倉敷からの距離 81Km
登頂日 ’98/09/26 ガイドブック
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駐車位置9:45−10:12T字路−10:20山頂10:26−10:35NTT無線塔−10:40展望台10:55−11:25国道−11:31さぎゆばし−11:59駐車位置
大山(おおやま343m)は「岡山県の山」に紹介がある 湯郷温泉郷を眼下に見下ろせる 展望台からの眺望は申し分ない数日来,秋雨前線が停滞しており天気が安定しない 予報では降水確率が高く山行きはあきらめていたが 今朝になり降水確率が20%と下がった 前線の状態を見て急遽ここを選ぶ この山を登った後、天候を見ながら 黒見山・男滝山を狙う 男滝山が一番手応がありそうなので、最後に登る計画とする
駐車位置から舗装道路を登る 小学生の通学路との事 結構傾斜がある 舗装は最初の少しだけと記載しておるが 全部舗装されていた しかし車が走れる車幅の保証は無い 路面に濡れた落ち葉があり滑りやすい 注意しながら登る 道の脇には渓流が流れている 渓流のせせらぎの音は耳に心地良いが 渓流は乳濁している 地質が影響しているのか生活用水なのか不明であるが 乳濁していると渓流と書くのも気がひけるし せせらぎの音も雑音が入っているようですがすがしい気分になれない
イヌタデやミゾソバとタデ科の花が咲いている ミゾソバが群生していた ツユクサも顔を出すいずれも良く見かける花である マンジュシャゲ(彼岸花)があちこちで顔を出す 今が盛りと咲いている この花は山の中では見かけない キツネノカミソリと似ているので調べて見ると同じヒガンバナ科であった
T字路にさしかかるとその先に民家がある 茶畑などが広がり丘陵となっている 大山神社もすぐ見つかった 神社に向かって左上が山頂の位置に当たる 神社の右手の道を登り分岐を左に曲がって行けば良い 畑に沿った脇に三角点がある 三角点から戻り NTTのパラボラアンテナを目指して進み その脇を抜けて展望台を目指す 展望台周辺は整備されている
展望台からの眺望は素晴らしい 天候も薄日がさすようになり見通しがきく 20万分の一の地図を出して山座同定を楽しむ 展望台は那岐山や滝山 山形仙が丁度正面に見えるよう配置されている 右手には後山・日名倉山など また,左手には泉山・ 花知ヶ仙などを一望の元に見る事が出来る 周辺に高い山が無いので広範囲にわたり眺望をほしいままにしてくれる こうして,山の相互位置が把握出来ると楽しさが更に増す
下りは展望台に続く二車線の道路を降りる この道路は1/25,000の地図にもガイドブックにも記載が無い どこに降りるかと思うと 山肌を巻いてガイドブック記載のルートに合流した 国道から展望台まで車で簡単に登れるので湯郷温泉を尋ねた時には寄ってみたら良い 湯郷温泉からはさぎゆばしを渡って左折し吉野川沿いを進むとooyamaの案内があるのでそこを右折すれば良い
駐車位置までは国道沿いの歩行 時速6〜7Kmで飛ばす 小雨がパラツキ出した
2号を走り県道96を経由して和気に出、374に乗る 吉井川沿いを走るのは久しぶりである 数日来の雨で水嵩を増しており堰のある場所ではごうごうと流れておりその勢いに驚かされる 湯郷温泉の手前に位置する樫村のバス停を目印とし その先にある廃屋になった喫茶店の空地に駐車する