鍵掛峠11:00−11:23文殊越合流−11:47鳥越峠−12:22尾根曲がり−12:351385mピーク−12:51烏ヶ山山頂13:17−13:331385mピーク−13:45尾根曲がり−14:12鳥越峠−14:35分岐−14:51鍵掛峠
烏ヶ山(からすがせん)標高1448mは一年振り 先週は大山を訪ねた 紅葉の進捗状況を追う随分と気温が下がり 肌寒さを感じるようになってきた 期待していた紅葉はまだ早い ここ数日冷え込みが厳しくなり急速に紅葉が進むものと思われる 一昨年は10/18に訪ね 紅葉真っ盛り 昨年11/3ではすでに終わり 良い時期に出会えるのはなかなか難しい
鍵掛峠からの登山道は紅葉の美しい場所 一昨年の紅葉が思い出される 木々は心持ち色づいている 登ってゆくに従って 色具合が少し変わった?ように思える 木漏れ日が心地よい温もりを与える 木陰を求めた夏場とこんなにも違う 季節の変化を実感させられる こうした季節の大きな変化が”あるがままの姿に同化させる”という無常観をはぐくんできたような気持ちがなんとなくわかる
文殊越からのルートと合流するまではゆったりとした道 合流後アップダウンがあり鳥越峠にかかる地点で少し急な登りとなる 合流後のルートでユキザサのルビー色の実 サワフタギの青い実 特徴あるツリバナ 可愛いコマユミ ナナカマドの赤い実と楽しみが多い アマドコロの実だろうか濃紺の実を見つけた 葉の形から推測しているので違っているかも知れない この時期になると花は終わりかと思っていたところ峠に向かう急斜面に アザミが花を咲かせていた 随分とパワーのある花だ
峠からの登りは後方の槍ヶ峰の景観が気になる 後ろを振り向き 視界が広がる様を楽しむ このあたりに来るとブナの葉は色づいている 尾根筋の木々は激しい風や気温の変化にさらされゆるやかに変身する余裕もなく 落葉する憂き目にあるようだ
尾根道沿いに生えている笹の背が次第に高くなり ルートを覆う 足元が見にくくなる 笹の葉がつゆをつけていなくて幸い つゆがあればレインコートを着用しないとずぶぬれになってしまうに違いない また 尾根ルートのアップダウンはかなりの勾配がある 笹の葉を掴みながら登ったりくだったりする 軍手を準備しておく事が必要 このルートでマムシグサの赤い独特の実を幾つも見つけた
尾根の急登から突然視界が開けルートは90度曲がる そこはホツツジの紅葉が美しい場所であるがまだ時期が早くその気も見えない 右手に烏ヶ山の山頂が見えてくる 1385mピークは烏ヶ山を前面に見て眺望が良い 今日も一組のパーテイが昼食休憩をとっていた 狭いので一組分しか空地がないが山頂が満員の場合 こちらを利用するのも手
ピークから山頂までのルートはごつごつした山頂へのアタックルート ローソク岩など周辺の景観も抜群 足場が悪いので注意が必要 積雪期は相当危険なルートとなろう 技術無くしては無理ではなかろうか? 岩の間を縫うようにルートが出来ており 木々に掴まりながらはい登り山頂に
山頂は大賑わい リュックを置く場所を見つけて一息入れる 大山山頂には雲がかかっていたが大山三鈷峰から矢筈ヶ山を俯瞰出来る 反対側は皆が山から蒜山と眺望は思うがまま 紅葉は大山山麓の樹林はまだ 標高の高い部分が少し色がある程度 いよいよこれから紅葉前線がスタートする
雲行きが怪しくなり 下山する 黒い雲が出てきたので これは降られるかと覚悟したが 雲は消え太陽が顔を出す 心配させられたり 安心したりを繰り返しながら往路を戻る 太陽はすっかり雲に覆われてしまったが幸い雨に降られず車に
国道180号を行く 久々に青空が広がり 高梁川が美しい 今日の高梁市上空は不思議な事にガスが出ていない 天気予報は前線の移動でくるくる変わる 昨晩,鳥取地方の降水確率40%であったが今朝になり30%に下がり ラジオでは東部を除き20%とまずまず 明地峠から大山〜烏ヶ山が良く見える 先週より視界良好である面白い事に気が付いた 新見で182と分かれる三叉路から高尾で181と合流する三叉路まで30Km以上の距離に信号が無い 交差する主要道路が無く 交通量も少ない為だろうが 嬉しい事だ
高尾で181に乗り江府で482に 烏ヶ山の特徴ある山頂を正面に見たり 左手に見たりして山懐に入ってゆく 県道315で左折 大山蒜山循環道に出て左折し鍵掛峠に向かう 駐車場はかなりの車 空地を見つけ駐車