5日目
03年4月19日(土)曇り一時小雨

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   建治寺 〜 13番 大日寺 〜 17番 井戸寺 〜 常盤旅館()蔵本駅前)


昨日の和顔施の尼僧?が今朝は黒い衣をまとって現れた。
本堂正面の厚い座布団に正座、我々も後ろに坐りうやうやしく礼拝 鐘、木魚に導かれ勤行、続いて大師堂でも・・・読経中一匹の虫が膝の前をゆっくり横切る、ひねりつぶそうと思って手を出しかけた おっとっと・・・不殺生。

和尚さんは昨晩より留守のようだったが娘が全て一人で取り仕切った。
一年で完全に寺の人になりきっている、お経もうまい木魚も鐘も・・・たいしたものだ。

7:20滝の行場へ続くへんろ道を下り念怒尊で小休止、すごい絶壁だ、さらに下るめったに人が通らないのか細い道は落ち葉で埋まり、何カ所か倒木が道をふさいでいた。
建治寺白い建物の
向う側が本堂、宿坊
建治寺下念怒尊


やがて車の多い21号線に出て13番 大日寺 14番 常楽寺 15番 国分寺 16番 観音寺 と順調に回った。
井戸寺迄の道中 牡丹桜が満開すごくきれいだ「七重八重 ぼたん桜や へんろ道」それ「・・・花は咲けども山吹の・・・?}はい はい。

うどん屋へ入り山菜そば600円を食べる・・・とても美味しかった。

17番 井戸寺ではNHK−TVが収録に来ていた,
白い顎ひげをたくわえ、長い杖を持ちまるで仙人の様な風貌のへんろをカメラスタッフが追っていた。後でこの人は「幸月」さんといって俳句を作りながらエンドレスで八十八ヶ寺を6年間も逆打ちしている有名な老人(80歳)だった、もっと良く見ておけばよかった。
13番 大日寺 14番 常楽寺

人も多かったし雨が降り出したのであわてていたのだ、写真も撮るのを忘れていた。
次の寺までは相当距離があるので徳島駅付近で宿を取りたいと思っていた、しかし疲れた、二つ手前の蔵本駅前常盤旅館に泊まることにした。
15番 国分寺 16番 観音寺


夕食には少し早かったので近くの散髪屋へ行った、疲れて眠いのに切れ間なく話しかけられるのには閉口した、丸坊主にして貰った、さっぱりした。

宿に帰ったら一昨日朝ふじや旅館で分かれた福岡の武永さんも予約電話が入っていると聞いてびっくり・・・旅館は沢山あるのに奇遇だ。
常盤旅館は素泊り専門なので三人で駅前の「入船」で食事、鰹たたき定食1000円+生2杯飲んで2680円。
石津 武永

          歩行距離     16.3km
          歩  数  25,383歩

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そ ば     600
日本手拭 300
散髪 2,600
常盤旅館 4,500
夕 食 2,680
バンテリン 1,575
本日計 12,255
累 計 48,580