駐車位置10:13−10:25車危険表示−10:33林道分岐−10:43山道−11:00雌山山頂11:07−11:20ピーク1−11:29ピーク2−11:39雄山山頂12:07−12:15ピーク2−12:23ピーク1−12:35雌山山頂−12:46山道終わり−12:55林道分岐−13:02車危険表示−13:12駐車位置
雌山(めんぜん1067m)雄山(おんぜん1153m)は大佐町の山 雌山〜雄山の尾根道が切り開かれ雌山から雄山に登れるとの情報を柴原さんや谷口さんのホームページから得た事から訪ねてみる事に雌山も雄山も98年の12月に登った 前者はルートを迷いヤブコギでなんとか山頂に立てた 後者はヤブコギ覚悟でチャレンジし,ルートを失いかけたがリカバーし山頂に立てた そうした意味合いからも印象が深い 難航した山だけにどれだけ整備されているか楽しみだ
車のすぐ脇にコアジサイ タニウツギ サワフタギが花を咲かせている 前方に雌山からの山並みが見える この位置からは右端に位置する雄山は見えない 林道を登ってゆき10分程ゆくと車危険の表示がある このあたりから雌山から雄山まで一連の山並みを見る事が出来る
林道分岐には雌山・雄山登山道の標識があり 何ら迷う事なく登ってゆける 前回迷った分岐の所にも登山道の標識がある 分岐には私が付けたテープのマークがまだ残っていたがこのマークの役目は終わってしまった
登山道沿いを何人もの人が除草作業を行っていた 登ってゆくとまた作業をしている方が・・ 雌山山頂までに10名程を数えた 尾根を行くと10名余りの方々がチェーンソーを片手に戻って来られた 雄山の山頂まで除草作業を終えて戻って来られた由 頭が下がる
山での植物の生育は実に驚くべきものがあり ヤブ枯れの時期とヤブが茂っている時期では様相を全く異にする 現に前回迷い込んだ隘路は今は雑草が茂っており これだけ茂っていればとても迷い込みそうもない 尾根ルートも一度は刈り払われてもそのルートが果たして維持されているか確かめたい思いもあった 多くの方々がこうして除草作業をされている様を目前にし維持に相当力を入れている事が分かった 安心して登山を楽しめる
話を登山に戻そう 何ら迷う事なく林道終点に ここから山道に入る 山頂まで20分と記載がある 花を期待していたが特に目につく花は咲いていなかった 山頂近くでカタクリの葉を見つけた シーズンには可憐な花を咲かせることだろう
雌山山頂に出る 山頂に新しい標識が立ち大井野PR企画委員会と記載がある 山頂からは雄山が大きく見える 眺望もまあまあ 雄山45分との標識がある
写真を撮ってから尾根ルートを行く 熊笹の切り株が切り払ったヤブを思い起こしてくれる このヤブルートを行くのでは相当しんどい 今は切り株に注意を払えば良く実に快適 ヤブコギに比較しての話である 切り株が残っているので厚底の靴を履くようにした方が良い
所々桧の樹林帯を歩く 足元が腐葉土で実に心地よいクッション 桧の樹林特有の冷気が迎えてくれる 心なしか小鳥達の鳴き声も心地良さを謳歌しているように聞こえる
途中でアカモノを見つけた 白い小さな花である ピンクの花弁が落花しているのを見つけ上を見るとタニウツギが咲いている 切り株に注意が取られるので周辺を見回す余裕が無い 落花した花弁の情報も貴重な情報となる
たいしたアップダウンもなくピークを二つ過ぎて二等三角点のある雄山山頂に 尾根や途中のピークからの眺望は余り得られない 樹木の間から大佐山がちらほら見える程度 だが雄山山頂からの眺望は素晴らしい 360度思うがままである 地図を出ししばし山座同定を楽しむ
雌山同様大井野PR企画委員会の標識がありまた平成11年10月24日と記した縦走路開設記念のポールがある 山頂も刈り払われ随分と広々としている タニウツギ ツツジ オオカメノキなどが花を咲かせている 前回ヤブコギをして登った時に感じた秘境の面影は無い この展望である是非多くの人に楽しんで貰いたい
下山は登ってきたルートを戻る
山の難易度を示す☆マークは登山道が整備された事からそれぞれ一ランク下げておこう
180号で新見に出、県道32を大佐町方面に向かう 大佐山への交差点を直進し次の交差点を県道58へ左折する 県道58を数Km行くと新庄方面に右折するが右折せずに直進する 長い坂を登ってゆくと右手に大佐ダムが見えてくる 大佐ダムを過ぎてすぐの三叉路を千屋に左折 大井野川沿いを登ってゆく 御洞渓谷を過ぎ 大井野の集落に出る 道路沿いにシイタケ狩体験 トマト狩体験 乳しぼり体験などの標識が並ぶ 村おこしを色々と企画している様子がわかるバスの終点を過ぎ 千屋方面に進むと雌山登山口の標識がある そこを左折し道路脇の空地に駐車させて戴く