笹尾山



標高 268m    難易度 ☆     登り60分 下り50分   岡山県

倉敷からの距離   50Km        登頂日 ’97/01/26   ガイドブック  


駐車場所11:00−煙突のある窯11:05−ヤブコギ−12:00山頂12:15−自動車道12:55−駐車場所13:02

登山
  夕立受山(ゆうだちうけやま)209m・笹尾山(ささおやま)268m・西大平山(にしおおひらやま)327mはいずれも備前片上湾の近くの山 雪の熊山に登る予定で出発したが、天気が良く、金曜に降ったと思われる雪も連日の好天で溶けてしまった可能性がある事 そしてついでに登ろうと思っていたこれらの山は片上湾の景色が期待出来るので天候が良い時を狙いたかった そうした訳で急遽予定を変更しこれらの山に登った

 ガイドブックの記載に従い煉瓦作りの煙突を見つけ その横の道に入るが すぐに道がわからなくなる なんとか沢沿いにルートを見つけ登ってゆくが道らしきものは無くなり ヤブコギである トゲのある蔓草があちこちにありイタタと立ち止まる事が度々 シダが繁っている所を強行突破したり 勾配はかなり急で草木に掴まらないとずるずると滑ってしまう 丈夫そうに見えても枯れていて簡単に折れてしまうものや 掴まるとトゲのあるもの等を避けながら少しでも上へ上へと目指す

 山の名前の由来が解らないと記載してあるが 名前が名前であり簡単にギブアップする訳に行かない 山頂には自動車道が通じているので 兎に角上に行けば良いと奮起する 帰宅し風呂に入った時あちこちにトゲに引っかけたキズがありしみる また,ずぼんのポケットには山の名残が随分入り込んでおり奮闘した証拠が残っている

 そうこうする内に尾根筋に出て歩きやすくなる 反射板を備えたピークに出てきてヤレヤレである ピークから片上湾の景色が素晴らしい 夕立受山も見る事が出来る 児島や鷲羽山からの瀬戸内海の景色も好きだが養殖筏が広がっている片上湾の景色も違った趣を与えてくれる

 山頂の三角点を見つけ 着替えをしてから下山 下山は三角点からアンテナのある方向に進み 工事中の自動車道を下ってゆく 自動車道が切れる地点から先に小径が付いているので 見失わないように小径をたどる どんどん下ってゆくとやがて電柱工事の為に整備された比較的広い道に出る その道を北の方向に進むと自動車道に出る



アプローチ
 国道2号線から国道250号に入って最初に片上湾が見える所で右折し九州耐火煉瓦工場に向け数百m進む 工場従業員用の駐車場であろうか 何も記載が無く 駐車している車も無かったのでそこに駐車させてもらう