通算20日目

2004.3.24(水) 雨後晴れ

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    ホテル空港 〜 31番 竹林寺 〜 32番 禅寺峰寺 〜 33番 雪蹊寺〜民宿高知屋


 7:15強い雨をおしてホテル空港を出発
31番 竹林寺へは五台山の北側からへんろ道を登ることにした。
細く急な坂道 左上の果樹園には雨に濡れた純白の梨の花が満開であった。
右斜面には墓地が続き少し先の墓石は雨にけむった中にうっすらと立ち幻想的な雰囲気をかもし出していた。
 雨けむる 竹林寺への へんろ坂 こけむす古墓は なにを思うや

牧野植物園の中を通り抜け坂を下って竹林寺へ8分咲きの桜が雨に打たれ石段を白く染めていた。
竹林寺を後に下りのへんろ道に入った石畳が雨に濡れつるつる滑る、用心しながら道の端の石の無いような所を選んで下る。
竹林寺多宝塔

あっ!これは一体どうした事だ車道から数十メートル離れたこの山の中に「ふとん、風呂の椅子、湯桶、食器類等」が捨ててあった、ごみの収集日まで待てなかったのか・・・
相変わらず雨は強い川の中のあちこちでボラが飛ぶこの辺りは海に近いのだろう。
途中、小さな農作業倉庫前に自販機が数台あった、どうもへんろ休憩所みたいな感じがする,引き戸を開けて中に入った丸テーブルと長椅子が二脚あるが積み上げ片付けてあった、若しかしたら地区の撰果場!? 汲み取り式トイレもある・・・?
石津さんは気にしないで休ませてもらいましょうと云うがどうも落ち着かないここの自販機で買ったお茶を飲み早々に出発した。

あとになって気が付いたサングラスを忘れた ああ3500円の泣き別れ。
 32番 禅師峰寺(ぜんじぶじ)は山の峰に巨岩と寺が共存している。
納経所から寺の奥さんが出てきてそこの桃の木は紅白の花が咲く珍しい木だと説明してくれたがまだ咲き初めでちょっと寂しい感じがした。

禅師峰寺 禅師峰寺参道 禅師峰寺境内より 雪蹊寺

種崎のフェリー乗り場へ向って歩く 民家の玄関口には橙をつけた正月のお飾りに似たものが飾ってあるこれは安芸方面でも度々見たが果たして???
種崎から無料の県営フェリーで5分、長浜に着いた1km歩いて33 番雪蹊寺へ昨日貰ったお接待の300円今日の三ケ寺へ100円ずつ納めた。
門前の高知屋へ投宿、建物は古いがよく気の付く温かいもてなしの宿であった。

           歩数 32000歩   距離 17.7km

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3/23夕食 1,850
ポカリ 150
納経料 900
昼 食 1,134
ビール・酒 800
本日計 4,834
累 計 178,106