通算21日目

2004.3.25(木) 曇り後雨

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     高知屋 〜 34番 種間寺 〜 35番 清滝寺 〜 喜久屋旅館 


 6:10高知屋出発6.5km歩いて34番 種間寺着 参詣後納経所へ。
納経所には墨液のたっぷり入った大きな硯があった、硯の大きさは大学ノートよりやや大きめ高さ5cm位で山のように末広がりになっていた。
良質の石材が出る高知県西部で作っているとのとの事であった。

種間寺を後に春野町から土佐市へ向って歩いていたら昨夜宿で一緒だった18歳の大学生にあっと云うまに追い越された 若者は足も長いし歩く姿勢もいい満身に力がみなぎってようだ彼は今日33km先まで行くと云う。
我々カタツムリにはうらやましいかぎりだ。

 春野町に入ってから左のような石垣を良く見かける おむすびのように先の尖った岩を一列に並べその間、間に今度は岩を逆さに置きこれで上はほぼ水平、ここに塀を築き上げている、最初のうちは料理屋か郷土の資料館などかと思っていたたがどうもそうばかりでもないらしい・・・成功者の証か 内側は築山になっているようだ。
豪華な塀


仁淀川大橋が来たこれを渡れば土佐市だ、しかしこの橋は長いそれに車が通るたびに大きく上下に揺れる気分が悪くなってきた。
橋を渡った後もしばらくの間道が揺れている いや自分が揺れているのだ。
6.4km歩いて今晩の宿「喜久屋」へ寄りザックを降ろし3.1km先の35番 清滝寺へ向う。

清滝寺は山腹にあり境内には桃や桜の花が今を盛りと咲き誇っていた。
納経後見晴らしのよいベンチで弁当を食べる、眼下には土佐市の町並その向こうには大きな仁淀川や長い長い橋が霞んで見えた。
清滝寺仁王門 清滝寺

またここで昨夜同宿だった20歳位の娘の歩きへんろに追い越されたこの娘も今日これから14km先まで行くとの事。
我々は3.1kmバックして喜久屋14:10着

          歩数  33200歩   距離 19.1km

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旅館高知屋 6,500
納経料 600
文旦自宅送り 9,500
お茶・弁当 330
本日計 7,430
累 計 185,536

文旦=合計に含まず