吾妻山国民休暇村→30山頂→40国民休暇村
朝から好天気に恵まれる これからは紅葉が期待される 家内は今日は予定が無いとの事で久々に一緒に出掛ける 少し疲れている様子なので比較的楽なコースと考え 8月に登った吾妻山に行く吾妻山の標高は1239mであるが登山口に当たる吾妻山国民休暇村は標高1000mあり標高差は200m少々である
国民休暇村で吾妻山の自然ガイド 吾妻山の植物(草花)300円を購入する 吾妻山の由来が記載してある 古代神話の主役である伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が、比婆山に眠る妻・伊邪那美命(いざなみのみこと)をこの山頂に立って「吾が妻よ」としのんだという事から吾妻山と名付けられたとの由天気も良く 駐車場はすでに一杯 沢山の人が訪れていた 休暇村が標高1000mあるとおり周辺の木々は早紅葉が始まり美しい 紅葉していない緑と紅葉が始まった黄色との色合いがなんとも言えない 透明感が感じられる 青空も色の配色に大きく影響する 紅葉した葉を通しての色合いはまさに自然のステンドグラスである
休暇村のある池の原の一帯は天然芝に覆われている 芝も秋の色である 芝の色は青々としたところが良くその点色合いが淋しい 8月には結構にぎやかに咲いていた花々も残骸となっている これも又淋しさを感じさせる とはいえ マツムシソウは息の長い所を見せまだ所々に咲いている リンドウが主役に変わってきた 笹の葉の緑の絨毯からリンドウが太陽の光を吸い取らんとばかり顔を出す リンドウは晴天の時に限って花を開くと記載してある そう言えば日の当たる所に咲いている 紫色が美しいヤマラッキョウも特徴のある花を咲かす ウメバチソウは厚みのある白い花弁を誇っている 白または少しピンクがかったイブキトラノオ とまだまだ豊富な花を楽しむ事が出来た
山頂への登山は花や紅葉をあれこれ楽しんでいる間に着いてしまった 時間的には30分程度である 山頂の眺望がまた素晴らしい 比婆山 烏帽子 立烏帽子 池の段など先日登った山々が目前に見える 大山はかすかであるが遠望出来た 8月には小鳥の爽やかな鳴き声に聞き惚れ、今日は録音しようと準備してきたが 人が多いのと季節のせいか小鳥の鳴き声は聞けなかった
下山は南の原の方向に降り キャンプ場を通り 休暇村に 花や紅葉を楽しみながら下る 40分の散策であった 休暇村で高野りんごを購入するゴールデンデリシャスでなかなかの美味である
前回吾妻山に登った時は六の原(比婆山登山口)からであった 吾妻山国民休暇村には沢山車が来ていた事からそこまで車でアプローチする事とした 地図から見ると東城から314号で北上し183号に乗ってから別所まで行き県道に入り休暇村に向かうルートと庄原から432号に乗り比和を過ぎ山王から逆向きに県道に入るルートがある 1/100,000の道路地図では道幅の精度は読めない 県道を10Km以上走るので道の情報が欲しいのであるがわからないので 東城からアプローチした 結果的には失敗であり県道の熊野から越原までの8Kmほどが狭い山道でおまけに結構対向車があり離合には苦労するし 道はくねくねで大変な思いをした帰路は庄原経由で帰宅したが こちらはそうした隘路は無く順調に走る事が出来た 所要時間は両者大差なく ただ中国自動車道の料金は庄原〜新見が1550円と割高である
往き(東城経由) 152Km 帰り(庄原経由) 173Km
追記:1/25,000の地図を走ったあとでつぶさに見ると隘路が読める 山の部分しか地図を購入していないので道路地図とのつながりがわからなかった 山岳部の走行には1/25,000の地図を上手く利用するのも良い方法と思う