第13日目 02年4月22日 (月) 雨のち曇り
安原氏宅 〜 39番 延光寺 〜 40番 観自在寺
〜 旅館 きさらぎ(御荘町)
早朝離れの二階で目が覚めた昨夜からの雨が相変わらず降り続いている、傘を借りて数十メートル下の海岸へ・・・熱帯雨林のように湿度が高く薄暗く鬱蒼とした急な坂を下ると遠浅の海岸へ出た。
ごーっと迫って来る凄い波と海鳴りに圧倒された。
ここは中村市鍋島サーフィンのメッカだ 遥か東京から来る人もいるとか・・・がってん。
待合室、治療室には骨董品を多数展示してある陶器類、箱火鉢、階段タンス、太鼓、尺八、幟、その他色々みなネットのオークションで買ったとか。
尺八はへんろに出たときお経の変わりに曲を奉納すると言う・・・素晴らしい。
小雨にはなって来たが雨は上がらないカッパは破れているし・・・。
安原さんは天気が良くなるまで何日でも居ればいいと云ってくれるがそう甘えるわけにも行かないし・・・。
どうしても発つのなら・・・と93才になるお父さんが寺参りの人に着てもらえればありがたい、と云って昔石鎚山参拝の時のカッパを物置から探し出して来た。
安原さんは早朝より施術中、どうやら出勤前のサラリーマンが来ているようだ。
お父さんと二人で朝食を頂き貰ったカッパを着てさあ出発だ、20号への道、分かりますか?はい、はい!出発。
ところが・・・別れ道が何ヶ所かあった、人家のない山の中で分からなくなってしまった。雨の中、時たま来る車は疾走し水しぶきを上げて通過する聞くに聞けない、立ち往生だ。
やっと一台の車が止まってくれた。
39番延光寺に向けてひたすら雨の56号線を走った。うっかり標識を見落として行き過ぎては大変、何度も尋ねながらやっと着いた。観光バスも来ていない。歩き遍路さんが2〜3人。雨がしとしと降り続いている静か過ぎて寂しいお寺だ。
また雨の56号線を御莊町へ向けて走った、何カ所もトンネルがあった、650mを歩いて通り抜けたトンネルも。
坂道が多い押したり乗ったりしながら・・・3時頃やっと雨が上がった、登り坂の途中でカッパを脱いだ。カッパは汗を通さない、衣服は雨には濡れていないが 汗でビッショリ・・着ても脱いでも同じ事・・・?
更に走って御莊大橋を渡ってふと気になった行き過ぎた!のでは・・・?なにしろ次の寺までは30`ある、ただ無心に走っているだけだった。
人影はない聞く人がいない、橋をバック、お婆さんがいたので聞く、寺はすぐ近くだった良かったグッドタイミング・・・空海様。
素泊まりでよければいいですよ!と宿も取れた。40番観自在寺お参りを済ませてからコンビニで弁当、ビールを買い風呂へ・・・熱い 熱湯だ
シャワーを浴びてビール・・・うまい!
本日の走行距離 58.2km
累計距離 701.2km
AV 12.8km
目次 | ←前日 | 翌日→ |
ちゃんぽん | 650 |
夕食・弁当・ビール | 1,849 |
缶ジュース | 150 |
お賽銭 | 20 |
合 計 | 2,669 |
累 計 | 133,096 |