通算16日目

2004.3.20(土)  曇り

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     ホワード 〜 奈半利町 〜 ドライブイン27


 6:30ホワード出発 5kmほど歩き羽根川橋を渡ったところで「お倉まんじゅう」製造元の看板をみつけ中に入る。
石津さんは二つ食べ うん!これならと自宅へも送った送料がヤマト便で1100円だと云っている、他人事ながらそれちょっと高すぎるんじゃない・・・数日前送った10kg入りの文旦でも1000円だったのに・・・(ペリカン便)
ゆうパックなら恐らく800円以下のはず持って行くのが面倒なら無料で集荷もしてくれるのに・・・

羽根町の市営住宅横から中山越えへんろ道に入る「明治時代、海岸周り道路(国道55号線)が開通するまでは中山越え道が生活道路だった。途中ところどころに石畳がある地元の住民は お殿様が通った道といって誇りにしているそうだ」
沢筋には見た事もない色艶の良い背の高い竹が直径2〜3mの範囲内に密生している所が何箇所かあった、石津さの云うには南方の国の竹だそうだ。
中山越えへんろ道 通り過ぎた岬


室戸市から奈半利町に入った土佐くろしお鉄道奈半利駅3階のイタリア風レストランで昼食をとる事にした。

見晴らしはいいし落ち着いた雰囲気の中で・・・「ちょっと珍しいものでも食べますか・・・」石津さんはスパゲッティー 私は店長おすすめのタンピアッツアを注文した。
どれどれ ん!? これは・・・ただのピザ!タンが上に乗っている・・・イタリアではピザの事をピアッツアと云うのか・・・ならタンはイタリア語? だったらミノもセンマイも?? ××。
でもとても美味しかった

奈半利川橋を渡ってしばらく行った所で杖の帽子を落としている事に気づいた250円出せば買える引き返すほどの事はない先へ行こう。

今夜の宿は店(ドライブイン27)と宿が200mくらい離れている 店のおばさんが 車で宿泊所まで送ってくれ、ここには家の者は誰もいないんです自分のうちに帰ったつもりでゆっくりしてください。
台所のテーブルにポット、茶器、茶菓子があるからご自由に、40分後に風呂が沸くからスイッチを止め好きな時に入るように!
洗濯機と乾燥機同時に使用しない事、ヒューズがとぶ・・・

暫らくしてまた次の泊り客を運んできたそしておばさんは言った!
「ちょっとこの人たちにも説明してあげてね 私すぐ店に帰らないといけないから・・・」
ちょっと待った! トイレの電灯が点かないよ 忙しければ取り替えようか?
そお!? 助かるわ 喜んで電球出しておばさんは店に引き返した。
しかしなんともにくめないさわやかなおばさんだほんとに家に帰ったみたいだ。

後から来たへんろ二槽式洗濯機の使い方が分からないらしい・・・出て行って説明する。
入浴、洗濯を済ませ夕食はドライブインまで歩いて行かねばならない、その時刻を待っていたら携帯電話に奈半利警察署から電話。


「杖のキャップを拾得しているので取りに来て下さい」
名札をつけていたので電話くれたらしい 往復10km、250円のキャップをタクシーで取りには行けるか。
要らない!処分してくれるように云ったら今度は持ってくるという、持ってこなくていいまた買えばいいのだからと云っても「思い出や、愛着もあろう」などと云う、そんなのないんだけどなあ・・・
ドライブインのおばちゃん D・77の夕食



浴衣を着て下駄を履いてドライブインの駐車場で震えながら待つ事しばし黒塗りの乗用車が来た、ひょいと渡してくれて終わりと思いきや ちょっと後ろに乗ってください ああいやな気分・・・
「まづ遺失届を作りますから 何時ごろどの辺りで落としたらしいとか色々聞かれて署名拇印、続いて受領書にも、この間20分くらいかかった。
拾得者は権利を放棄すると言っていますがお礼は云っといて下さい。
はいはい。

民主警察せっかくの善意、お礼に地元の銘菓「野根まんじゅう」700円固辞されたが拝み倒して渡し一件落着。

          歩数31200      距離 19.6km

最近(2004年末)どうも気になって仕方ない事がある それは前述のピアッツアだ又自分の早合点ではないかと思えてならない。
スーパーでピザを買ったら「ピッツア」となっている 一つのメーカーだけではない他のメーカーのもだ。

私は以前「四国のへんろ道を世界遺産に」を「四国の道を世界遺産に」と早合点して文句タラタラ書いたそして訂正を入れた。
そんな私だから確認したわけではないがピアッツアはおそらくピッツアだったのだろう訂正させて頂いたほうが良さそうだ・・・失礼しました。

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テレビ    100
饅頭 55
ピザ 1,575
ジュース 240
電話 30
お礼饅頭 700
本日計 2700
累計 142,199