで貫いてきたものの、ついに手を出してしまったデジタルカメラ。そもそものきっかけは、やはりこの草の根エンスー日記を運営をするようになったことです。
 「ああこの画像が欲しいな」と思ったとき、昔ながらの銀塩カメラだと「フィルム買って撮影してああまだ3枚しか撮ってないからすぐに現像出すともったいないなじゃもうちょっと待とうてなこと言ってるうちにもう1週間経っちゃったよああなにも撮るもんないしもう現像出しちゃおうかいやでももったいないないやしかしそんなこと言ってたらいつまでたってもプリントができないしそうなると更新が遅れるしああもったいない」などと162文字も使ってあれこれと悩まないといけないのが、デジカメだと「じゃ、チャチャッと撮影して、パソコンに落として、補正して、終了!」というように、たった29文字で済んじゃうのである。しかもぜいたくに「、」や「!」、はては「チャッチャ」などという擬音までも使えてしまえる。
 ともかくデジカメ。まだ本格的に運用を開始したわけじゃないけど、今後のエンスー日記更新に多大なる貢献をしてくれるのはまちがいないでしょう。ただ、データを落とすためのパソコンが現在入院中なのが決定的にイタいが……。
 ちなみに機種は「Nikon COOLPIX800」。下の画像を見ればわかるように、およそデジカメとは思えないアナクロチックなデザインだけど、それがアナログでアナクロなぼくにはぴったりなんですね。数あるデジカメの中でも、こいつはけっこうエンスーなモデルではないか、とひそかに悦に入っております。

Nikon COOLPIX800

2.10.sun

 なにげなく立ち寄った家電店で新型iMacを見かけてギョッとした。「ギョッ」としたのには2つ理由があります。ひとつは「まさかこんなところにあるとは思ってなかった」というもの。1月に発表された新型iMac、日本への入荷が遅れていると聞いたばかりだったので、よもやこんな田舎の家電店(いちおうApple製品取扱店ではあるけど)に置いてあるとは予想だにしてなかった。それがなにげなく展示してあることにギョッとしたわけです。
 で、ふたつめの理由は「思ったよりデカいな」というものです。下の画像にあるように、新型iMacは半球のお餅のような本体から液晶ディスプレイがニョッキリ生えているという独特の形をしているんですが、このお餅の直径が約28cmあると知った時点で「画像でみるより実物はたぶんデカいんだろうな」とあらかじめ予想はしてました。しかし実際にまのあたりにしたそれは、「たぶんこのぐらい」と頭の中で思い描いていたイメージよりまだ大きかったんですね。それでギョッとしたわけです。

 もひとつ、新型でギョッとしそうなものが「ミニ」。言わずと知れた、あのミニの名を継ぐ新型車(だいぶ前に発表されたけど)です。写真や実寸法をみるかぎり、昔のミニに比べてデカイ車になっているのは明らかなんだけど、「たぶんこのぐらいのボリュームかな」と想像しているものよりも、実物はさらにまだデカイような気がなんとなくするわけでして。たとえばルノーのトゥインゴを初めて路上で目撃したときは、はっきり言ってかなりのけぞりました。「肥大化したトゥディ」といった感じのその風貌は、かわいいというより「こわい……」という印象が強くて(見慣れたらかわいいんだけどね)、このときと同じショックを新型ミニからも受けるんではないか、といまから身構えているわけです。とりあえずそのときギョッとしないように、いまのうちから頭の中のイメージを15%増しぐらいに補正しといたほうがいいのかも。

New iMac

2.7.thu

 仕事中に、なぜだかフッと親戚の兄ちゃん(つまり従兄)のことを思い出しました。ある時なんの脈絡もなく昔の記憶がよみがえってくる、というアレです。
 たしかぼくが小学校3〜4年の頃、東の町からぼくの両親を訪ねて遊びにきたことが何度かあったな……というところまで思い出したはいいんですが、その人の顔も名前もさっぱり覚えてないんですね。その代わり、瞬時によみがえった記憶がありました。兄ちゃんが乗ってた車です。
 いすゞ117クーペ。2+2の流麗なクーペで、シンプルで華奢、流れるようで艶やかなそのデザインは当時の日本車の中では際だっていました(そのオリジナルデザインが、かのジウジアーロの手によるものであるという事実を知るのは10数年後)。
「なんてかっこいい車なんだろう!」
 10歳かそこらの少年だったぼくの眼にも、その117クーペの美しさは「タダモノではない」と映りました。なおかつその兄ちゃんの117クーペは真紅のボディをまとっていたんです。とにかくそれは見事なまでの「真紅」あるいは「深紅」で、セピア色の記憶の中で異様なまでの色彩美を放っていて、それが鮮烈な思い出になっているんですね、ぼくのなかでは。
 真っ赤なクーペを前に茫然と立ち尽くすぼくは、しかし「乗せて」のひと言がなかなか口に出せず、結局117クーペの中に乗り込むことも、そのドライブ感覚を味わうことも叶うことなく、やがてその兄ちゃんも家に遊びにくることがなくなりました。
 あのとき以来、117クーペはぼくにとって“憧れの”という形容詞付きの車となりました。「欲しい」とか「自分のものにしたい」という欲求とは別の次元での憧れだから、たぶんオーナーになることは一生ないと思いますが、一度はこの手で操ってみたい車ではあります。
 そしてまた、モノスペースタイプやワゴンタイプが全盛の現代、本当に美しくて見惚れるクーペが日本車のラインナップから消え去りつつあることを、ちょっと残念に思ったりもするわけです。


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