通算第16日  02年5月12日 (日) 曇りのち晴れ          
           まつちや 〜 
ホテル 富士(久万町)             

旅館「まつちや」の女将が すぐ近くに日本で一番古い学校「開明学校(明治15年建築アーチ型の窓をもつ和洋折衷の校舎)国指定重要文化財」がある ぜひ見て行けと云う 6:45出発見に行った。ご自由にお入り下さいと書いてあるが鍵がかかっていて入れない。
由来を書いた看板もない写真2枚撮って45番岩屋寺に向けてぺダリング開始90`あると云うどこまで近づけるか。

R56を走って鳥坂峠〜鳥坂トンネル(1117m)を抜け東に走って宇和町〜大洲市へ入った。
しばらく走ったところで大洲バイパスに進入しているのでは?と不安になった。道路標識の背景色が紺から空色に変わっている。ここは誤進入しやすいので注意していたのだが・・・。
幸い近くに降り口があり降りたが聞くところがない、通りかかった車に手を上げる、車からわざわざ降りて来て大きな地図帳をボンネットの上に広げ詳しく説明してくれた、食事の美味しい店までも・・・バス会社へ勤めているとか云ってたなあ。
一期一会、お礼のしるしにお札渡すべきだった、又ひとつ他人の親切が身にしみた。

やがて五十崎町から内子町へそして379号線に入りトンネル2つ抜けて坂道を登って行く。道端にミニ公園、眼下は深い谷、谷の向こうは道よりも数十b低いところに大瀬小学校や工場、民家その後ろは高い山、ここは沢筋の町なのだ。
石のベンチで小休止、乾パンをかじり水を飲んでいたら 通りかかった奥さんがトマト二つくれた。白衣を着ていたので接待してくれたのだ。
あっ!この人にも・・・お札・・・忘れていた。

更に進んで小田町へ田渡川を渡って380号線へ蛇行した川に沿って下ったり登ったり。
小田町日野〜真弓トンネル(標高600m)までが長かった登りだけで8`はあったろう。
長いトンネルを抜けて下って久万町伊予落合で33号線進入3:30分。
ここで考えた20`先まで行くかここで泊まるか決断しなければ途中に宿はない。
谷に沿って走る山道、乗って走れる距離がどれだけあるかがつかめない。
ここで泊まる事にしようリバーサイドホテル富士に入った。
ホテルは深い渓谷を背に建っている。玄関を入ったところから階段を下りれば大浴場、洗濯室、調理場、食堂etc。
裏の峡谷は水が岩に砕けて真っ白音も凄い窓を開けているとうるさいくらいである。誠に清潔でいいホテルだ。
洗濯は二層式洗濯機0円、全自動洗濯機、乾燥機各100円 乾燥機、洗濯機とも5台ずつあり。二層式と乾燥機を使う。

本日の走行距離69.4`、大きな峠が二つもあったので疲れた。
「まつちや」の女将さんより番外の「十夜ケ橋大師堂」には是非寄って行くようにと云われていたがいつの間にか通り過ぎていた。

 「十夜ケ橋・・・寒い冬の夜弘法大師が愛媛県大洲付近で一夜の宿を乞うたがどこも断られた、橋の下で厳しい寒さに耐えながら夜を明かした、一夜が十夜にも感じられたとの事からこの橋を十夜ケ橋と呼び下では弘法大師がおやすみなので金剛杖をついてはならないという決まりになったと伝えられている」

夕食の時歩きへんろが十夜ケ橋大師堂に寄ったかと聞くので、いつのまにか通り過ぎていた・・・と言ったら、あきれていた・・・あんなに大きな看板があったのに?!?
目が悪いからなあ・・・。

本日の走行距離    69.4km
累計距離       842.3km
AV            11.9km

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まつちや旅館 7,100
お  茶 120
洗  濯 100
ビール 450
合  計 7,770
累  計 174,501