草の根ハシラ

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2002年3月

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2002年4月のモノローグへ

2002年2月のモノローグへ

3.31.sun

 起きたら昼の1時だった。ショック……。なんかドロドロになって眠ってしまいました。
 窓の外はうららかな春の午後。やらなきゃいかんもろもろの用事すべてに見ないフリをしつつ、そそくさとミジェットで出撃。いまがまさに満開の桜、来週にはもうハラハラと散っているんでしょうね。それもまた風流とはいいつつ、命短きこと無常の感あり。
 てなわけで2002年の桜とミジェット、ファインダーに収めてまいりました。見上げれば桜色の空。オープンカー乗りであることが幸せに思える瞬間です。

桜色の空

3.26.tue

 むー、更新ができない……。

 えーっと、ここしばらくエンスー日記その他の更新が滞っているにもかかわらずカウンターが少しずつ回っているということは、「もしや今日こそ更新されているのでは……」と訪れてくれている人がいらっしゃるんですね。頭が下がる思いです。ありがとうございます。
 そんな方々に無駄足を踏ませるのは申し訳ないので、この際白状しちゃいます。

 今月中には更新できません!

 管理人KAZ、多忙のため執筆作業はここしばらく中断してます。たまにこの雑草モノローグを更新するのが精一杯です。ちなみに昨日あれだけタラタラ書き連ねたアカデミー賞ネタも、じつは執筆20分更新作業5分の超特急で仕上げました。このテキストも、じつは職場で仕事の間隙をついて書いてます(現在時刻22時12分)。これを家に持ち帰って更新しようという企みなんですね。

 というわけで大きな更新はしばらくできません。あしからずご了承くださいませ……ってなところで仕事に戻ります。

 というわけで帰宅。現在午前1時ちょうど。もう寝ますね。ではでは……。


3.25.mon

 映画がそれほど好きじゃない方には申し訳ありませんが、昨日に続いて映画ネタです。この時期は映画好きにとって年に一度のお祭りみたいなもんで、とりあえず語らずにはいられないってとこなんでカンベンしてやってください。

 さてさて第74回アカデミー賞。今回は『ロード・オブ・ザ・リング』がセオリーを覆して作品賞受賞なるや否や、ってとこが見どころでしたが(個人的には)、結局は前評判通りというか『ビューティフル・マインド』が作品賞、監督賞(ロン・ハワード。『アポロ13』『バックドラフト』あたりが有名どころ)、助演女優賞(ジェニファー・コネリー。懐かしい名前だ!)、そして脚色賞(事実に基づいてるから脚本じゃなく脚色)と主要4部門でオスカーを手にしました。4部門だから独占という感はないものの、「やっぱりそうだったんか」という思いはありますね、やっぱり。てなこと言ってますが、ぼくはこの映画まだ観てません。というか日本での公開ってこれからなんですよね(3月30日から)。「天才数学者が精神障害に陥りつつも見事ノーベル賞を手にするまでを描いた実話に基づくドラマ」という、いかにもアカデミー受けしそうな内容ですが、観てないからなんともコメントがしようがなく、「じゃあとりあえず観に行ってみようか」てなところで、いやしかしそれじゃアカデミーおよび配給会社の思惑通りの行動になっちゃうんで悔しい気もしつつ、でもやっぱり観に行っちゃうんだろうな。とにもかくにもオスカー受賞作ってことで公開に絶妙のタイミングでハクがついた『ビューティフル・マインド』、しばらくの間注目を集めるのは間違いないでしょう。

 注目といえば、今回のアカデミーでちょっと注目したいのが黒人勢の活躍。なんといっても主演女優賞のハル・ベリーはちょっとびっくり。大本命だった『ムーラン・ルージュ』のニコール・キッドマンを出し抜いたことも意外だったけど、なにより黒人女性の主演女優賞受賞は74年のアカデミー史上初の快挙。最近じゃ『ソードフィッシュ』、ちょい前じゃ『X-メン』に出演してたハル・ベリー、じつはそこそこ好きな女優さんだったりするんで、これは素直におめでとうって言いたいですね。しかし受賞作の『チョコレート』って……? 知らないなあ。日本で公開したっけ?

 黒人&映画の記憶が薄いといえば主演男優賞のデンゼル・ワシントンもそう。すでに助演男優賞ではオスカーを手にし、これまで何度となく主演男優賞にノミネートされている“演技派”だから受賞はまあ納得がいくんだけど、その受賞作『トレーニング・デイ』って……? たしか少し前にロードショーやってたような記憶はあるんだけど、それほど話題にのぼることもなく、1カ月もしないうちに上映が終わってたような気が。彼にはアカデミーに照準をあわせた(たぶんそのはずの)『JohnQ』っていう作品が昨年末に全米公開されたばっかりだし(日本ではこの夏公開)、むしろそっちのほうで主演男優賞をとったほうが腑に落ちるんだけど、うーむ、アカデミー賞ってそのへんなんか不思議。まさか来年もとって2年連続受賞とか!?

 主演男優賞といえば『ビューティフル・マインド』のラッセル・クロウ。先日発表されたイギリスのアカデミー賞では主演男優賞を見事獲得しながらも、受賞スピーチがテレビで大幅にカットされて放送されたことに激怒、受賞パーティーでテレビ局のプロデューサー相手につかみかかる&暴言吐くの醜態をさらしたのは記憶に新しいところ。その汚名払拭のチャンスもデンゼル君の受賞で結局なしになってしまいましたね。さて今度はどこで暴れるか……? どうせなら“スペイン人”の格好して大暴れしてくれないかな(グラディエーター未見の人にはわからないネタですんません)。

 大暴れといえば、アフリカ・ソマリアでの米軍大暴れ(とは違うか)の顛末を描いた事実にもとづく問題作『ブラックホークダウン』。編集賞と音響賞での受賞だとか。テロ報復が現在進行形のこの時期には、たとえ反戦映画といえども戦争モノの受賞はこれが精一杯ってとこなんでしょうか(もともとノミネート自体が少ないけど)。監督が骨太のリドリー・スコット(エイリアン、ブラックレイン、ブレードランナー、グラディエーターなど)なだけにちょっと気になる映画だけど、製作があの悪名高きジェリー・ブラッカイマー(パールハーバー、アルマゲドン)と知ると少し不安な気もしたり。そういえばリドリー・スコットも近年は『G.I.ジェーン』『ハンニバル』で「あれれ?」な一面を披露しているから、まああまり期待せずに観るのが妥当なのかも。

 妥当といえば『ロード・オブ・ザ・リング』。史上最多のノミネート数を樹立したこの『ロード〜』も、終わってみれば妥当な部門で無難に受賞したといえるでしょう。撮影賞、メイクアップ賞、作曲賞、そして視覚効果賞の4部門でのオスカー獲得。いずれも『ロード〜』がとらずして何がとる、という妥当な受賞じゃないでしょうか。いまやってるテレビCMのあの音楽が聞こえてきただけでグッときてしまうぼくとしては、作曲賞の受賞もナイス。作品賞受賞での指輪旋風は結局実現しなかったけど、この先まだ第2部、第3部の公開が控えていることだし、もともと賞狙いの映画でもないし、アカデミーどこ吹く風とばかりにどっしりと構えていてほしいところ。とりあえず次回作が待ち遠しいばかりです。

 第2部、第3部といえば、この先公開のタイミングが『ロード〜』とかぶりまくる『ハリー・ポッター』シリーズ。美術賞、衣裳デザイン賞、作曲賞のみノミネートで受賞はゼロという結果で、本国イギリスのアカデミー賞でも『ロード〜』に惨敗だったとか。この結果に「なんでなんで〜!?」というハリポタファンの悲痛な声が聞こえてきそうですが、本筋からいえばこれまた妥当なところ。『ハリー・ポッター』も1本の映画としてはよくできてはいるんですが、これまたもともと賞レースとは関係のない映画。全世界に原作読者がいるという点では『ロード〜』と共通しているものの、やはり歴史とファンのコア度が違います。アメリカでは聖書についで有名な書物とされていて、熱狂的なファンが昔から深く根づいている『ロード〜』(指輪物語)と、歴史的にも浅く、わりと軽いノリのファンが多い『ハリー・ポッター』。いわゆる“後押し”が弱いから賞狙いではどうしても力不足なんでしょう。いみじくも「ハリポタは東映まんがまつり」と称した人がいますが、いい意味でこれは当たっています。純粋に観て楽しむ映画。それでいいんだと思います。ぼくはこの映画好きです。

 以上、手短に紹介してきた(どこが)第74回アカデミー賞。1年間という限られた期間でいったい何本の映画が生まれているのかわかりませんが、その中からいろんな面でのナンバーワンが決定され、名誉あるオスカー像がそれぞれの手に渡っていきました。
 でもですね、結局アカデミー賞ってひとつの目安にしか過ぎないんですよね。いちおう「これが一番っすよ」とは言ってはいますが、それが映画ひとつひとつの絶対的評価にはなることは決してない。どの映画がいいとかどの俳優が素晴らしい演技をしたかとか、そういうのを最終的に決めるのは、やっぱり映画を観たその人自身。その人が気に入ればドリヴンがナンバーワンかもしれないし(まだ言ってる)、たとえアカデミー作品賞を受賞した作品でも「おもしろくない」と思えたらそれまで。あくまで目安のひとつであり、あくまでハリウッド映画のお祭り。それがアカデミー賞。少なくともぼくはそう割り切って、ただ単純に賞レースの行方を毎年楽しみにしてます。
 
 ちなみにぼく的な2001年度ナンバーワンは、純粋に1本の映画としての出来からいえば『ロード・オブ・ザ・リング』、心に残る映画としては『A.I.』。『A.I.』なんてアカデミー賞的には作曲賞と視覚効果賞の2部門ノミネートのみ。そういうもんなんです。
 さて、あなたの2001年度ナンバーワンは?


3.24.sun

 本年度最低の映画に捧げられるゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)、発表されましたね。終わってみれば『Freddy Got Fingered』という映画のひとり勝ちという結果に終わったようです。Freddy Got Fingered? これって日本未公開なんですね。だからどうもピンとこないし、「やっぱあの映画かー!」とか「へー、意外」などといったリアクションがとりにくいっすね。9部門中5部門で受賞ということだから相当な駄作なんでしょうか。ちょこっとネットを渡り歩いて集めた情報によると、いわゆる狙ってつくったおバカ映画らしい。最初から意図してつくったおバカ映画に「ハイ、あなたが最低映画です」って言ってもおもしろくないと思うんだけど。やっぱり監督も俳優も「ヨーシ! すごい映画にするぞぉー!」ってマジメに意気込んでドカドカお金つぎこんだ感動の大作とかドラマが受賞したほうがサマになるのに。そういう意味では『パールハーバー』とか『ドリヴン』はまさしくふさわしいはずなんだけど、結果としては最低助演女優賞部門でドリヴンのエステラ・ウォーレンが受賞したのみ。かつてシンクロナイズドスイミングでトップをきわめた彼女も、いよいよ女優デビューって年にラジー賞もらって呆然としてるだろうな。

 さて、あしたはいよいよ本家アカデミー賞の発表です。個人的には『ロード・オブ・ザ・リング』に作品賞をとってもらいたいんだけど、ファンタジー系はアカデミーをとれないというジンクスがあるから難しいかも。となると『ビューティフルマインド』あたりが有力か、というところですが、こちらにも日本未公開作がノミネートされてます。リアクションとれないから未公開作の受賞はやめてほしいんだけど……。


3.21.thu

 なかなか更新ができないエンスー日記、いまテキストの追い込みに入っているのでもうしばらくお待ちをくださいませ。vol.07と同時にvol.08もほぼ同時進行で書いているので、いったん更新したらその後は早いと思います。たぶん……。

 という状況をほったらかして、今日一日はちょっくら遊んできました。「桜を見にいこう」ということでカミさんと久しぶりのドライブ(あ、ミジェットじゃなくカミさんの車です、念のため)。計画性のないところでは似たり寄ったりの夫婦なもんで、目的地を決めずにとりあえず家を出てフラフラ走っているうちに四国へ渡り、結局着いたのは徳島県祖谷(いや)のかずら橋。「おっしゃ渡ったるで! ぐらぐら揺れるからってナメんじゃねーぞ」と鼻息荒く橋に一歩を踏み出したぼくらを、なにやら異様な光景が待ち受けていた。
 橋の向こう側に人だかりができている。しかもよく見れば全員カメラをこちらに向けて構えているではないか。ざっと10数人、計10数台のレンズがまっすぐこちらを睨んでいるのだ。さらにかずら橋を一望することができる隣接した橋の上にも望遠レンズの放列が並んでいる。
「おいおいやめてくれよ。今日はプライベートなんだ」
 とお約束のボケをかましつつよくよく観察すると、どうも全員がこれからぼくらが渡ろうとしているかずら橋を撮影している様子。春を迎えたかずら橋をフィルムに収めようという、いわゆる撮影会というものらしい。橋の入口にはおじさんが立っている。くたびれた作業服に麦わら帽子、ズボンからはタオルをぶら下げ、鍬をかつぐという農夫の正装スタイルだ。どうやら地元の人らしく、「お客さんが次々にやってくるから撮影チャンスがないのー」といった会話を料金所のおじさんと交わしている。なるほど、人が渡ってない「かずら橋」だけの写真が撮りたいんだね、みんなは。んでも、ぼくらだってはるばるやってきてお金払ってんだから、とりあえずちょっくら渡らせてもらいますね、とかずら橋に足を踏み入れる。
 木の蔓を編み込んで作られているかずら橋は、渡る者の恐怖心をあおるようになっているという。渡りはじめてなるほどと思った。橋の足場(つまり渡るところ)って、ふつう木の板をびっちり組んで足元をしっかり固めてますよね。それがこの橋の場合、木の板と木の板の間にかなりの隙間が作られている。つまり渡っている者からは眼下20mほどにある川が丸見えなのだ。しかも橋自体がかなりグラグラと揺れ、唯一心を許せる存在のはずである手すり(これも蔓で組まれている)も、つかまったはしから「そうはいくか」とばかり盛大に揺れてくれる。もうこれは確信犯的に「どうっすか。怖いっしょ。そーらグラグラ!」と怖がらせてるんですね。
「ふふっ、バカめ! その程度でおれが怖がるとでも思ってるのか!」
 と、ここはひとつ高笑いしながら大股で橋を渡る、もしくはスキップで渡るなどといったように男気のある行動に出たいところ。しかし実際は「あー、なんか揺れてるやん……。手すりも揺れてるやん……。あー、なんか雨上がりで足滑るやん……。あーもうあー……」とオドオド君化してるんですね、ワタクシ。で、ふと橋の向こうを見ると例のカメラの放列が「あのね、さっさと渡ってくれんかね。ワシらシャッターチャンス待ってるわけよ。あんたら渡り終えるの待ってるわけよ実際」などと明らかなプレッシャーをかけてきている。そうかそうかスマンスマン、しかしちょっと怖いし記念撮影もしたいし、もうちょっと待っといておくれやす。
 そんなわけでやたらオドオドのアタフタなうちになんとか渡り終える。そのとたん、「さあこれから撮影再開だ」といったかんじで、おっさんおばはんカメラマン軍団が一斉にファインダーをのぞき込む。そして「さー渡ってください!」と合図を送っている。
 ん? どうやら撮影用のモデルがいるらしい。んじゃまあ、ちょっとその撮影風景とやらを見学してみるか、とその場で待ちかまえる。
 次の瞬間、橋を渡りはじめたモデルを見てのけぞった。
 鍬を肩に、麦わら帽子を目深にかぶり、おっさんがひとりゆっくりとこちらに向かってくる。
「あんたかいモデル!」
 しかしまさか……と目を疑うぼくらの前で、おっさんおばはんカメラマン軍団はその麦わらおっさんに向けてバシャバシャと嵐のようにシャッターを切りはじめた。麦わらおっさんはときどき立ち止まり、カメラマンのリクエストに応えて空を見上げたり、川面を眺めたりとさまざまなポーズをとっている。そして橋を渡りきったところでスタスタと渡り口まで引き返し、また同じようにゆっくりと橋を渡りはじめた。
「なるほど、そういうことか……」
 写真展などでよく飾られている「日本の正しい田舎の風景」の製造工程をかいまみたようで、ぼくは笑ってしまうような、ちょっとシラけてしまうような気分だった。
 麦わらおっさんは何度も橋を往復した。その間カメラマンはこれでもかというぐらいシャッターを切り、フィルムを換え、そしてまたレンズを向ける。そしてそうした撮影が行われている間、一般観光客は渡り口の向こうで待ちぼうけをくらっている。もちろんファインダーに収まらないよう、物陰に押し込められて……。
 正直「なんだかなあ……」と思った。そこまでするか!?
 
 とはいいつつもまあ、かずら橋自体はそれなりに怖くておもしろかったし、山々の春を感じる風景にもたくさん出会えた。春はたしかにやってきているのだな、と力強くうなずいてかずら橋をあとにしました。当初の目的だった「桜」もあちこちで目にすることができましたね。というか早くないか今年は? もう満開の桜がかなりあったぞ。なんか東京とかも桜満開らしいっすね、ニュースによると。これじゃ入学式シーズンは葉桜だ。新入生がちょっとかわいそうな気もします。

かずら橋 スッカスカの足元
かずら橋はこんな感じ。ハタから見るとたいしたことなさそうだけど、実際に渡るとけっこう高かったりするんですね。「見てるだけじゃわからないのよ、わたしのホントの姿……ふふ」てなところです で、これが眼下の光景。うーん、これも画像じゃちょっと高さ加減がわからないすね。しかしなんでこんなに足元スカスカなんだ!? デジカメ落とさないようヒヤヒヤしながら撮りました

3.17.sun

  なんだか今日はすごく暖かかった。朝起きてカーテンを開けたその向こうにある風景が、そこかはとなく「わたし春……来ちゃった、ふふ」と軽くほほえんでいるような気がしたんで、「むむ、そういうことなら」とにわかに準備をしてミジェットを出撃させると、走りはじめた瞬間に「ああ、春だなあ……」という言葉が思わず口をついて出た。肌寒くもなく、かといって汗をかくわけでもなく、ほどよくあたたかい風がコクピットを通りすぎ、時おり南から心地よい大気が押し寄せてきて春の訪れを告げる。年に何回かあるオープンカー日和な一日でしたね。
 しかしこんな日に限って片づけるべき用事がちょこまかとあったりするもんで、結局ミジェットで走ったのは正味1時間ぐらい。でも春の気配を身体で感じるには十分なショートドライブだった。「このまま遠くへ走っていきたい」という衝動が久しぶりに沸き起こりましたね。もう少しして春本番を迎えたあかつきには、ちょっとロングドライブにでも行こうかと考えています。

 ぼくの場合「ロングへ出よう」と考えたときに思いつく行き先といえば、東か南のどちらか、というパターンがある。北とか西っていうのはほとんどなくて、とくに西の出番はほとんどない。実際これまで西のほうへ遠出したといえば、広島の旧車イベントに行くためだとか、広島で浜田省吾がライブするから、といったように何らかのイベントがらみばっかりで、「ちょっとフラッと」という気にはなれない方角なんですね。北はですね、これからの季節は出番があるでしょう。冬の間は足を向けることができなかった方角だから。大山あたりはとてもいいコースです。
 しかし!
 やっぱり東か南、という思いはぼくのなかでとても根強い。なんでしょうね、これは。自分でもその理由というのはうまく説明できません。具体的な目的地を挙げると、東なら神戸、南なら高知、という感じです。共通点は「こう」ではじまる地名……というのはいま考えただけで、どちらも海に面した街であり、どちらもぼくが好きな街である、ということです。気分的には「都会へ行きたいときは神戸」「自然を感じたいときは高知」という振り分けパターンがぼくのなかでできていて、その時々によって目的地を変えています。

 さてどっちへ行こうか……? そんなことを考えている時期もまた楽しいもの。そしてもうひとつの選択肢、つまりミジェットで行くかGSX-Rで行くか……。どちらをパートナーに選ぶか迷うとこだけど、それもまたうれしくも楽しい、そしてぜいたくな悩みだったりするのです。


3.14.thu

Star Wars Episode II

 久しぶりにAppleの映画予告編コーナーをチェックしたら、スターウォーズ/エピソードIIの新しい予告編が公開されていた。いま映画館で流れているものも含め、これまで3パターンの予告編が公開されていたエピソードII、そのいずれもいまひとつパワーがないなという印象が正直あって、なんかまったりした感じだったんですね。ロード・オブ・ザ・リングを観に行ったときにも予告編が流れてたんだけど、それはアナキン・スカイウォーカー(のちのダースベイダー)とクイーン・アミダラの恋物語に重きをおいたバージョンで、草原で'70年代ラブ&ピースな格好をしたふたりが「アハハ……」「ウフフ……」やってるシーンなんかあったりして「大丈夫なんだろうかエピソードII……?」と少し心配したりもしました。しかし最新バージョンの予告編はそれを見事に払拭する内容ですね。
 エピソードIIのもうひとつの核となるであろう「クローン戦争」(なんせ副題は『Attack Of The Clones〜クローンの攻撃』)がいよいよ前面に出てきているのが、なんといっても大きな変化。ぼくはスターウォーズのコアなファンではないので、クローン戦争の“クローン”がなんなのか、誰が作ったのか、そもそもクローン戦争とはジェダイと何(クローンの黒幕)の戦いなのか、そのへんのことはよく知らないのだけど、予告編ではその戦いのシーンが大放出されてます。なんかね、いるんですね、帝国軍のストーム・トゥルーパーの原型とおぼしき兵隊が無数に。んでね、飛んでますね、帝国軍のスター・デストロイヤーの原型とおぼしき巨大戦艦がいっぱい。加えてエピソードIで大挙出演したバトル・ドロイドもまたウジャウジャ出てるし、なんか羽根の生えた変な生物もバタバタ飛んでる。そこにライトセイバー振りかざしたジェダイの集団が大暴れでブンブンいわせてるという、もう各軍勢入り乱れての一大合戦が繰り広げられています。
 全米公開が5月、日本は7月13日予定。ひとまず夏のお楽しみがひとつできた感じです。最近ありがちな「予告編で見せすぎ」「予告編がすべてだった」にならなきゃいいんだけど。

 映画といえばドラゴンボール、ハリウッドが映画化するらしいですね。「オッス! オラ悟空!」のあれです。20世紀FOXが製作するぞと発表したらしく、しかも実写ときたから心配は募るばかり。しかもシリーズ化するとかいってるし……。監督にスピルバーグやルーカスの名が挙がっている、っていうのはいつもの「とりあえず名前を挙げてみただけ」だとしても、「エピソードIII公開で終了するスターウォーズシリーズの後継に」ってのはちょっと無理があるような……。公開は2004年っていうのもかなり苦しそう。ところでシリーズ化となると、1作目のエンディングはやっぱ、苦労して集めたドラゴンボールで神龍を出現させて「ギャルのパンティ欲しい!」なんだろうか。心配……。


3.10.sun

 昨日も天気がよかったけど、今日もそこそこいい日和でしたね。先週末はミジェットと一日つきあったんで、今日は久々にバイクを外に出してやりました。とくに目的地を決めず走りはじめ、気のむくままに東へ北へとスロットルをひねって、夕方前には帰ってくるというミニツーリングを満喫。ミニといっても「もうちょっと走ろう」「少し遠回りして帰ろう」とかいって山あいの空いた県道あたりをグイグイと突っ走っているうちに、結局200kmぐらい走っちゃったけど。午後からは少し雲が出てきたので、春向きのジャケットではちょっと肌寒かったですね。でも春の予感にぞろぞろと冬眠から目覚めたバイクやオープンカーと何台もすれちがって、なんだかいい感じ。
 すれちがうといえば、バイク同士ってツーリング中にすれちがうときピースサインを相手に出しますよね。同じ方向に走ってるとライバル意識をみょうに持つくせに、すれちがうときはなんとなく仲間意識が強くなるバイク乗り。路上でお互いすれちがうときにシュタッとサインを交わしあうあの瞬間、これもまたバイクツーリングの楽しみのひとつなんですよね。でも今日はちょっとこの挨拶が不発気味で、20台ぐらいのバイクとすれちがったうち、ちゃんとピースサイン交わしたのって1回だけだった。じつはぼくもピースサイン、ちょっと照れくさいんで、あんまり出さないほうなんだけど、いちおう相手のライダーにそれらしき視線を送りつつ、「あ、この人は挨拶しそうだな」と思ったらすかさずペコッて会釈はしました。そういうときはたいてい相手もペコッて返してきて、とりあえず路上でのコミュニケーションが成立。今日はこういうケースがほとんどでしたね。もうちょっと暖かくなってツーリング全盛期になってきたらピースサイン増えるかな。

春の気配とGSX-R

3.9.sat

 注意! 映画のネタバレがあります!(背景色と同じテキスト部分がネタバレ、あるいはその類似部。読む場合は選択して反転させてください)

 A.I.のDVD、買っちゃいました。むふふ。予約してたからテディのぷにぷにキーホルダーもゲットです。むふふのふ。
 この映画、公開後に評価がまっぷたつに分かれましたよね。「いい!」ってのと「つまらん!」と賛否両論がはっきりしてました。予約して発売日前日にTSUTAYAに突撃するぐらいだから、もちろんぼくは「いい!」派です。正確にいえば「いい!」というより「奥深い」と思いました。
 「つまらん!」っていう人の言い分を聞いてみると、「ぜんぜん感動できんかった」とか「なんか話できすぎ」っていう意見がポロポロ出てきました。たぶんだけど、A.I.の評価がそれほど上がらなかったのは、あの宣伝のやり方に問題があったんじゃないだろうか? 予告編とかCM見ると、なんか
「泣けます感動しますジーンとしてください!」的あおりがありましたよね、そこはかとなく。で、それを期待して観に行くと「ん?」となる。で、「なんか思ってたのとちがってた」となったんじゃないでしょうか。少なくともあの映画、ハンカチ握りしめてウルウル泣く映画じゃないと思うんだけど。
 A.I.は
寓話ですよね。おとぎ話。まさしくそれを彷彿とさせる展開もあったけど、全体としてなんかトーンが暗いし、救いがあるようでない。そして物語の節々に「人間の罪」をのぞかせている。そういった意味で、ぼくはA.I.を寓話だと感じたのです。いわゆるお涙ちょうだいの、うすっぺらな“感動の名作”じゃないと思います。そのあたり、宣伝がちょっとまずかったのではないか、という気がしちゃうんですね。さらにいえば、映画自体もちょっとそのへんの意図が伝わりにくかったところがありました。第1幕と第2幕、そして第3幕と、なんか雰囲気がガラッと変わってましたからね。もともとS・キューブリックが陣頭指揮とってたのをスピルバーグが継いだもんだから、映画全体としてのまとまりに少し欠けるといわれても仕方がないのかもしれません。
 主人公のデイビッド、ぼくはついに最後まで完全に感情移入することができませんでした。あの愛の形はかなり一方的であり、それをひたすら2000年も持続させる姿は、感動的というよりちょっと不気味な感じさえしたのです。でもそれはそのようにプログラミングした人間のせいであり、本当の息子がよみがえったからといってデイビッドを捨ててしまった母親のせいでもある。つまり人間側の勝手な都合に翻弄された愛なんですね。そういう観点では、デイビッドはとても哀れな象徴といえそうです。
 人間はこの世に創り出した物全てに責任を負わなければいけない、と監督のスピルバーグは語っています。それが人工的な愛であっても(この意味のセリフが映画の冒頭に出てくる)。つまりそれほど人間は物に対して、環境に対して、人に対して、だんだん無責任になってきているんだろうと思います。そして無責任を積み重ねて築いてきた巨大な都市も文明も、2000年後には氷の中に閉じこめられ、人類はたまりにたまったツケを払って絶滅する。そこには進化した物静かなA.I.たちがいて、人間たちが残した遺跡をこつこつと発掘しているという、なんだかとても虚無的な世界。そこでデイビッドはA.I.たちが創り出した仮想の世界に入り、とっくの昔に死んでしまった“代理の母”と再会し、おそらく2000年前には決して実現しなかった幸せな一日を送り、そしていま自分が体験していることが現実でないことを理解することなく、永遠の眠りにつく。決してハッピーエンドじゃなく、それはむしろ悲劇に近い。いろいろな意味で“罪の深さ”
を思い知らされた映画でした。
 そんなA.I.を、ぼくはかなり気に入ってます。まだ観てない方は、あまり先入観をもたず素直な心でぜひご覧ください。その後の評価は、実際に観たあなたにおまかせします。

 ところでぼくはA.I.を劇場で4回観ました。最初の2回は、ずばり泣きました。でもそれは
「デイビッドかわいそう!」なんて具合に主人公に感情移入しての涙というよりも、あのクマに向けられた涙でした。ラストシーンを見つめていると、ふいに「テディ、このあとどうなっちゃうんだろう……」って急に不安になって、それでグッときちゃったんです。白状すれば、ぼくは4回観たうち3回までは、デイビッドよりテディばっかり観てました。もうね、テディかわいすぎっす。視線釘づけっす。おっさん声ってのもまたいい。あー、ぼくもホウレン草食べようとしたところで腕つかまれて「壊れるぞ」なんて言われてみたい……。部屋の隅っこで自分のほつれを縫い縫いされたりした日にゃー、あーた、もう……(トロケ眼)。ぼくを劇場に4回も足を運ばせた影の立て役者、それはじつをいうとテディだったりするのです。

 なんか長文なうえに読みづらくってすいません……。


3.8.fri

 先日のクイズの答えです。
 まず年間総合で一番売れた車と月平均で一番売れた車、これは掲示板でのださんが書かれていたように「トヨタ・ヴィッツ」と「ホンダ・フィット」でした。ヴィッツは年間で14万2,513台(月平均1万1,876台)、6月に発売されたフィットは月平均で1万4,890台(年間累計10万4,928台)売れたそうです。ちなみに2位は先日お伝えしたようにホンダ・ストリーム(11万9.877台)、3位はトヨタ・エスティマ(11万3,014台)、4位はホンダ・ステップワゴン(11万14台)という結果で、年間5位のホンダ・フィットまで入れると全部ミニバン、あるいはモノスペース的な車なんですね。かつての王者トヨタ・カローラは6位に踏ん張ってますが、その後はまたキューブ、オデッセイ、ファンカーゴ、イプサム、bB、カローラフィールダーとミニバン&ワゴン系が続きます。
 しかしこうしてランキング上位を眺めていくと、セダン没落の図式がありありと表れてますねえ……。上位に食い込んでいるセダンは、6位のカローラ、13位のマークII、16位のサニー(5万台も売れている!)、19位のクラウンロイヤル、22位のブルーバードシルフィ、29位のセルシオといったところ。1990年代初頭にはチェイサー&クレスタの3兄弟あわせて月に3万台売れていたマークIIも、年間で6万台強とすっかり斜陽の域(しかしそれでも一日あたり約170台も売れている)。
 ちなみにスポーツカー系での最高ランキングは、130位のマツダ・ロードスターの年間4,211台でした。スポーツカーもまた元気ないみたいで、これまたちょっとさみしいところ。ま、もともと数売るタイプの車じゃないんだけどね。

 さてさて、それじゃ年間総合で一番売れなかった車、いったいなんでしょう?
 売れてる車はなんとなく想像がつくけど、売れない車って名前すら浮かばないもんですね。ぼくもランキング見るまではさっぱりわからず、その名前を見た瞬間、「あー、なるほどね……」と妙に納得したもんです。
 正解は「トヨタ・メガクルーザー」なんですね。そう、あの和製ハマーです。ちなみに一年間でたった4台しか売れてません。まあもともとメガクルーザーは自衛隊専用車みたいなもんだし、まさかトヨタもこの車を普通の人に買ってもらおうとは思ってないはず。
 普通の人が買わない、という意味ではワースト2の車もそうでしょう。三菱・ディグニティ。知ってますかこの車? ぼくは名前すら聞いたことありませんでしたね。外観やスペックから察するに、たぶん三菱重役専用車ってとこなんでしょう。
 ワーストランキングはその後、ホンダ・NSX、いすゞ・ミュー、三菱・トッポBJワイド、スズキ・エリオセダン、三菱・チャレンジャー、いすゞ・フィリー(日産・エルグランドのOEM)、三菱・プラウディア(ディグニティの兄弟車)、ホンダ・シビックハイブリッドと続いてますね。もうこのあたりになるとサーチエンジンかけなけりゃ、どんな車かわからない名前ばっかりですね。日本にはいったい何種類の車があるんだろう? その車ひとつひとつに何種類ものグレードや特別仕様車なんかがあることを考えると、なんか頭クラクラしてきます。

 こうなってくると輸入車のランキングも気になるところだけど、残念ながら車種別のランキングは見あたりませんでした。発表されているメーカー別(2001年度上半期)でみると、1位はフォルクスワーゲン2万9,052台、2位はメルセデスベンツ2万6,127台、続いて3位BMW1万8,023台、4位ボルボ8,665台、5位にオペル6,719台、6位はプジョー6,080台となっています。英国車系ではランドローバー1,657台、ジャガー1,535台あたりが目立った数字で、ローバーは307台、ミニ(この名前で統計とられてるんだなあ)157台、ロータス134台、ベントレー45台、ロールスロイス20台、アストンマーチン15台、モーガン5台という数字。この数字をどうとらえるかは考え方次第といったところでしょうが、個人的には「けっこう売れてるもんだな」というのが正直な感想。しかしあたりまえだけど「MG」ってのは統計がないんだなあ……。
 で、草の根エンスーとして気になるのが「その他215台」ってところ。その内訳をぜひ知りたいもんです。


3.5.tue

 
「いやー、予想以上によかった!」
 という話を今日は2つほど。

 まずひとつめは映画。いやあ……。ハリー・ポッターもよくできた映画だったけど、それを遥かに凌駕する出来映えでしたね。ロード・オブ・ザ・リングのことです。もともとぼくは剣と魔法的なファンタジーにそれほど興味があるわけじゃなく、原作の「指輪物語」は読んだことないし、ファイナルファンタジーとかドラゴンクエストといったRPGもしたことないんだけど、この映画、そんなことはまったく関係なく、かなり満喫できました。1本の映画としてこれほど完成度が高い映画というのは、ここ最近では久しぶりのような気がします。
 隙のないストーリー展開、壮大なスケールとシンプルにして骨太な主題、絶妙なキャスティングで個性が際立つ登場人物(俳優陣)、そしてなにより3時間という長尺を一切感じさせないうえ、中だるみがない緻密な構成。オープニングからエンディングまで“釘づけ”とはまさにこのことでした。
 原作は第1部(つまり今回の公開分)だけで上巻、中巻、下巻に分かれるほどの長編らしいから、3時間で全てを描ききるのは到底無理な話。そのへんのダイジェスト感が原作派の方にとっては不満になるかもしれないけど、原作未読のぼくにとっては逆にそれがスピーディーな展開に感じられて、3時間があっというまだった。最先端のSFXはもちろん文句のつけようがなし。しかも最近の映画にありがちな“どうですこの映像技術!!”みたいにCG全開バリバリのオラオラ状態じゃない。CG技術自体は全編にわたってかなり使われてるけど、それが前面に出しゃばることがなく、「中つ国3世紀」の世界を違和感なく視覚化するための手段として生き生きとスクリーンを飾っているんですね。
 これ以上書くとネタバレになりそうなんでこのへんにしときますが、とにかくまあ観てください。ドリヴンはお金と時間をドブに捨てるような映画だったけど(←まだ言ってる)、ロード・オブ・ザ・リング、これはぜひスクリーンで体験すべき映画です。できれば音響のいいTHX館などで観るのがおすすめ。一級品です。
 しかしこういった快作を目にするたびに思うのが、「日本映画、もっとがんばってくれい」ということ。「おたんこナース THE MOVIE」なんか作ってる場合じゃないっつーの!

 さて、ふたつめは車の話です。
 先日ちょこっとふれた新型ミニ、さっそく見てきました。かなりデカいんだろうなデカいんだろうな、と呪文のように唱えつつショールームに入ったらば、やっぱり予想以上にデカかったんで思わず「でけー!」と岡山弁でのけぞってしまった。全長こそヴィッツぐらいのもんだけど、横幅はいわゆる5ナンバー枠ほぼいっぱい。スタイルが先代ミニを踏襲してるだけに、その大きさが最初はかなり異様に感じられました。なんか遺伝子組み換えで巨大化した突然変異のミニみたい。
 ところが。あらためてまじまじと観察すると、これがじつによくできた車。車体価格は約200万円と決して安い車ではないんだけど、車の造りはそのぶんかなりよく、ミニという観点じゃなく2002年にデビューしたMINIという車として考えれば、これはかなりいい車ではないか、と思えてきたんですね。そう、これはMINIであってミニでなし。わかってはいたんだけど、あのミニと同列にとらえるべき車ではないんだと再認識しました。ちょうど新旧フォルクスワーゲーン・ビートルのように。
 ミニという車は、先代が生産終了になった時点で、その歴史にいったん終止符を打った。そしてその意思とコンセプトを受け継ぐ全く新しい車が現れた。そう思えばいい。ミニがモデルチェンジしてこうなった、という目で新型ミニを見ると、やっぱりどうしても「大きさが……」とか「軽快さが……」「チープな魅力が……」てなふうに比べてしまいます。でも旧→新の流れをいったん頭の中で断ち切って、「これはこれ」という目で見れば、けっこう魅力的な車だと思った次第なのです。6つのエアバッグを備え、195というブッといタイヤを履き、ごく普通の乗用車チックなドライビングポジションで、ドアを閉めたら「バムンッ」と重厚な音がするこの車、もはやあのミニではないんですね。生粋のミニ・フリークの方々にはそこまで割り切ることが難しいかもしれないけど、個人的にこれはこれで「“あり”かな」と正直思いました。ただし、ぼくが自分の車として買いたいか、と聞かれたら、それはいまんとこ“なし”です。もちろんそんなお金がないこともあるけど、ぼくはやっぱりミジェットに「おまえ一筋」な男なのです(←ちょっと言ってみたかった)。


3.3.sun

 先日このコーナーでふれた「花咲かG」、今日やってきました。結果からいうと、ミジェットは生まれ変わりました。もうね、いかにミジェットが汚れていたかと痛感しましたね。それを花咲かGがきれいに取り去ってくれたんです。花咲かGは簡単に言うと研磨剤だから、言葉通り「くすんだ塗装の層を取り去った」ということになります。ひと皮むけてツルピカになったミジェットはもうまばゆいばかりに輝き、夜の通販番組ならここで主婦の「あ〜!」「お〜!」という歓声とともに拍手が巻き起こるところです。
 今日の作業のダイジェストを画像で紹介します。詳しくはそのうち(たぶんだいぶ先)のエンスー日記であらためて紹介する予定ですんで。

くすんだトランク 使用前と使用後

塗装がすっかりくすんでざらざらになったトランク部分。やはり日光の影響をモロに受ける水平な箇所は、側面に比べて傷みがひどい。ボンネットもほぼ同じ状態になっている。

作業途中のボンネットはこんな感じ。言うまでもなく、左が作業前、右が作業後。くすみと輝きの差は歴然だ。しかし作業前は汚いな……。


使用途中 幌をきれいに

作業途中その2。今度はトランク。白っぽかった部分が、磨けば磨くほどツヤツヤになっていくのは快感に近いが、この頃すでに腕はダルダル。

ついでに幌もきれいにした。ちなみにこれは花咲かGじゃなく、ホルツのタイヤ&レザークリーナー(297円也)を吹きつけ、ひたすら拭きあげる。しかし右側の幌の汚れっぷりはどういうことだ。
瀬戸大橋とミジェット
きれいに生まれ変わったミジェットを、夕暮れ迫る瀬戸大橋と瀬戸内海をバックに撮影してみた。

3.2.sat

 今日は3月2日。3月2日、3と2、32、さんにぃ、みに、ミニ……バンザーイバンザーイ! というわけで今日はミニ、そう、あの新型ミニの日本発売日なんですね。隣町にできたミニ専用ディーラーにはさっそく今日、新型のミニが展示されてました。通りがかったときにはもう閉店してたんで中に入ることはできなかったけど、うわさ通りの「デカさ」だった……。まあいわゆるミニとは別物と考えたほうがいいんだろうけど、ちょっと気になる存在ではあるので、近いうちにスキをみて(いや、正々堂々と行けばいいんだけど)試乗のひとつでもしてやろうかと企んでおります。で、CM通りにレッカー車を逆牽引できるかどうか試してみたり……。


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